はじめましてこんにちは!
管理人のコビーです。
当ブログでは県立を中心とした茨城県内の中学入試、そして高校入試の情報を発信しています。
中高入試は情報戦なので、知らないといけないことが沢山ありますよね。
下の目次から、あなたが欲しい情報がきっと見つかるはずです。
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茨城 中学受験を検討する前に知ってほしいこと2つ
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中等教育学校と附属中の違い メリット&デメリット
茨城県は県立の中高一貫校が日本で1番多く、その数は全部で13校です。
中高一貫校には10校の県立附属中と3校の中等教育学校(中等)があります。
違いは高校受験の有無だけですが、これが結構大きく違うんです。
水戸やひたちなかでは勝田中等と水戸一高附属で迷う人もいるでしょう。
つくばや土浦では並木中等と土浦一高附属はどちらも魅力的ですよね。
選ぶ時はそれぞれの特徴を考えて選びましょう。
附属中には高校入試がありますが、中等にはありません。
附属中では高校入試があると言っても内部進学できるので、外部進学しない限り希望すれば進学できます。
高校から新たに入学生が混ざるので、中学は心機一転できる点が1番大きなメリットでしょう。
一方で中等では高校から入学する人がいないので、中3には高校の範囲に入ります。
高2の夏ごろには高校の全範囲が終わるので、1年以上は大学受験の準備ができるんです。
中等は大学受験の準備期間が長い点が最大のメリットでしょう。
偏差値や評判だけで選ぶのではなく、適性を考えてよく検討することが大事ですよ
附属中と中等どっちの進学実績が高いの?
ぶっちゃけ中等の方が実績が高いです。
2025年現在で並木中等と古河中等しか1期生が卒業していませんが、どちらも周辺の高校よりも高い実績を出しています。
県立中高一貫校の進学実績をまとめていますから、ぜひ読んで確かめて下さい。
総合してみると並木中等が堂々の1位です。
水戸一高附属中や土浦一高附属中でも並木中等には勝てません。
県立トップ3校を比較した記事も出しているので、気になる方はお読みください。
古河中等も頑張っていて、GMARCHの現役合格率は並木中等を抜いて1位でした。
筑波大や東北大の現役合格率でも、古河中等は下妻高など周辺の高校から群を抜いています。
勝田中等は2025年現在ではまだ1期生が卒業していませんが、将来の実績が楽しみですね。
実績だけを見るなら中等一択と言えるでしょう
茨城 中高一貫校の入試対策で知っておきたいポイント6つ
中高一貫校の入試の仕組み
附属中でも中等でも入試の仕組みは同じで、1月に試験があります。
2026年は1月10日に試験があり、合格発表は1月22日です。
年が明けたらすぐに試験なので、受験対策は年内に全て終えていないといけません。
適性検査Ⅰ、適性検査Ⅱ、内申、面接の4つで合否が決まります。
内申と面接の点数は学校によって違います。
適性検査の内容など、詳しくは次の記事で確認してください。
特に内申と面接の点数割合の違いは重要ですよ。
竜ヶ崎一高附属中では内申5点、面接45点なので面接が超重要で、内申はあまり関係ありません。
一方で並木中等では内申と面接が半々なので、両方とも大事です。
学校によって攻略法が変わるので、基本情報は見逃さないようにしたいですね
適性検査では何点とればいい?
200点満点の適性検査ですが、並木中等でも8割の160点をとれれば安全圏です。
内申が低い場合は9割を目指しましょう。
学校毎の詳しい目標点数は次の記事で確認してください。
内申点って何年生から関係あるの?
