塾代がもったいない! 勉強しない子の成績を上げる4つのポイント

塾選び
お母ちゃん
お母ちゃん

パートを増やしてやっとの思いで塾代を捻出しているのに、子どもは勉強しないし成績も上がらない。塾に行かせるのやめようかしら。

コビー
コビー

成績上がらんかったら塾に行かせる意味無いからな。でもその前に、費用対効果を上げる方法を試してほしいんや。ちゃんとやれば成績はしっかり上がっていくから、塾代は無駄にはならへんで。

この記事を読んでほしい人

  • 高いお金を出して塾に行かせているのに、成績が一向に上がらない。
  • 子どもは宿題すらちゃんとやらない。
  • 出したお金の分、しっかり成績を上げてほしい。

この記事の結論

  • 保護者が焦って塾の授業数を増やしても効果はゼロ。
  • 宿題をしっかりやる習慣をつけさせることが成績アップへの第一歩
  • オンライン式なら校舎式より安価だから、費用が抑えられる。

塾代を無駄にしない、勉強しない子の成績の上げ方4点

まずは勉強習慣を身に着けよう

勉強する習慣は成績アップの基礎です。これ無くしては成績は永遠に上がらないし、月々払っている月謝は全て無駄になります。まずは宿題だけでもちゃんとやる習慣を付けましょう。これだけでも成績は必ず伸びます。

さらに1日1時間など、1日ごとに決めた時間勉強することを身に着けることで成績は加速度的に上昇します。適切な量の宿題を出してもらって、それを毎回しっかりこなすというルーチンがとても大切なんです。

苦手な科目だけ週1回の授業を受ける

一番安いプランで構いません。特に苦手な科目だけで良いので、週1回程度の定期的な授業と、適量の宿題を出してもらいましょう

地道に続けることでこそ、成果はでてきます。

成績を上げる

出題された宿題の量や難易度が適切であれば、3カ月もしないうちに成績は上がります。

まだ慣れない頃は、宿題を少量にしてもらいましょう。宿題を毎回済ませる習慣が身に付いたら、徐々に宿題の量を増やしてもらいます。最終的に一日1時間程度の勉強をすれば宿題が済む程度まで増やしてもらいましょう。

成績が上がった時に塾の授業科目数や時間数を徐々に増やしていきます。塾の授業を増やすタイミングは成績が上がった後です。その前に増やさないように焦らないでください。

もし毎回しっかり宿題を済ませていても成績が上がらなかったら、宿題の出題難易度や量が適正ではないので塾側と相談したり、先生を変えてもらって再び様子をみてみましょう。オンライン型であれば抱えている先生の数が多いので先生は簡単に変えることが出来ます。

焦らない

保護者が焦っていても、子どもはついてきません。毎回宿題を済ます習慣が定着する前や、成績が上がり始める前に塾の授業数を増やしても費用対効果は低いです。また、ただでさえ今出題されている宿題量をこなすのに慣れていないにもかかわらず、さらに出題される量が増えてしまうことで、再び宿題に手を付けない状況に逆戻りしてしまうかもしれません。

焦りは禁物です。塾代の費用対効果を最大化するためには「①宿題を済ます習慣」➡「②成績アップ」➡「③科目や時間数の増加」のステップを心がけて下さい

塾代がもったいないと感じる3つの理由

子どもが勉強しない

一日1時間程度の勉強なんてもってのほか、宿題すら満足にやって来ない子はとても多いです。ぼくが個別指導の講師を務めていた頃の話になりますが、宿題をしてこない生徒は授業時間を割いて宿題を終わらせます。毎回授業時間を全部使って宿題を片付けるので、授業は一切進みません。そんなに沢山の宿題は出していないんです。5問程度のお家でできる簡単な問題ですらやって来ないので、成績なんて上がりようがありません。

せめて宿題さえ毎回やってくれれば成績は上がります。全教科とは言いませんので、1教科でも宿題をやる習慣をつけさせましょう

宿題ができていなければ、授業時間をいくら増やしたって塾代が高額になるだけで、全く効果はありません。もし「①宿題すらできておらず成績が上がらない」➡「②授業を増やす」➡「③塾代が高くなる」➡「④ただでさえできていない宿題量が余計に増える」というような負のスパイラルに陥っているのであれば、今すぐ週1回1教科まで頻度を落としましょう

さらにオンラインであれば校舎型の塾よりも費用を安く抑えることができるので、オンライン型にシフトすることを強くお勧めします。

成績が上がらない

期待していた通りに成績が上がらないと、高額な塾代がもったいなく感じますよね。

例え毎回宿題をしっかり出来るようになっても、入塾してから3カ月以上経過してもまだ成績が上がらなければ、先生が合わないか塾が合わないことが考えられます。合わない状況で続けていても意味はないので、今すぐ先生か塾を変えましょう。

とはいえ、近くに今行っている塾以外に評判のいい塾が無いこともあります。

オンラインであれば、近くに他の塾が無くても様々な塾や家庭教師のサービスを受けることができるのでオススメです。

そもそも塾代が高い

校舎型ならテナント料、光熱費、机などの備品費も発生するので環境の維持かかる費用が大きいです。特に地方ではライバル塾も少ない反面生徒数の確保が厳しいので、塾代を上げないと経営が苦しくなってしまう塾もあります。

