高校入試

【2025年版】下館一高の偏差値と合格点|倍率・内申点の目安をまとめて解説

「下館一高って何点とれば受かるの?」

「倍率ってどのくらい?」

今回は下館一高の偏差値、倍率、合格点と内申点の目安を解説します。

志望校の選定や合格の可能性を知りたい時に参考にしてください。

この記事で分かること

  • 下館一高の茨進、統一模試の偏差値
  • 下館一高の倍率10年分と2026年度入試の倍率予想
  • 下館一高の合格点と内申点
  • 下館一高レベルに到達するための参考書や直前対策に有効な塾

筆者について

こんにちは、コビーです

6年の間、茨城県内で塾講師と家庭教師をしていました。

中高生の進路相談実績があります。

志望校に近づくための指標になる「偏差値」や「合格点」について、

要点を押さえながら解説します。

結論:下館一高の偏差値・合格点・倍率まとめ

項目普通科
偏差値※61
2026年倍率予想1.1
合格点の目安320点
内申点の目安100点

※茨城統一模試の合格率80%以上の偏差値です

詳細は本文で紹介します。

それではいきましょう!

下館一高の偏差値と倍率

下館一高の偏差値(模試別)

模試名普通科の偏差値
茨統(茨城統一テスト協会)61
オープン模試(茨進)53
【2025年版】下館一高の偏差値(合格率80%以上)

茨城県内で人気の模試2つの偏差値を紹介します。

茨城統一模試(通称「茨統」)は県内で最も受験者が多いため、判定が正確な模試として有名です。

オープン模試は茨進が主催する模試で、茨統よりも難度が少し低めなので茨統よりも偏差値が低く出ています。

下館一高の偏差値は61(茨統)ですから、教科書レベルの基礎知識だけでも合格圏内に届く難度です。

基礎力アップには全単元の網羅が必須なので、不安な方は短時間で基礎力が確認できる参考書を解いてみましょう。

次の記事で基礎力アップにおすすめな参考書を紹介していますから、ぜひ読んでください。

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下館一高と近隣校の偏差値比較

下館一高と近隣の高校の偏差値を比較してみましょう。表は全てA判定(合格率80%以上)の偏差値です。

高校名茨統の偏差値オープン模試の偏差値
水戸第一7270
緑岡6862
水戸第二6558
下妻第一6558
水海道第一6359
水戸桜ノ牧6254
下館第一6153
水戸商業5853
水戸第三5851
下館第二5446
下館工業4839
下館一高と近隣高校の偏差値一覧表(合格率80%)

下館一高よりも偏差値が高い学校に進もうと思うと、遠い高校しか選択肢がありません。

電車で片道1時間を許容できるなら、下妻一高や水戸一高、私立では水城や茨城高校が選択肢に挙がるでしょう。

緑岡高校も魅力的ですが、水戸駅から遠いのが通学の難点ですね。

一方で下館一高に届かない子は下館二高が手堅いです。

水戸一高、下妻一高の偏差値と合格点は次の記事をご覧ください。

下館一高の入試倍率 10年分(共通+特色)

下館一高の入試倍率。2016~2025年までの10年分
下館一高の倍率変化
試験実施年倍率定員
2025年1.10200
2024年1.09200
2023年1.16201
2022年1.07240
2021年1.05240
2020年1.00240
2019年0.97280
2018年1.11280
2017年1.08280
2016年1.13280
下館一高の倍率(志願先変更後)

茨城県教育委員会の公式資料に基づいて紹介しています。

附属中学の設立に伴って定員が減少し、現在の定員は200人です。

最後に定員が減少した2023年の1.16倍が10年間で最大となりました。

概ね1.1倍前後で推移しています。

2019年では定員割れが起きましたが受験者のうち4人が足切りされました。

定員割れでも不合格になり得ますので安心はできません。

2026年も1.1倍前後になる予想です

下館一高の特色選抜について

下館一高では若干名の特色選抜があります。

特色選抜の倍率を紹介しましょう。

試験実施年倍率定員
2025年1.8010
2024年1.0010
2023年1.5010
2022年1.1712
2021年1.4212
2020年1.0012
2019年0.7914
2018年0.8614
2017年0.8614
2016年1.0014
下館一高の特色選抜倍率(志願先変更後)

定員が少ないので倍率は乱高下しています。

相当の実績が無ければ狙って合格することは難しいでしょう。

以下に同校が公開している2026年度入試の応募資格を抜粋して紹介します。

応募資格(体育分野)

中学校での3年間、継続して次のスポーツの部活動又は地域のクラブチームに所属し、地区大会以上の大会にてレギュラー選手として出場した者。

さらに入学後も同スポーツの部活動に所属して活動する意思がある者。

  • 硬式野球(男子)
  • サッカー(男子)
  • 剣道
  • バスケットボール
  • バレーボール
  • 陸上競技
  • バドミントン

応募資格(文化分野)

次のいづれかの条件を満たす者

  • 英検2~準1級程度
  • 英語の大会など、地区大会以上に出場した者
  • 科学に関する大会で全国大会に出場した者

下館一高の合格に必要な当日点と内申点

当日点は320点、内申点は100点が合格点の目安です(2025年入試A群ボーダーライン予想)

