高校入試

【現代文対策】水戸一高・土浦一高を狙う中3必携!国語の問題集5選

こんにちは!コビーです。

今回は茨城県内の最難関高校、水戸一高・土浦一高を目指すための国語対策のために、応用問題集を厳選して紹介します!

この記事でわかること

  • 国語力をアップする効果的な方法
  • 難関高校の入試対策に向けた、国語力アップのための応用問題集
  • 問題集のレベル別の組み合わせ

それではいきましょう!

水戸一高・土浦一高の国語で差がつくポイント2つ

「文章は読めたつもりだったのに、答えは全然合ってなかった――」

現代文で伸び悩む中学生がよく感じる悩みです。

難度の高い設問に正答するには、「解くテクニック」を繰り返し練習することが一番の近道です。

設問って内容がだいたい決まってますよね?「筆者の考えは?」「傍線の意味は?」「理由は?」といった問いかけが繰り返し出てきます。内容が平易な文章なら正解にたどり着けても、難解で抽象的な随筆では、同じ問いでも急に答えが見えなくなる。
でも、ここが大事。解くテクニックは常に同じなんです。

「根拠の探し方」「選択肢の削り方」といった“答え方の技術”を、どんな文章相手でも無意識に使えるようになるまで練習する。それが水戸一高・土浦一高レベルの現代文で合格点を取るための絶対条件です。

ポイント

  • 答え方のテクニックを条件反射で使えるほど練習する。
  • 複雑で難解な文章でも正答できるほど、解くテクニックを繰り返し練習する。

難解な文章で練習するためにピッタリな問題集を厳選して紹介します。

水戸一高・土浦一高に向けて実力を伸ばす問題集5選

総合的研究問題集

これから応用レベルにチャレンジする子のための入門書として最適です。

「文章は読めたつもりだったけど答えられない」という受験生にこそ手に取ってほしい1冊。定期テストで学年中位層あたりなら着手できる程度の難易度で、解説がわかりやすく、難問だけでなく標準レベルから徐々にステップアップできるスタイルの参考書です。

基礎文法の確認パートもついているため、基礎に不安がある子でも着手しやすい内容です。

Amazon評価は★4.7、口コミは31件です。ネットの評価をまとめてみましょう。

メリット

  • 解説が丁寧で分かりやすく、解く手順を理解しやすい
  • レベル別に構成されているから、徐々にステップアップできる
  • 良質な問題が多く、受験期の追い込みにぴったり

デメリット

  • 基礎を習得していないと、レベルが高く感じる

応用問題に取り組むなら、まずはこの一冊をオススメします

最高水準問題集

「入試傾向を踏まえて、ワンランク上の対策がしたい」――

そんな期待に応えるのが、この『最高水準問題集』です。茨城県高校入試でも近年増えている融合型問題も取り入れており、傾向を踏まえて発展的な受験対策が可能です。

標準問題と最高水準問題の2段階構成のため、段階的にレベルアップができる点が特徴。前で紹介した「総合的研究問題集」と比べると、解説パートを少なくして演習のボリュームをアップした本です。より沢山の問題を解くならこちらがオススメですね。

Amazon評価は★4.2、口コミは37件です。ネットの評価をまとめてみましょう。

メリット

  • 重要な問題と難解な問題に印がついており、設問のレベルが視認しやすい
  • 応用問題が多いけれども解説も詳しい内容
  • レベル別に構成されているから、徐々にステップアップできる

デメリット

  • 練習にはなるが、この1冊だけで水戸一高・土浦一高レベルには到達することは難しい

解き方の基本から確認したいなら「総合的研究問題集」、問題を沢山解きたいなら「最高水準問題集」ですよ!

最高水準問題集(特進)

基本を押さえたうえで、この本をやりこめば水戸一高・土浦一高のレベルに到達できます

先ほど紹介した最高水準問題集と比べて、さらにハイレベルの発展問題が多く収録され、偏差値70より上の超難関校対策に特化した超有名な定番です。かなり難しめの参考書ですから、基本ができていなければ解説を読んでも理解が追い付かないこともある点に注意しましょう。

Amazon評価は★3.8、口コミは25件です。ネットの評価をまとめてみましょう。

メリット

  • 良問ぞろいで、難関校の対策に効果的
  • 記述問題の解説が丁寧で、いい練習になる
  • ここまでやれば水戸一高・土浦一高に届くレベルになれる

デメリット

  • 解説はあるが、難しいため理解できないことがある
  • 茨城県高校入試は記述問題がほぼ無いため、記述対策をする意味が薄い

近年の茨城県高校入試では、記述問題や類題が徐々に復活してきています。難しくても記述対策にはチャレンジしましょう。

偏差値70突破問題集

最新の入試傾向に留意した難関公立高校に特化した問題集です。

今年から新しく発売される問題集のため口コミや評価はまだありませんが、最高水準問題集(特進)と同等か、それ以上の良書になる可能性がある注目の書としてここで紹介します。

この本は7月5日現在ではまだ発売していません。公式サイトでは、次の点に力を入れていることを紹介しています。

本書の特徴

  • 点差が開きやすい評論・随筆に特化している
  • 公立トップ校をターゲットにしており、近年出題されやすい「生物学分野」「哲学分野」を合計60題収録
  • 偏差値60から偏差値70を突破するための問題集
  • 教科書の枠を超えず、学校で学習する範囲の中で思考力を駆使して問題を解くこと、知識を広げることに特化した内容

最新傾向を取り入れた難関公立高校特化の問題集は、唯一のこの本だけですよ!

難関徹底攻略30選

難関校対策として長年のベストセラーです。

超有名ですが、正直に言うとオススメできません。出版が2008年なので最新傾向から外れている古風な問題が多く、今では上に挙げたような良書が多いからです。

それでも紹介したい理由

  • 問題が古風でも、解くテクニック自体は変わらない
  • かなりの難問が多く収録されているため、ハイレベルな実力を育成できる

はっきり言って、めちゃくちゃ難しいです。国語で満点を目指すマニア向けだと思ってください。

向いている人

  • 既に実力が水戸一高・土浦一高レベルに到達している
  • 応用力は一通り鍛えたけど、まだ物足りないから難問にチャレンジしたい
  • 大学入試も見越して国語力を上げたい

向いてない人

  • 実力がまだ水戸一高・土浦一高レベルに到達していない
  • 国語は及第点まで上げれば満足
  • 高校入試対策だけで手がいっぱい

飽くなき探求心がある人はチャレンジしてみてね!

問題集に手を付ける時期と順番

自分に合わないステップの本を選ぶと身につきません。少しずつ前進することが肝心です。

今回紹介した本をレベル別にまとめます。

応用問題を始める子

  • 基礎力に不安がある場合は「総合研究問題集」
  • 基礎はできていて、数多くの応用問題を解きたいなら「最高水準問題集」

応用問題に慣れてきた子

  • 最新の公立高校入試の傾向を踏まえたいなら「偏差値70突破問題集」
  • 様々なテーマの問題を解きたいなら「最高水準問題集(特選)」

国語マニアの子

  • 難関徹底攻略30選

夏休み前に応用問題を始めて、秋ごろに最高水準問題集(特選)レベルに着手したいですね

水戸一高・土浦一高といった最難関校を目指すなら、「解くテクニック」をひたすら繰り返し練習することが不可欠です。
そのためには、設問のパターンを見抜き、根拠に基づいて正解を導く力を養う必要があります。

今回ご紹介した5冊は、どれも実戦型の問題集ばかり。現時点のレベルに合わせて、段階的に取り組めば得点力は確実に伸びていきます。

正しい教材で、合格までの道を切り開きましょう!

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