高校入試

【2025年版】水戸一高の偏差値と合格点|倍率・必要な内申点をまとめて解説

「水戸一高の偏差値ってどのくらい?」

「実力テストの目標点は?」

「倍率や2025年の合格点も知りたい!」

この記事では茨城県立高校の最難関、水戸一高の偏差値、倍率、合格点と内申点の目安をご紹介します。

入試の対策方法まで幅広く解説しますので、志望校の選定などにご参考下さい。

この記事で分かること

  • 水戸一高の偏差値と10年分の倍率
  • 水戸一高の2025年・2024年の合格点と内申点の目安
  • 実力テストで目標にすべき点数。
  • オススメの参考書

筆者について

こんにちは、コビーです

6年の間、茨城県内で塾講師と家庭教師をしていました。

中高生の進路相談実績があります。

志望校に近づくための指標になる「偏差値」や「合格点」について、

要点を押さえながら解説します。

結論:水戸一高の偏差値と合格ラインまとめ

項目普通科
偏差値※72
2025年倍率1.62
合格点の目安430点
内申点の目安120点
実力テスト目標点450点以上

※茨城統一模試の合格率80%以上の偏差値です

詳細は本文で紹介します。

それではいきましょう!

水戸一高の偏差値と倍率

水戸一高の偏差値(模試別)

模試名普通科の偏差値
茨統(茨城統一テスト協会)72
オープン模試(茨進)70
【2025年版】水戸一高の偏差値(合格率80%以上)

偏差値は模試によって異なりますので、茨城県内で人気の模試2つの偏差値を紹介します。

茨城統一模試(通称「茨統」)は県内で最も受験者が多いため、判定が正確な模試として有名です。1月から11月まで年8回と頻繁に実施しているためほとんどの人は受けたことがあるでしょう。

オープン模試は茨進が主催する模試で、茨統よりも難度が少し低めです。

水戸一高の偏差値は72(茨統)ですから、完璧な基礎力と幅広い応用力を身につけなければなりません

体どんな勉強をすれば水戸一高のレベルに到達するのか合格者が実践しているコツを次の記事で紹介しています。

成績アップの参考に、あわせてお読みください。

水戸一高と近隣校の偏差値比較

水戸一高と近隣の高校の偏差値を比較してみましょう。表は全てA判定(合格率80%以上)の偏差値です。

高校名茨統の偏差値オープン模試の偏差値
水戸第一7270
日立第一6966
緑岡6661
茨城高専6660
水戸第二6560
水戸桜ノ牧5954
水戸商業(商)5953
水戸第三(普)5752
水戸工業(機)5451
佐和5450
那珂5450
水戸一高と近隣高校の偏差値一覧表(合格率80%)

水戸一高に少し自信が無い子は緑岡高校が第2志望校です。

日立方面に住んでいる子は日立一高か高専ですね。

日立一高や緑岡高校の倍率や合格点は次の記事でまとめていますから、合わせてお読みください

水戸一高の入試倍率 10年分(共通)

水戸一高の入試倍率。2016~2025年までの10年分
水戸一高の倍率変化
試験実施年倍率定員
2025年1.62161
2024年1.65160
2023年1.64240
2022年1.82240
2021年1.52280
2020年1.62320
2019年1.47320
2018年1.58320
2017年1.50320
2016年1.57320
水戸一高の倍率(志望校変更後)

茨城県教育委員会の公式資料に基づいて紹介しています。

附属中学の設立、クラスの増設に伴って定員が減少しています。

2022年に最高倍率1.82をたたき出し、それ以降は1.6倍台で上下しています。

きれいに上下が繰り返されていて、2026年の倍率は微増する見込みです。

2026年は1.65倍前後になる予想です

水戸一高の特色選抜について

水戸一高では2022年度に野球経験者を優遇した特色選抜を開始しました。

しかし倍率が高いことから特色選抜は不公平との声が多く、

2025年入試から廃止されています。

2026年入試でも復活しません。

特色はたった3年間だけの実施でした

水戸一高の合格ラインの目安とは?

