「牛久栄進の偏差値ってどのくらい?」
「実力テストの目標点は?」
「倍率と合格点を知りたい!」
今回は牛久栄進の偏差値、倍率、合格点と内申点の目安をご紹介します。
入試の対策方法まで幅広く解説しますので、志望校の選定などにご参考下さい。
それではいきましょう!
牛久栄進の偏差値と倍率
牛久栄進の偏差値(模試別)
| 模試名 | 牛久栄進の偏差値 |
|---|---|
| 茨統(茨城統一テスト協会) | 65 |
| オープン模試(茨進) | 60 |
偏差値は模試によって異なりますので、茨城県内で人気の模試2つの偏差値を紹介します。
茨城統一模試(通称「茨統」)は県内で最も受験者が多いため、判定が正確な模試として有名です。
1月から11月まで年8回と頻繁に実施しているので、ほとんどの人は受けたことがあるでしょう。
オープン模試は茨進が主催する模試で、茨統よりも難度が少し低めです。
牛久栄進の偏差値は65(茨統)ですから、高い基礎力は勿論、応用力も身につけなければなりません。
対策に効果的な勉強法を後ほど紹介します
牛久栄進と近隣校の偏差値比較
牛久栄進と近隣の高校の偏差値を比較してみましょう。表は全てA判定(合格率80%以上)の偏差値です。
| 高校名 | 茨統の偏差値 | オープン模試の偏差値 |
|---|---|---|
| 土浦第一 | 72 | 70 |
| 竹園 | 69 | 66 |
| 竜ヶ崎第一 | 66 | 61 |
| 土浦第二 | 66 | 60 |
| 牛久栄進 | 65 | 60 |
| 水海道第一 | 63 | 59 |
| 土浦第三 | 59 | 54 |
| 藤代 | 59 | 53 |
| 牛久 | 57 | 52 |
| 取手第一 | 54 | 50 |
| 石岡第一 | 54 | 50 |
| 水海道第二 | 54 | 46 |
| 伊奈 | 50 | 46 |
| 取手松陽 | 49 | 46 |
| 土浦湖北 | 49 | 43 |
| 藤代紫水 | 42 | 39 |
かなり立地が優れているので、北は石岡、南は取手、つくば周辺からも通いやすいですね。
主なライバル校は土浦一高や竹園でしょう。
土一や竹園にギリギリ届かない子が牛久栄進に志望校を変えることが多いです。
牛久栄進に自信がない人の場合、土浦三高や藤代が選択肢に挙がります。
各校の進学実績を次の記事で紹介しているので、牛久栄進の実績も合わせてご覧ください。
牛久栄進の入試倍率 10年分

| 試験実施年 | 倍率 | 定員 | 受験者数 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 1.29 | 360人 | 466人 |
| 2024年 | 1.22 | 360人 | 440人 |
| 2023年 | 1.40 | 320人 | 449人 |
| 2022年 | 1.28 | 320人 | 411人 |
| 2021年 | 1.29 | 320人 | 414人 |
| 2020年 | 1.32 | 320人 | 422人 |
| 2019年 | 1.40 | 320人 | 448人 |
| 2018年 | 1.52 | 320人 | 486人 |
| 2017年 | 1.48 | 320人 | 474人 |
| 2016年 | 1.35 | 320人 | 433人 |
茨城県教育委員会の公式資料に基づいて紹介しています。
過去10年間の最低倍率は1.22(2024年)、最高倍率は1.52(2018年)です。
かなり高いですね・・・
2024年から1学級にあたる40人の定員が拡張されました。
2005年のTX開業以降でつくば、土浦周辺の子育て世代が増え続けており、近隣高校の募集定員の需要が高まっている事が定員拡張の理由です。(東京新聞:2023年8月2日の記事より)
さらに土浦一高が2021年の附属中学の併設に伴い、2024年までの4年間で定員が160人も減少したことも募集定員の需要高騰に拍車をかけています。
2022年以降の倍率は1.3を平均値として上昇と降下を交互に繰り返しており、安定しない状況が続いています。
近隣校である竹園高校が2026年度から竹園高校の定員が80人拡大する件について、2025年6月27日のつくば市議会の定例会議で可決された(NEWSつくば)件をご存じの方も多いと思います。
しかし残念ながら、茨城県教育委員会が10月30日に公開した2026年度入試の竹園高校の定員は2025年から変わりませんでした。
竹園高の定員増加は無くなりましたので、牛久栄進の倍率もどう転ぶかわかりません。
念のため、2026年は前年度と同様の1.3倍を予想しておきましょう。
牛久栄進の合格ラインの目安とは?
