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合格できる?子どもの受験|保護者ができる向き合い方をチェック

「受験とどう向き合えば良いかわからない」

「受験対策で親ができること、やらなきゃいけないことって何?」

こんな悩みを抱える人に向けて、家庭教師や塾講師を通して様々なご家庭と関わってきた筆者がアドバイスします。

この記事で分かること

  • 子どもの受験との向き合い方
  • 保護者ができること
  • 保護者がやってしまいがちな例

筆者について

こんにちは、コビーです

6年の間、茨城県内で個別指導の講師や家庭教師をしていました。

今回は保護者が抱きがちな受験に関する不安について解説します。

それではいきましょう!

子どもの受験と向き合うときの悩み

子どもが中学受験に興味をもったり、高校受験が近づいてくると「親として何ができるんだろう」って気になりますよね。

初めての受験、どう乗り越えれば良いのか子ども本人もよくわかりません。

受験を切り抜けるには保護者の協力が不可欠なんです。

だから受験に慣れていないお母様、お父様方は手探りで色々調べていると思います。

親なりに向き合っているつもりでも、「本当にこれで大丈夫?」と不安になる保護者も多いでしょう。

まずは悩みの正体を知るために、保護者がぶつかりがちな壁を言語化しましょう。

何が正解か分からない

どうすれば良いかわからない状態になっていませんか?

親の悩み

子どもは自分なりに受験と向き合っているし、このまま見守っていていいものか。

でも成績が伸び悩んでいるから、何か動いた方が良い気もする。

だけど何が正解かわからないから動けない

迷っているうちに時間だけが過ぎると、とれる選択肢も少なくなります。

とはいえ間違った判断をしてしまうと、貴重な時間を無駄にしたり、かえって本人のやる気を削ぐことにもなりかねません。

正解が分からないから決断できず、時間だけが過ぎていく。

そしてまた不安を抱え込む。

こんな悪循環に悩むご家庭も多いです。

何から手を付けたらいいか、指標がほしいですよね

親だけ不安な状態

子どもは楽観的だけど、親だけ不安になっている家庭もありがちです。

親の悩み

子どもは頑張っているといいつつも、親の目から見たらまだまだやれる気がする。

だけど親だけ焦っても仕方がない。

子どもを信じたいけれど、信じてあげるだけで良いのか?

キツく言うと本人のやる気も削がれるだろうし、あまり言わない方がいいのかな?

親子間で温度差が違うと、つい厳しくなってしまうものですよね。

叱る方も辛いし、お互いにとってメリットはありません。

だけど本気になってくれないから怒るしかない。

他の方法があれば教えてくれよって思っていませんか?

他の家庭と比べて自己嫌悪

よその家庭がうらやましく感じること、ありますよね。

親の悩み

隣のクラスの竹田君は塾に行っていないのに成績は学年1位。

でもうちの子は塾に行かせていても成績が伸び悩んでいる。

「よその子は上手くやれているのに、うちの子はどうして・・・」

子どもの努力が足りないのか、親の対応力の差なのか、よその子よりも目に見えて出来が悪い。

うちの子に何が足りないんだろう

うまくやれてる家庭を見ると、自分の家庭と比べて自己嫌悪してしまいます。

見ないようにしても、どうしても気になってしまいますよね?