内申点は小5~6年の全教科の評定で計算します。
あまり差がつきにくいので軽視されがちですが、中学入試の倍率は3~4倍があたりまえです。
1点がめちゃくちゃ重いので、次の記事で詳しい対策方法を知りましょう。
面接の対策方法が知りたい
志望動機は家でも練習できるので、ハードルは低いです。
逆に言うと誰でも簡単に対策できるので、かなり高い完成度になるまで練習しないと減点されます。
ポイントは早くなりすぎず丁寧に、相手が聞き取りやすいスピードで簡潔に話すことです。
台本を用意して繰り返し練習しましょう。
いくつか想定質問を用意することも忘れないでください。
鬼門はグループディスカッション(GD)で、慣れるまでに時間がかかります。
GDは同級生と一緒に練習した方が圧倒的に効果的なので、学校や塾で練習するしかありません。
例えば、「どうすれば、よりよいクラスになるか」などの問題解決に向けた姿勢が問われます。
評価されるのは個人が考える解決策ではなく、集団で話し合う姿勢です。
テーマにそって的確な意見を述べたり、他者の意見を尊重するなど前向きな姿勢で議論する練習をしてください。
茨進など無料で練習してくれる塾も多いので、ぜひ活用しましょう。
塾代の相場と通い始める時期
中学受験はめちゃくちゃ倍率が高いので、塾無しで合格を勝ち取ることができるのはごく一部です。
塾無しでは無理とは言いませんが、情報収集や適性検査の対策、面接練習など家でできることは限られています。
中学受験は塾有りが前提なので、塾無しで戦おうとしている人はもう一度塾を検討してほしいです。
中学受験むけの塾の詳細は次の記事で紹介していますから、気になる方はぜひ読んでください。
塾には個別指導と集団塾がありますが、集団塾の方が実績が圧倒的に高いです。
中学受験をあつかう集団塾のコースでは、小4から入塾することを想定したカリキュラムが組まれていることが多いです。
つまり小3までには中学受験をするorしないを決めなければいけません。
中学受験は高校受験以上にお金がかかり、小6の集団塾では月あたりの授業料だけで5万円は当たり前。
教材費や管理費などの雑費、強制参加の季節講習もあるので小6なら年間の塾代は70万円前後が目安です。
個別指導なら通塾時期や費用が調整できるので、出費を抑えたいなら個別指導一択です。
ただ個別指導だと大学生の講師が一般的なので、講師の質が不安定なことや指導力に欠ける点が大きなデメリット。
茨大や筑波大の学生に教えてもらえたら良いですが、勉強が苦手な大学生の講師しかいない地域もあります。
対面ではなくオンラインなら東大生やプロ講師を選ぶことができるのでオススメです。
校舎の維持費がかからないのでオンラインは安いんですよ。
対面では難しい講師の交代も、オンラインなら簡単にできる点も大きなメリットですね。
おすすめのオンライン塾は次の記事で紹介しています。
おすすめの参考書
私立の入試は教科ごとですが、県立の適性検査は国語と社会、数学と理科の融合問題です。
分野を横断する応用力が問われる問題が多いので、慣れていなければ高得点が取れません。
過去問を解くと難しい融合問題にいきなり直面してしまうので、まずは科目ごとに対策すると段階的に対応力が身につきます。
「合格力アップ」シリーズは4科目で別々の分野を学習できるので、何を重点的に対策すればいいかが分かりやすいです。
教科別の対策になれたら、頻出分野を重点的に対策できる「でる順」に進むと無駄なく対応力が身につきます。
全国の過去問をまとめた本もありますが、手当たり次第にやっても身につきませんし、時間もかかってしまうのも難点です。
「でる順」なら絶対に対策しないといけない問題だけに絞って学習できます。
ここまでできれば適性検査には慣れてきているはずなので、過去問に手を出してもいい時期です。
都道府県ごとに傾向が違うので、茨城県の過去問は絶対にやっておきましょう。
茨城 県立高校の入試対策で知っておきたいポイント7つ
県立高校の進学実績ランキング
偏差値がどうだろうが、結局その高校の実力は進学実績に現れます。
志望校を選ぶには、進学実績を確認することが第一歩です。
各地域で人気の県立高校について、現役合格率と進学実績を次の記事で紹介しています。
志望校の選定にぜひご活用ください。
偏差値以上に実績が高い学校もあれば、偏差値から期待されるよりも実績が低い高校もあります。
お父さんお母さん世代の頃は5学区制で、別の学区を受験すると入試の点数が減点されていました。
せっかく学区が統一されたので、実績や校風が気に入った高校に入りたいですよね。
偏差値だけで高校を決めるのではなく、情報を収集することが大事ですよ
県立高校の入試の仕組み
県立は共通選抜と特色選抜の2種類から選べます。
水戸一高など一部の高校では特色選抜を実施していません。
共通選抜と比べて特色は入試の点数が低くても合格できるのが大きなメリットです。
特色選抜は部活の活動成果が問われる体育分野、英語など学問分野での活動成果が問われる文化分野のふたつがあります。
高校によってはどちらかしかありません。
募集要項は毎年10月末に茨城県教育委員会が公開しますから、詳細は入試情報をチェックしましょう。
特色に落ちても自動的に共通選抜の枠でふたたび合否判定されるので、特色は応募資格があるなら積極的にチャレンジした方がいいです。
共通選抜はA群とB群の2種類の選抜方式があります。
さらにB群の中でも内申点重視枠と当日点重視枠の2枠があったり、初めて知る人だと複雑で分かりづらいんです。
合格点の目安や内申点の重要度が変わるので、知らない人はいい機会ですから次の記事で詳しく知りましょう。
最新の入試傾向
入試の難度は年によって変わります。
例えば2022~2024年は過去10年間で最も平均点が高く、入試は簡単でした。
入試が簡単になると難関校ほど点差がつきにくく、1点が命取りになります。
1問まちがえただけで数十と順位が下がるので、簡単だから良いってわけではありません。
2025年では急激に難度が増し、平均点は2021年の頃まで戻りました。
たった1年で27点も平均点が下がったので、当時の受験生はかなり驚いたでしょう。
試験難度のうつりかわりは次の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひ読んでください。
合格するための入試点数と内申点の目安
上で説明した通り入試難度が年によって上下するので、合格できるボーダーラインも年や倍率によって変わります。
入試が簡単になるほど、倍率が高くなるほど合格するためには高い点数をとらなければなりません。
県内主要校の詳しい合格点、そして内申点は次の記事で紹介しています。
内申点って大事なの?
