こんにちは!コビーです。
今回は茨城県内トップの私立中学、江戸川学園取手中の入試の倍率について紹介します。
江戸川学園取手中の入試の仕組みは次のリンクで解説しています。合格基準や試験科目などが分からない方は、合わせてご確認ください。
目次
江戸川学園取手中の倍率 おさえたいポイント3つ
3年分の倍率を紹介する前に、知っておきたいポイントを3つ紹介します。
めちゃくちゃ重要なので、読み飛ばさないことを強くおすすめします。
倍率は試験日によって異なる
江戸川学園取手中は試験日が複数回あります。試験日によって倍率が変わるので、受かりやすい日に受けたいですよね。まずは2025年度入試の定員を見てみましょう。東大ジュニア・医科ジュニアは両方とも全体定員320人(内部進学生含む)の25%、難関大は50%です。
入試型(試験日※) | 東大ジュニア | 医学ジュニア | 難関大ジュニア |
---|---|---|---|
適性型入試(12月14日) | 10 | 10 | 20 |
第1回入試(1月17日) | 45 | 45 | 90 |
第2回入試(1月25日) | 20 | 20 | 40 |
第3回入試(2月5日) | 5 | 5 | 10 |
第1回と第2回で倍率はあまり変わらない理由は次で説明します
東京・千葉の受験者が過半数
中学入試には都道府県別に解禁日というものがありまして、千葉は1月20日、東京は2月1日なんですね。解禁日より前の試験日では、練習や滑り止めとして受ける生徒が多いんですよ。
千葉では私立の名門として渋谷教育学園幕張中学があり、2025年では1月22日に試験がありました。江戸川学園取手中より偏差値が高く、渋谷教育学園を第一志望としている生徒も沢山います。江戸川学園取手中の第1回入試は渋谷教育学園の練習として丁度よい日程なんですよ。
東京でも2月1日から様々な名門私立が入試を始めるため、できるだけ1月の中旬までに受験の予行練習は終えておきたいと思うのが心境ですよね。ということで、第1回入試は定員数は最多ながら、東京・千葉エリアの受験生が多く受けに来るので第2回入試とあまり変わらない倍率になります。
江戸川学園取手中は茨城と千葉の県境ですから、他県の事情が大きく影響します
2026年入試は1月17日がねらい目
2026年から1月9日に試験が追加されます。全体の定員数は変化せず、第1回入試の定員枠が二分される予定です。千葉・東京エリアからの受験生が増えることが予想されます。
江戸川学園取手中の半数は千葉県の生徒です。
千葉の入試解禁日(1月20日)まで日数があるため、今まで第1回入試を受けていた千葉エリアの受験者が1月9日の入試を受けると思われます。従って、1月9日入試は例年の第1回入試よりは倍率が高くなると予想します。定員が多い1月17日試験(従来の第1回)では、千葉エリアの受験者が減るので、定員は減少しますが倍率は今までと同程度になると考えられます。
入試型 | 試験日 | 定員数※ |
---|---|---|
適性型入試 | 12月13日 | 40 |
第1回入試 ★新設★ | 1月9日 | 70 |
第2回入試 ★ねらい目★ | 1月17日 | 70 |
第3回入試 | 1月25日 | 50 |
第4回入試 | 2月5日 | 若干 |
あくまで予想なので、保証はできません
江戸川学園取手中の倍率 過去3年分
東大ジュニアの倍率は平均5.4
東大ジュニアの定員は80人、3つのコースのうち最も偏差値が高いコースです。3年間の全日程の倍率の平均値は5.4です。
入試型 | 2025年 | 2024年 | 2023年 |
---|---|---|---|
適性型入試 | 9.1 | 8.9 | 9.5 |
第1回入試 | 3.3 | 3.1 | 3.0 |
第2回入試 | 3.3 | 3.7 | 3.5 |
第3回入試 | 6.0 | 4.7 | 6.5 |
医学ジュニアの倍率は平均5.6
医学ジュニアの定員は80人、3つのコースの中で中間の難易度です。3年間の全日程の倍率の平均値は5.6です。
入試型(試験日※) | 2025年 | 2024年 | 2023年 |
---|---|---|---|
適性型入試 | 4.5 | 6.2 | 10.2 |
第1回入試 | 2.1 | 2.4 | 3.0 |
第2回入試 | 2.4 | 3.1 | 3.6 |
第3回入試 | 8.4 | 5.1 | 16 |
難関大ジュニアの倍率は8.1
難関大ジュニアの定員は160人、3つのコースの中で最も合格しやすいです。東大・医学コースで不合格になっても、難関大ジュニアにスライド合格できる場合があります。
入試型(試験日※) | 2025年 | 2024年 | 2023年 |
---|---|---|---|
適性型入試 | 6.5 | 6.5 | 6.5 |
第1回入試 | 2.5 | 2.9 | 2.7 |
第2回入試 | 3.8 | 4.3 | 3.4 |
第3回入試 | 27.5 | 17.3 | 13.6 |
江戸川学園取手中の倍率まとめ
試験日によって倍率が大きく変わるので、受ける日程には注意したいですね。2025年までは第1回・第2回がねらい目でした。
2026年から試験の回数が計5回になる影響で、倍率は従来の傾向から変わるでしょう。江戸川学園取手中は茨城と千葉の県境にあるため、他県の影響を強く受けます。在学生の約半数を占める千葉の生徒が、新設される1月9日入試に受けやすくなったため、1月9日入試の倍率は予想しづらいです。
少なくとも1月17日入試は従来よりも他県エリアからの受験者が減ると思われるので、倍率は従来の第1回と同程度になると予想しています。
受けるなら1月9日よりも1月17日に受けたいですね。
江戸川学園取手中の入試の仕組みは次のリンクで解説しています。合格基準や試験科目などが分からない方は、合わせてご確認ください。