オンラインなら校舎型よりも拠点数が少なく済むほか、地域によって授業料が変わることも無いので校舎型よりも安く済みます。

塾代がもったいないときにオンライン型にすべき理由

塾を一切やめてしまうよりは断然良い

お母ちゃん
お母ちゃん

勉強しないから塾も辞めさせる

コビー
コビー

勉強しない子どもを放置していても勉強するようにはならんで

特に勉強する習慣が無い子どもにとって、少なくとも何かしらの授業を受けて宿題を出される環境は成績を上げるために必要です。出された宿題をしっかり解いて次の授業に挑むという、当たり前の勉強習慣を身に着けるためには、週1回程度は塾を利用した方が良いです。

塾代が安い

校舎型と比べてどの程度安くなるかといえば、2割から5割程度安くなると言われています。実際に比較してみましょう。

一番安いコースで良いので、例えば週1回程度の授業を大手オンライン個別指導WAMで受けたとしましょう。月4回受けるとして、税込み月額は以下になります。

オンライン型の月額一例

  • 小学生(40分):5,800円
  • 中学生(40分):7,600円
  • 高校生(40分):9,200円

この金額でマンツーマン指導を受けることが出来ます。

では校舎型の例として、明光義塾の場合を例とします。明光義塾は先生1人対生徒3人です。

校舎型の月額一例

  • 小学生(45分):7,150円
  • 中学生(90分):15,400円
  • 高校生(90分):16,500円

両社1回あたりの授業時間も違うし、サポート体制や授業方針も異なるので一律に比較することはできません。なので、ここではどちらが良いと言いたいわけではないことをご了承ください。ただし週1で利用したときの料金が全然違いますよねっていう話をしています。

オンラインの方が一人ひとりに合ったサービスを選ぶことが出来る

校舎型の場合は、どうしても場所の制約があります。制約とは具体的に以下の事です。

校舎型が受ける制約

  • 一度に授業を行える生徒数が限られるため、授業日を変えることが難しい。集団授業ではそもそも変えること自体が不可能。個別指導の場合は振替はできるけれども先生は別の人になる。
  • 個別指導の場合、先生の出勤日が塾側の都合で変わることがあるので、いつも同じ先生に教えてもらうことが難しい
  • 個別、集団指導ともに全員同じ授業時間でないといけない。例えばAさんは60分、Bくんは30分などと変則的な授業時間を設けることは不可能。

さらに、個別指導であればマンツーマンではなく教師一人に対して生徒2~3人が基本で、マンツーマンができない個別指導塾もある。

逆に、オンライン型は場所の制限を一切受けません。従って上に紹介したデメリットが一切無く、生徒一人ひとりに合った授業プランを実現できます。具体的には以下の通りです。

  • 授業の振り替えが簡単。先生の予定さえ空いていればいくらでも授業日程の変更が可能。
  • 先生が辞めてしまう場合を除き、先生が変わることが無い
  • 授業時間が自由に選べる。短い所であれば30分単位で自由に授業時間を選べるので、生徒に合った授業時間で受けることが可能。

また、オンラインでは授業日以外でもLINEなどを用いて担当の先生と24時間気軽に質問することができるオンライン塾もあります。校舎型であれば質問したくても基本的に授業日しか質問はできません。生徒との過度な交流を避けるためにLINEなどSMSの交換は基本的に禁止されています。

従って、オンライン型の方が生徒一人ひとりに合ったプランを選ぶことが出来ると言えるでしょう。

塾代がもったいない場合の対策法まとめ

まずは塾をオンライン型に変えましょう。オンライン型は校舎型と比較して生徒一人ひとりの要求に合ったサービスを展開しています。授業時間、日程の変更、先生の交代が簡単なほか、いつでも質問しやすい環境が整っています。

また、オンライン型の塾は校舎型と比較して安いので、例えばWAMを利用した場合は月当たりの月謝を1万円以内に抑えることが出来ます。一番安いプランで良いので、週1回程度利用しましょう。

適切な難易度と量の宿題を出してもらい、宿題をこなす習慣をつけることで成績は上がっていきます。授業数や時間数の増加は成績が上がり始めてから検討しましょう。

保護者ばかりが焦っていてもしかたありません。「①宿題もできておらず成績が上がらない状況」➡「②保護者が焦って塾の授業数などを増加させる」➡「③余計に宿題が溜まってしまい、手の施しようがなくなる」このような負のスパイラルは一番よくある失敗例で、一番避けなければならないことです。負のスパイラルに陥ってしまえば、払った塾代がほとんど無駄になってしまうのでもったいないです。

「①宿題をこなす習慣をつける」➡「②成績を上げる」➡「③授業数を増やす」という段階を踏むことで、費用対効果を最大にすることができますので、まずは宿題をこなす習慣を身に着けさせましょう。

そのためには、保護者が時間を管理するなどできることは沢山あります。

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