受験者同士が情報を交換している高校受験ナビでは、350点とれば安全圏と言われています。

模試や実力テストでは350点を目標にしましょう

ベネッセが公開している合格者の情報などから、2024年と2025年入試の合格者の点数を集計しましたので紹介します。

下館一高の合格に必要な当日点と内申点

合計7人分の当日点と内申点を集めました。

集計できた点数のうち、最低点は試験が急激に難しくなった2025年の352点です。

2024~2025年にかけて高校入試難度が大幅に難化したこと、下館一高の倍率が変わらなかったことなどから320点あたりがA群ボーダーと予想しています。

内申点の合格基準は100点です。

内申点のボーダーは下館一高合格者のデータだけでは分からなかったので、下妻一高のデータも使いました。

下妻一高では合格者全体の内申点の平均値は110前後ですから、A群で合格するには100点もあれば十分です。

下妻一高と同程度と考え、下館一高の内申点も100点と予想しています。

この他にも2025年で入試が難化した背景や、2026年県立入試の難度予想も別の記事で解説していますから、気になる方は合わせてお読みください。

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下館一高に合格するための対策方法3点

①合格するためにやるべき事2つ

320点(1教科64点)はそこまで高い点数ではありません。

基礎知識だけで十分合格可能なレベルです。

やれば出来る!この気概で勉強に打ち込みましょう

でもこんな不安はありませんか?

合格が難しい子の特徴

  • 模試や実力テストでは300点以上に点が伸びず頭打ちになる
  • 320点を超えても点数が安定しない

得意単元が出題されれば点数は伸びるものの、苦手単元が出たら点数が落ちる。

そもそも得意単元が無くて点数が頭打ちになる、というのはよくあるパターンです。

どちらも基礎知識が不足しています。

やらなきゃいけない事はたった2つだけです。

やるべき事2つ

  • 70点未満の苦手科目は、全範囲を総復習して苦手単元を見つける。
  • 苦手単元の問題をひたすら解いて弱点を補強する。

入試までには時間が限られているので、効率を意識して短時間で終わらせなければなりません。

全範囲の総復習は、網羅性はあるものの問題数が少ない薄めの本がおすすめです。

例えば数学なら「中学3年間の総復習」であれば、たった2週間で苦手単元がわかります。

苦手単元を重点的に克服するなら、単元別に入試レベルの問題を収録している分厚めの問題集がおすすめです。

特に「分野別過去問」は受験生の必携本で、やりこむ時間があれば下妻一高など上のランクも目指せる良書です。

教科別のおすすめ参考書は次の記事でも詳しく書いていますから、気になる方は合わせてお読みください。

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②下館エリアの個別指導塾を利用する際の注意点

下館エリアでは明光義塾やセナミ学院など個別・集団ともに大手塾の選択肢が豊富ですよね。

短期間に成績を上げるために個別指導塾を利用する方も多いでしょう。

ただ、下館エリアの個別指導塾には1点注意したいことがあります。

下館エリアの個別指導塾で注意したいこと

勉強が得意じゃない先生が多い

集団指導ではプロ講師が授業を行いますが、個別指導塾では近隣の大学生が講師を務めるのが一般的です。

しかし下館エリアの近隣で有名な大学はありません。

電車で1時間の距離に自治医科大学がありますが、下館エリアで塾講師をしている自治医大生は極めて僅かでしょう。

白鷗大生(偏差値42~51)が個別指導塾の主な講師層です。

対面の個別指導塾にこだわるなら、あまり勉強が得意じゃない先生にあたることもあります

気になる方は、値段は高くなりますが集団型、またはプロ講師が指導する個別指導塾を利用しましょう。

対面にこだわらないのであれば、オンラインも一つの選択肢です。

オンラインなら安価で東大生やプロ講師のマンツーマン指導を受けることが出来るので、検討するのもアリですよ。

オンライン指導については次の記事で詳しく書いていますから、気になる方はぜひ読んでください。

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③過去問研究を怠らない

過去問で出た問題は出題されないから、過去問はやる意味がないと考える子もいます。

でも高校入試は都道府県によって出題傾向が変わるんですよ。

例えば茨城県では自由作文問題が無い代わりに、選択問題でも深い知識が求められる多分野の融合問題が他府県と比べて多い傾向があります。

独特な問題が出題された事もあるので、茨城県の過去問は必ず着手しましょう。

過去問では次の点に慣れることが大切です。

過去問対策のポイント

  • 時間配分
  • 試験問題の量と難度
  • 記述問題の出題傾向

決められた時間内に全部に目を通すために、時間配分に慣れることが重要です。

英語や国語など、長い文章を時間内に読み切るための集中力が無いと点数が伸び悩みます。

記述問題の出題傾向は年々変わっていますから、最新傾向を知りましょう。

その他、効率の高い過去問の勉強方法は次の記事をご覧ください。

下館一高の偏差値と合格ラインまとめ

下館一高の偏差値と合格ラインまとめ

項目普通科
偏差値※61
2026年倍率予想1.1
合格点の目安320点
内申点の目安100点

※茨城統一模試の合格率80%以上の偏差値です

下館一高に合格するには着実な基礎力の積み上げが求められます。

ライバルよりも多くの苦手単元を克服することで、合格にグっと近づくでしょう。

350点に届かない子は次の記事で紹介する参考書の周回が効果的です。

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弱点の発見と克服をひたすら繰り返すことが合格の秘訣です

今回は下館一高の偏差値や合格点をテーマに解説しましたが、進学実績に関しては下の記事でまとめています。

あわせてお読みください。

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