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親ができる受験対策を整理する|家庭だけでできること・外部に任せること

受験対策は親の協力が不可欠です。

だけど、ちゃんと対策しようと思ったら難しいですよね。

この記事では「親が出来る範囲の受験対策の方法」と、「できない部分はどうカバーすればいいか」について解説します。

受験対策に悩んでいる方にぜひ読んでいただきたい内容ですから、最後までお付き合いください。

それではいきましょう!

受験対策は役割分担が大事

親が全部背負う必要は無い

受験対策ってやらなきゃいけないことが沢山ありますよね。

だけど全部は難しいから家庭で解決できる部分と、できない部分がどうしても出てきてしまいます。

対策する項目は多いですが、その中で親ができる事って実はそんなに多くないんですよ。

親ができること

  • 子どもの健康管理
  • 学費の工面
  • 家庭内を過ごしやすい空間に保つこと
  • 家庭内で勉強できる空間を確保すること
  • 子どもの心理的なサポート

日常生活の部分だけですね。

みなさん毎日心がけていると思うので、問題なくできると思います。

「勉強できる空間の確保」と「心理的なサポート」に受験の要素が入ることくらいでしょうか。

ただ、親ができないけど子どもに必要な対策もあります。

次にできない部分を解説しましょう。

親ができないこと

子どもには必要だけど、親がしてあげられない事は次の通りです。

親ができないこと

  • 学習計画の立案
  • 勉強スケジュールの管理
  • 弱点単元の把握と克服
  • 勉強方法のチェック

これらは全て専門性が高いので、経験がないとできません。

難しいことに無理してチャレンジすると、うまくいかないイライラを子どもや他の家族にぶつけてしまうかも。

難しいことはできないんだって割り切ると肩の荷が下りるでしょう。

「やらない」のではなくて「できない」んですよ

親ができそうでも対策が難しいケースもある

家庭でできそうだな、と感じても実は難しいケースもあります。

例えば子どものメンタルケアが当てはまるでしょう。

できそうで難しいこと

  • 子ども本人の意識改革
  • 子どもの不安と向き合うこと
  • 勉強へのアドバイス

親の言うこと、聞きませんよね。

どれだけ叱っても時間がたったら「ケロリ」と忘れてしまう。

精神的に不安定な時期ですから、このように子どもが親に心を開いてくれないケースもあります。

親は「何でも相談に乗りたい」と思っていても、本人は「親だから話しづらい」と感じているかもしれません。

だから本音ベースで語り合うことも、親のアドバイスを言い聞かせることも難しいんですよ。

つまり受験のサポートを親だけでやることは、はっきり言って無謀です

役割分担することで改善すること

ここまで説明した通り、家庭だけでできることには限界があります。

だから対策が困難な課題は、塾や家庭教師など第三者と役割を分担した方がいいでしょう。

具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。

役割分担のベネフィット

  • いつまでに何をすべきか、第三者なら感情抜きで冷静に判断できる。
  • 主体的にやることが減るから気持ちがかなり楽になる。
  • 負担が減るから不安も軽減される。
  • 不安が軽減されるから、冷静に子どもと向き合いやすくなる。

家庭の中ではつい感情的になって、親子関係がギスギスしてしまいませんか?