共通選抜のA群に入るには高い内申が必要なので内申の重要度が分かりますが、
B群では内申点重視枠の割合が少ないことから「内申点って重要じゃないよね」って考える人がいます。
例えば水戸一高などの難関校の多くは内申重視:当日点重視の割合は2:8です。
パッと見たら、まるで内申点がほぼ関係ないように見えますよね。
でも実際はB群ほど内申対策が重要です。
A群は内申点だけ見ればいいですが、B群は英検など内申点と直接関係のない部分も対策しなければならないんですよ。
内申は調査書に基づいて計算されます。
調査書について次の記事で詳しく解説していますから、これを機に内申対策を見直してみませんか?
オススメの塾と気になる塾代について
茨城県では中3の4月時点で、約半数が通塾しています。
夏の終わりごろには通塾割は70%を超えるなど、塾はほぼ必須と言えるでしょう。
特に直前期は夏期講習や冬期講習など、多くの受験生がスポット的に塾を利用しています。
高校受験むけの塾の詳細は次の記事で紹介していますから、気になる方はぜひ読んでください。
塾には個別指導と集団塾がありますが、集団塾の方が実績が圧倒的に高いです。
実績は高いですが月謝も高く、年間の塾代は50万円前後が目安です。
個別指導なら通塾時期や費用が調整できるので、出費を抑えたいなら個別指導一択です。
ただ個別指導だと大学生の講師が一般的なので、講師の質が不安定なことや指導力に欠ける点が大きなデメリット。
茨大や筑波大の学生に教えてもらえたら良いですが、勉強が苦手な大学生の講師しかいない地域もあります。
対面ではなくオンラインなら東大生やプロ講師を選ぶことができるのでオススメです。
校舎の維持費がかからないのでオンラインは安いんですよ。
対面では難しい講師の交代も、オンラインなら簡単にできる点も大きなメリットですね。
おすすめのオンライン塾は次の記事で紹介しています。
成績が上がる参考書と勉強方法
通塾率は高いですが、塾無しでも無理ではありません。
知らなければいけない情報も中学受験より少なく、共通選抜では面接がありませんから塾が無くてもやる気と勉強方法さえ分かれば戦えます。
兄や姉が既に高校受験の経験があるなど、家庭でも受験のノウハウがあればさらに良いでしょう。
やり方さえ分かれば市販の教材で成績アップは十分可能なのが高校入試です。
まずは基礎力を上げて350点を目指すことが第一歩。
詳しいおすすめ教材は次の記事で解説しています。
あまり多くの参考書を紹介しても全部できるわけではありませんから、これさえやればOKと言える良書を厳正しました。
実力テストで安定して350点を超えていないなら、ぜひ読んでください。
350点は超えているけど400の壁が厚い。
450点なんてなかなか到達できないと悩んでいるなら次の記事で応用力強化に最適な教材を紹介しています。
250点から350点に到達するのは大して時間はかかりませんが、350点から450点はかなり長い道のりです。
時間をかけて何回も同じ参考書を周回しましょう。
茨城県立高校・中高一貫校の入試対策まとめ
県立中高一貫校、そして県立高校について入試対策で知っておきたい事を紹介しました。
志望校は偏差値だけでなく進学実績もあわせて検討しましょう。
実績は学校の指導力を測る確実なバロメーターです。
偏差値に見合わない実績しかない学校や、偏差値以上に実績が高い学校もあるので偏差値以外にも目を向けると希望進路につきやすくなります。
中高受験は情報戦です。
入試のシステムをよく理解し、最適な戦略をたてましょう。
このブログでは、あなたが勝利をつかむために必要な情報を整理しています。
上で紹介した記事の中にはきっとあなたが気になる記事があるはず。
あなたに桜が咲きますように、微力ながら応援しています。
ではまた別の記事でお会いしましょう!