「悩み」は真剣に向き合っている証拠

子どもの受験と真剣に向き合う親ほど悩むものです。

テストや模試の結果は毎回チェックしている。

頑張る子どもへの声のかけ方にも気を使っているし、口出ししすぎないようにもしている。

放置しているわけでもないし、過干渉なわけでもない。

「これ以上なにをやればいいんだろう」

「何ができるんだろう」

でも悩んでばかりでは解決できません

悩みを解決するためのアドバイスを見ていきましょう

受験と完璧に向き合うことは難しい

実は、保護者だけで悩みを解決することはとても難しい背景があります。

親の悩み

こんなに真剣に悩んでいるけれど、成績はイマイチ伸びてくれない。

こんなとき、親が出来ることはたった1つだけ。

親ができる1つのこと

成績が伸び悩む原因をつきとめて、解決に導くこと

言葉にすると簡単に見えますが、ちゃんとやろうと思うとかなり難しいです。

よくあるケースを取り上げて、向き合い方の難しさを見ていきましょう。

勉強のクセを正すことが難しい

学校や塾の宿題、自習もしていたら子どもの努力不足ではありません。

成績が横ばいで上がらないのなら、努力の方向性が間違っていることが考えられます。

子どもの勉強スタイルは、どうしても固有のクセが出てくるんですよ。

例えば一度やった問題を復習することに面倒さを感じて、知識が定着しずらかったり・・・

今のレベルに合わないほど難しい問題ばかり着手したりと、1人ひとり違う特徴があります。

学校や塾の宿題だけでは本人のクセを矯正することは難しいです。

だから努力の方向性、つまり正しい勉強方法を伝えなければなりません。

勉強が得意な保護者なら対応できるかもしれませんが、子どもの勉強をずっと見ることは難しいですよね。

成績だけを見ても良し悪しの判断がつきにくい

学校の通知表や模試、実力テストの成績から合格できそうか判断しますよね。

だけど偏差値や成績って上下するじゃないですか。

いつのタイミングでどんな成績なら合格できそうか、成績の見方にはコツがいります

例えば受験生の夏休み終わりごろには偏差値は下がりがちです。

なぜなら周囲のライバルが追い上げてくる時期ですからね。

それに正しい方法で勉強していても、本格的に受験勉強を頑張り始めてから成績が上がり始めるまでには3~4カ月かかります。

合格できるかどうか、そして正しい方向に進んでいるかは、成績だけを見ても判断が難しいんですよ。

学校や塾を妄信しすぎてもだめ

勉強や成績の見方が難しいから、学校や塾に任せっきりになるご家庭も多いです。

学校や塾ではうまくやれているけれど、志望校を考えると成績がちょっと不安かも・・・。

こう感じているなら、一度勉強の進め方と向き合うべきタイミングでしょう。

今の進め方で、本当に志望校の合格圏に入ることができますか?