良かれと思ってやっていることで反発されるとイライラしますよね・・・。

でも第三者なら、冷静に対応することができます。

さらに親が勉強全般を主体的に監督する必要がなくなるので、負担は大きく減るでしょう。

専門的で難しいことを考えずに済むので、負担が大幅に軽減できる点が嬉しいポイントですね。

定期的な面談を通して学習状況を把握できるので、不安もかなり軽くなります。

だから第三者の視点をとりいれれば、受験対策で親がやるべき事が見えやすくなるんですよ。

塾は家庭や子どもの状況にあわせて選ぼう

でも塾ってどこがいいか迷いますよね。

実は「これが正解」と言える塾はありません。

同じ塾でも、伸びる子もいれば苦しくなる子もいます。

違いを分けるのは「子どもの性格」と「家庭が塾に求めている事」で選んでいるかどうかなんですよ。

たとえば、結果や順位が見える方がやる気が出る子もいれば、周りと比べられると自信を失ってしまう子もいますよね。

大切なのは「有名な塾」や「成績上位向け」かどうかではなく、今の子どもと家庭に合うかどうかです。

まずは、どんなサポートなら無理なく続けられそうか、一度整理してみましょう。

頑張っているのに成績が上がらない場合

ポイント

【子供の状況】

努力家だけど、成績が伸び悩む

【塾に求めたいこと】

正しい勉強法の指導、計画の立案と管理をしてほしい。

努力しているつもりなのに、成績はずっと横ばい。

自分で計画を立てることは難しく、宿題をこなすのが精いっぱい。

何が足りないのか、何をすればいいかよくわからない。

こんな場合は勉強のやり方が間違っていることが考えられます。

正しい勉強方法を指導してもらった方が良いでしょう。

個別指導では勉強方法はもちろん、毎日何をどこまで進めれば良いのか、学習計画を立ててくれます。

何をすればいいかわからない人には、何をやれば良いか教えればいいだけ。

塾にはスケジュールを組んでもらって、「あとはやるだけ」の状態にしてもらいましょう。

「わからない」が多いなら個別指導がおすすめです。

負けず嫌いで、やる気に満ちている場合

ポイント

【子供の性格】

勝ち負けにこだわり、競争することでやる気が出る

【塾に求めたいこと】

ペースメーカーになってもらいたい。

勝つことにこだわっていて、自分なりに考えて勉強している。

成績はクラス上位だけど、志望校のレベルには心もとない。

勉強すること自体に不安はないけど、ペースメーカーや基準が欲しい。

こんな場合は、合格実績が豊富な集団塾が良いでしょう。

ハイレベルなクラスに所属して、ライバルとクラス内順位を競うことで合否が見えます。

集団塾はペースメーカーにピッタリですね

先生の当たりハズレに悩みたくない場合

ポイント

【子供の状況】

人見知りだけど、親身な先生には心を開きやすい。

【塾に求めたいこと】

子どもによりそった指導、ハズレの先生がいないこと。

色んな塾に行ったけど、どこも結局は他人事。

先生によってはとても親身になってくれるけど、そんな良い先生ほど早く居なくなる。

もう当たりハズレで悩みたくない。

もっと親身になって指導してほしい。

こんな場合は個人経営の塾がおすすめです。

個人塾の塾長は地域の評判に全力で向き合うので、他の大手塾よりも親身になって教えてくれます。

先生は塾長1人だけですから、交代もなく当たりハズレもありません。

近くに長く続いていたり、評判のいい個人塾はありませんか?

個人経営だからこそ親身に向き合ってくれるでしょう。

対面以外にも「オンライン個別」という選択肢

実は対面以外でも、オンライン塾っていう選択肢もあります。

コロナ禍で注目され始めた新しいスタイルなので、まだ知らない人も多いでしょう。

せっかくの機会なので、ぜひ知ってください。

いざ塾に通おうと思っても、近くに通いたい塾がない場合もありますよね。

親の悩み

個別指導に行きたいけど近くに通いたい塾が無い。

それに塾の送迎って大変。

でも家庭教師は気を遣うから嫌だ。

こういった悩みを持つ家庭の間で、オンライン個別という選択肢が注目されています。

初めて聞いた人は、ちょっと不安に感じるかもしれませんね。

だけど色々ある選択肢の1つとして知ると、対策の幅が広がります。

オンライン個別とはいったいどんな塾か、軽く紹介しましょう

そもそもオンラインって大丈夫なの?

オンラインって聞くと対面より伝わりづらい印象がありますよね。

サボるんじゃないか、画面越しでもちゃんと見てもらえるのかな・・・とか。

確かに、対面の方が優れている部分はあります。

対面の方が優れている部分

  • 緊張感をもって勉強できる
  • 自習室があるから自宅で集中できなくても安心
  • 地域密着だから近隣の受験情報に強い

集中力に不安があったり、自宅で勉強しずらい人には向いていません。

でも逆に、オンラインだからこそ優れている部分もあります

オンラインの方が優れている部分

  • 資料が残るから授業の復習がしやすい
  • 通塾や授業準備などの無駄な時間が発生しない
  • 周りの目が無いから質問しやすい

授業で作成されたノートや資料がそのまま手元に残るので、書き取りを忘れても安心して復習することができます。

それに送迎が必要ないことは保護者だけでなく子どもにもメリットが大きいです。

通塾という無駄な時間が無くなるので、予習➡授業➡復習とスムーズに勉強を進めることができるんですよ。

さらに普段は周りの人の目を気にして質問しづらい子でも、一人で授業を受けるので質問しやすいです。

ちょっと内気な子とか、書き取りが苦手な子、無駄な時間を省きたい家庭と相性がいいですね。

ではサポート面はどうでしょうか・・・

学習サポートはちゃんとしてる?