合格に必要な入試本番の点数と内申点
360点が合格点の目安(2025年入試のA群ボーダー)です
「ちょっとまって、A群って何?」って人は「A群とB群って何?茨城県公立高校の一般入学試験の合格基準まとめ」を読んでください。
例年では380点がA群ボーダーと言われていましたが、2025年で高校入試が大きく難化して平均点が30点ほど下落しました。
表にすると下の様になります。
| 試験実施年 | A群ボーダー(予想) | 合格最低点(予想) |
|---|---|---|
| 2022~2024年 | 380点 | 360点台 |
| 2025年 | 360点 | 340点台 |
2025年の合格最低点は340点台だと推測しています。
内申点の目安は100点です
平均評定は3.7なので、評定「3」は多くても5個まで。
基本は評定「4」を目指しましょう。
内申点は中1から中3までの3年間の評定が加味されるため、定期テスト対策や提出物の出し忘れに要注意です。
ベネッセなどが公開している情報から、合格者の内申点と当日点を集計しましたので紹介します。

2025年で試験がいきなり難しくなったので、全体的に低い点数にシフトしていることが分かります。
入試では30点ほど合格点が上下することもあるので、400点以上を目指しましょう。
そんなに点数って変わるの?って感じる方は、下の記事で2024年から2025年にかけた入試の難化を詳しく解説しています。
安定して400点を取っていれば間違いなく合格できますよ!
牛久栄進に合格するためのコツ3つ
参考書は効率でえらぼう
「350点は超えるけど400点はちょっと難しい」
と悩んでいる人は、応用力の強化でつまづいています。
300から350になるのと、350から400を超えるのは時間が倍ほどかかります。
ポイントは同じ問題集をじっくり繰り返し解くことです。
周回をサボって次々と問題集を変えていませんか?
次の記事では「この本だけ信じて周回すれば間違いなく成績があがる」という本を厳選して紹介しています。
悩んでいたらぜひチェックしてください。
「そもそも350点も難しいんだけど・・・」
という人は基礎力が完成できていません。
350までなら苦手な単元をつぶせばすぐに到達できるレベルです。
短期間で成績を上げるために、効率のよい問題集を厳選しました。
基礎力UPに悩んでいる人はチェックしましょう。
荒川沖あたりの塾事情を知ろう
ひたち野うしく、荒川沖近辺なら塾の選択肢が沢山あります。
茨進や思学舎などの大手で集団コースがある塾なら実績が高いので間違いないでしょう。
「竹園が第一志望なんです」って人は茨進や思学舎の他にも土浦のTOPPA館(思学舎系列)や東大進学会もおすすめです。
ただ、集団コースは国数英などまとまった教科で受講するのが基本。
個別とは違って教材費にも結構な金額が持っていかれるうえに、月謝が高いのが辛いポイントです。
たくさん教材を買わされたのに授業で使われない、なんてこともしばしばあります。
中3なら月額4~5万円もかかるうえに、季節講習も強制参加なのでおもった以上にお金が飛びます。
高校受験よりも将来の大学受験のために資金を貯めたいって人は個別一択。
でも牛久栄進周辺の個別って注意が必要なんですよ。
僕は実際に荒川沖の教室で講師をしていたことがあるんですが、
つねに人手不足だからなのか、同僚にはつくば国際大の講師もそれなりにいました。
ルートの計算を間違って教えている先生を見たときにはびっくりしましたね。
意識が高くて教育熱心な先生もいる一方で、生徒ほったらかしで雑談しているようなヤバい先生もいます。
全部の塾がそうだとは言いませんが、それなりに講師の当たりハズレは大きいです。
ハズレの先生にあたっても講師の交代が難しいので、これも対面型の辛いポイントですね。
なんせ人手不足なので、交代の先生がみつかりにくいんですよ。
じゃぁどうすればいいかっていうと、オンライン型を検討してはいかがでしょうか?
おすすめの理由をざっと並べましたけど、実は講師目線でもオンラインは教えやすいんですよ。
生徒が書いているノートが見やすいので、リアルタイムで間違いを指摘しやすいんですよね。
リアルタイムで修正したほうが記憶に定着しやすいので、生徒にとってもメリットが大きいです。
おすすめのオンライン塾をまとめていますので、もし興味をもったらチェックしてください。
過去問対策をサボらない
過去問対策の完成度で合否が決まると言っても過言ではありません。
実は過去問ってめちゃくちゃ効率がいい問題集なんですよ。
難易度も標準から応用までレベルアップに丁度よく、問題も練られているので良問なんですよね。
難しい問題も多いですが、正答率が50%を超えるレベルの問題さえ落とさなければ350点には届きます。
難しい問題は飛ばして、簡単な問題は必ず正答できるように頑張りましょう。
実は公立高校入試って、どの都道府県でも傾向が似ているので、他府県と同じような問題が出題されることも多いんです。
過去問対策には全国の公立高校入試を収録した「分野別過去問」がダントツでおすすめで、単元別に攻略できるので、弱点の補強も応用力の強化もできます。
効率の高い過去問の勉強方法は次の記事をご覧ください。
牛久栄進の偏差値と合格ラインまとめ
牛久栄進のレベル、偏差値65になるには高いな基礎力とある程度の応用力が求められます。
ここまでで紹介した問題集を全てやりきることで、間違いなく実力は上がり合格が見えてきます。
弱点の発見と克服をひたすら繰り返すことが合格の秘訣です
牛久栄進の進学実績についても次の記事でまとめていますから、合わせてお読みください。