特に集団授業を行う塾や学校では、1人ひとりの状況を正確に診断することが難しいです。

指摘を待つだけでなく保護者もしっかり確認して向き合うことが大切なんですよ。

でも正解がわからなければ確認方法も分からないですよね。

つまり成績が上がらない原因を見つけることは難しい

原因は深い部分に隠れています。

単純に勉強時間を増やせば解決できる問題ばかりではありません。

勉強のやりかたが間違っているかもしれないし、学校や塾の先生と相性があわないのかもしれない。

家庭学習に集中できていない場合、勉強に身が入らない理由があるかも。

色々な視野から原因を分析しないといけない点が難しいポイントですね。

単に子どもの頑張り方を責めることではなく、現状をよく観察して成績が上がらない原因としっかり向き合う姿勢が大切です。

解決が難しいからと言って、向き合ことに手を抜いたら様々なリスクを抱えてしまいます。

向き合うことに手を抜いたときの4つのリスク

放置しても状況が改善するわけではありません。

見ないふりをしていても、リスクがあることに変わりないんです。

まずは深刻なリスクから見ていきましょう。

頑張っても成績が伸びない状態が改善されない

誤ったクセを正さなければ、どれだけ時間をかけて勉強しても成績は伸び悩みます。

ゆっくり伸びるかもしれませんが、合格から遠ざかることは間違いないでしょう。

時間は解決してくれません。

だから今すぐ誤ったクセを正して、効率の良い勉強法を身につけさせることが大切です。

努力は正しい方向でやらないと報われないんですよ

本人のやる気が削がれていく

頑張っても成績が上がらない状態は、子どもが一番苦しいです。

僕が高3だった頃、同じ思いをしたことがあります。

失敗続きで自信を無くし、全部諦めてしまいたくなるんですよ。

何をやったってどうせだめなんだ

こんな考えが頭を占めると、もう親や先生がどんなに励ましの言葉をかけても届きません。

何を信じればいいかもわからなくなり、勉強しようにも集中力が持続せず、やる気が上がらない

かつての僕のように、ついには塾や学校も無断欠席しはじめるかもしれません。

自信を無くす前に気づきたいですね

気付いたときには手遅れかも・・・

あわてて対策しても、成績が伸び始めるのにも時間がかかります。

上でも言いましたが、最短でも3カ月は様子見の期間は必要なんです。

だから受験直前に気づいたとしても、既に手遅れの状態かもしれません。

その時に後悔しても、タイミングが遅すぎます。

対策は早いほど有利なので、気付いたら受験直前って状態にならないように気を付けたいですね。

受験が終わってから後悔するかもしれない

合格したら御の字ですが、もし不合格だったら・・・

大切な子どもの将来を決めるかもしれないのが受験。

勉強は子ども本人の気力によるところが大きいですが、保護者にもできることはあります。

もし失敗してしまったら、

「親として、できることがもっとあったのでは?」

「あのとき、こうすればよかったのに・・・」

自責の念を感じるでしょう。

だから後悔しないように、子どもの受験としっかり向き合って対応することが大切なんです。

後から悔いても、どうすることもできませんからね

子どもの勉強との向き合い方

保護者ができる事はたった1つだけ。

親の対応力次第で結果は変わってくるでしょう。

親ができるたった1つのこと

  • なぜ成績が伸び悩むのか、原因をつきとめて解決してあげること

例えば受験のプロのような保護者なら、成績が伸び悩む原因を追究して改善することはできるかもしれません。

だけど全員が簡単にやってのけれるほど甘いものじゃないんです。

じゃぁどうすればいいか、ここでは向き合い方のヒントを紹介しましょう。

保護者が無意識でやってしまう代表的な対応3つ

代表的な対応3つ

  • 成績が伸び悩むから勉強時間を増やそうとする
  • 模試が悪かったから志望校を下げさせようとする
  • 子どもが危機感をもっていないようにみえて、つい厳しくなってしまう

どれも間違いではありません。

でも、もう少し視点を変えてみて下さい。

取り入れたい視点

成績が伸び悩んでいる原因は、本当に勉強時間だけですか?

志望校を下げると、子ども本人の士気も下がりませんか?

危機感を持てない根本的な理由は何でしょうか?

厳しくするのも疲れますよね。

ですが、あなたの役割は子どもを責めるのではなくて本質的な原因を探して解決すること

そのためには、もう少し情報を整理する事が望ましいです。

もう一歩踏み込むことができれば、空回りせずにしっかり対処できるでしょう。

見るべきポイントを整理する

もう一歩、それは観察すべきポイントを整理すれば見えてきます。

勉強時間や日ごろの態度、成績などといった表面的な情報だけで判断していませんか?

いつ、何を、どんなスケジュールで勉強しているのか。

全体像が分からないと本質は見えてきません

どんな塾がいいのかな?

参考書は何が良いのだろう?

そもそも正しい勉強法って何?

Webには色々な情報がありますが、見るべきポイントが分からないから判断できない

正しい向き合い方が分からなくなるから、余計に不安になるんです。

だから見るべきポイントや対策を、一度整理しましょう。

次の記事では親ができる受験対策を、よく感じる悩み別に解説していきます。

子どもの受験との向き合い方まとめ

子どもが受験なら真剣な親ほど悩むもの。

親が出来ること、やらなきゃいけないことはたった1つだけです。

親ができるたった1つのこと

なぜ成績が伸び悩むのか、原因をつきとめて解決してあげること

完璧にできている保護者を、ぼくは今まで見たことがありません。

なぜなら原因は深い部分に隠れているし、見るべきポイントや対策を知らなければ対応が難しいからです。

だから、ポイントや対策方法を一度整理することが大切です。

次の記事に移り、保護者ができる具体的な対策方法を確認しましょう。

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