学習計画の立案や進捗管理など、対面でできることはオンラインでもできます。

面談もあるので、定期的に学習状況の確認も可能です。

オンラインだからできないこともあるのでは?

と感じていれば、そんなことはないので安心してください。

むしろ対面では無いサポートもあったりします

オンライン独自のサポート

  • 対面では禁止されがちなLINEで質問できる
  • Webで他の受講者と勉強できるオンライン自習室がある

対面では生徒と先生間のLINE交換は禁止されていることが多いです。

でもオンラインならLINEやチャットで担当の先生に質問できる塾も多いんですよ。

いつでも気軽に疑問を解消できるのは嬉しいポイントですよね。

それに近年では、集中力を維持するために友達とテレビ電話しながら勉強することも一般的になってきています。

オンライン塾ではWebでほかの受講者と勉強できるオンライン自習室というものがあって、

通話する友達と時間があわなくても、いつでも集中力を切らさずに勉強できるんです。

家庭学習で少しでも集中力を高めたいって人にとってはありがたいサポートでしょう。

つまりオンラインのサポート体制は、対面よりも少しだけ幅が広いと言えます

オンライン個別が向いていない家庭の特徴

「大体内容は分かったけど、向いてない家庭もあるんでしょ?」

って人、その通りです。

上でも少し触れましたが、オンライン個別は全ての家庭に向いているわけではありません。

向いていない家庭の特徴

  • 緊張感が無い状態だと集中できない
  • 家ではどうしても勉強に集中できないから自習室を利用したい
  • ノートパソコンやタブレットなどの機器を持っていない
  • ネット環境が悪いから、通信が途切れることがある

集中するためには緊張感って大事ですよね。

どうしても緊張感が無いと集中できないって人は、対面の方が向いているでしょう。

でも家の中で勉強できる空間がないと、夜遅くに勉強することができません。

スマホやゲーム、漫画やベッドなど気が散るものから離れると集中しやすいです。

保護者の目もあるから適度な緊張感が持てるリビングで勉強する家庭が増えています。

もし集中力で悩んでいたら、試してみてはいかがでしょうか。

ただ、IT環境が整っていなければオンライン個別の利用は難しいでしょう。

特にネット環境が悪ければ、頻繁に授業が中断されてしまいます。

中断されると集中力が一気に削がれるので、ネット環境は一番大事ですね。

オンライン個別が向いている家庭の特徴

逆に、オンライン個別が向いている家庭の特徴を見てみましょう。

向いている家庭の特徴

  • 家でも集中して勉強ができる
  • 通塾する時間も勉強にあてたい
  • 集団では周りの目が気になって質問しにくい
  • LINEやチャットで気軽に疑問を解消したい
  • ネット環境が良好で、ノートパソコンやタブレットがある

通塾が必要ない上に好きな時間に利用できるので、無理なく続けやすいです。

特に内気で、周りの目を気にしてしまう子は質問が難しいですよね。

オンラインでは先生とのマンツーマンだから学習するので周りの目はありません。

LINEでもチャットでも、いつでも気軽に質問できるので安心だと思います。

上の項目全てに当てはまらなくても構いません。

いくつか重なるだけでも、オンライン個別は十分に検討する価値がありますよ。

自分の家庭に合う塾を選ぶには

選択肢を整理するために、ここまでの話をまとめましょう。

受験対策のポイント

  • 親が全て背負うことは難しい
  • サポートしてくれる塾と役割を分担したほうが対策しやすい
  • 塾は「子どもの性格」と「家庭が求めたいこと」で決めることが鉄則

塾には様々なタイプがあります。

だから、「塾に何をしてもらいたいか」考えておくことが大切です。

頑張ってもなかなか成績が上がらなくて悩んでいるなら、学習計画や勉強方法を見直すことが効果的でしょう。

近年では通塾する必要のないオンライン個別が注目されているので、時間を有効活用したいなら検討の余地ありです。

ただ、オンライン個別にも様々なタイプがあるので、何を軸にして選ぶか決めないと迷ってしまいがちになるんですよ。

「どこに一番安心したいか」で判断すると決めやすいです。

判断する軸

  • 学習面が不安だから、サポートが強いと安心できる
  • 相性があう先生なら続きそうだから安心できる。
  • 早く成績を上げたいから、実力が確かな先生なら安心できる
  • 今後の子育てにかかる費用を考えて、料金が手ごろだったら安心できる

どれも大事な悩みですが、最初に安心したいのは1つですよね?

だから「これだけは絶対にこだわりたい」というポイントで絞り込みましょう

次の記事では、具体的なオンライン塾の選び方を見ていきます。

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