入試本番の合格点・ボーダーライン

普通科は430点が合格点の目安(2025年入試のA群ボーダー)です

受験者同士が情報を交換している高校受験ナビでは、

2024年のボーダーは460点、2025年では430点と言われています。

当ブログでも2024年の合不合格者の点数データを収集してボーダーを割り出しており、同様の結論に達しています。

詳しくは次の記事をご参照ください。

関連記事

ボーダー点数が大きく下がった原因は、2025年の県立高校入試の急激な難化です。

2022~2024年までほぼ同じ平均点を保っていた高校入試ですが、2025年では平均点が27点も下落しました。

2026年の予想や、詳細は次の記事で解説しているので、あわせてお読みください。

参考記事

ここで触れている合格点はA群のボーダーラインです。

B群のボーダーラインは10点ほど下がる予想なので、2025年の合格最低点は420点ほどだったと考えています

「正直厳しいけど逆転合格を目指したい」

と考えている方に向けて、次の記事で逆転合格に向けた塾の選び方を解説していますから、あわせてお読みください。

あわせて読みたい

A群とB群の違い

実力テストで目指したい点数

「実力テストでも430点以上取っていたら合格するってこと?」

と思うかもしれませんが、ボーダーは試験難度や倍率にも大きく左右されるんです。

430点はあくまで2025年のA群ボーダー予想なので、2026年の点数を保証するものではありません。

それに本番では実力が発揮できないこともよくあります。

それに2026年は倍率が上昇する予想なので、もう少し余裕をもった点数を目標にしたいですね。

模試や実力テストでは最低でも次の点数を目標にしましょう

実力テスト・模試の目標点数

  • 450点以上を安定して取っていたら合格可能性大
  • 470点前後を安定してとれていれば安心して合格できるライン

大きめに余裕をもつことが大切ですよ

合格に必要な内申点

内申点の目安は120点です

評定に換算したら各教科4.4ですね。

この値は高校受験ナビ、当ブログ独自に調査した2023年、2024年の合不合格者の点数分布から推定しています。

詳細は次の記事をご覧ください。

関連記事

内申ってどう評価されるの?

そもそも内申点とはなんぞや?

というと、要は通知表の評定です。

内申点は中1から中3までの3年間の評定が加味されるため、定期テスト対策や提出物の出し忘れに気を付けましょう。

厳密に言えば内申点は「調査書」と呼ばれる書類の評価点です。

調査書の内容をもっと具体的に知りたい方は次の記事もあわせてお読みください。

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内申が低い場合は入試で高得点を目指しましょう。

内申点が高い場合は当日点がA群のボーダー以下でも合格できますから、対策しておいて損なしですよ!

水戸一高の対策で知っておきたいポイント4つ

中3は応用力強化に集中する

2025年入試では水戸一高合格者の70%以上が大手塾に通っていました。

大手塾では先取り学習が行われ、上のコースだと中2のうちに全範囲を終えるんですよね。

つまり全範囲の基礎を中2までに仕上げ、中3の一年間で応用力を強化することが大道です。

また、内申点は中1~中3の全教科の評定が加味されるので、中1から内申点対策を万全にして準備することも重要です。

知っておきたいポイント

  • 中2の終わりまでに中学の全範囲を習得する
  • 中1から内申点を意識して定期テスト対策を万全にする

次の関連記事でさらに詳しい入試対策のコツや、合格者が実際に使用している定番の教材を解説していますので、ぜひご覧ください。

中3夏休み明けからが勝負どころ

勉強はマラソンのようなものなので、全速力で飛ばしていると夏休み明けにダレ始めます。

夏休み明けから年明けにかけてが一番の勝負所で、ここで手を抜いたら志望校には届きません。

合格者が直前期に行っている勉強法についてはこちらでまとめていますから、合わせてお読みください。

あわせて読みたい

成績が伸び悩んでも焦らない

偏差値65以上になると成績が伸びるのに時間がかかります。

この時期に一番怖いのが、自分が進めている学習計画に自信が無くなり、色々な参考書に手を出してしまうことです。

焦って難しい本に手を出して、全然進まない事ってありませんか?

自分のレベルにあった参考書を信じて周回することこそ成績アップの基本です。

塾無しで頑張っている方に向けて、次の記事で市販のおすすめ参考書をレベル別に紹介しています。

あわせて読みたい

個別指導塾や家庭教師を利用されている方は、塾用の参考書の方が効率が良いので次の記事も参考にしてください。

関連記事

塾用教材は市販教材よりも効率が良いものが多いですが、解説や前置きが簡略化されています。

基礎力が高い人、または個別塾に行っている人は塾教材の方がメリットが大きいですが、基本力に自信が無い人は市販教材を買いましょう

過去問対策に手を抜かない

過去問対策の完成度で合否が決まると言っても過言ではありません。

実は過去問ってめちゃくちゃ効率がいい問題集なんですよ。

難易度も標準から応用までレベルアップに丁度よく、問題も練られているので良問なんですよね。

他府県の公立高校入試も解くと、傾向が似ているので同じような問題が出ることもあります。

特に英語、理科、国語はどの都道府県でも傾向が似ていますから、対策しない手はありません。

対策には「分野別過去問」がダントツでおすすめです。

単元別に攻略できるので、弱点の補強も応用力の強化もできます

効率の高い過去問の勉強方法は次の記事をご覧ください。

水戸一高の偏差値と合格ラインまとめ

水戸一高の偏差値と合格ラインまとめ

項目普通科
偏差値※72
2025年倍率1.62
合格点の目安430点
内申点の目安120点
実力テスト目標点450点以上

※茨城統一模試の合格率80%以上の偏差値です

水戸一高のレベル、偏差値72になるには高い基礎力が求められます。

ここまでで紹介した問題集を全てやりきることで、間違いなく実力は上がり合格が見えてきます。

弱点の発見と克服をひたすら繰り返すことが合格の秘訣です

水戸一高の進学実績に関してはこちらの記事でまとめていますから、あわせてお読みください。

水戸一高など合格者が実践する入試対策法はこちらです。

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