こんにちは!コビーです。
今回は茨城県内の最難関高校、水戸一高・土浦一高を目指すための英語対策として、中3で行う受験準備にピッタリな応用問題集を厳選して紹介します。
それではいきましょう!
英語対策で難関校の合否を分けるポイント2つ
英文法と語彙力を完成させる
英語の土台は文法と語彙の知識力です。まずはしっかりした土台作りを意識しましょう。土台ができていないまま読解問題にチャレンジしても文章を理解できず、進めることが難しいのでとても非効率です。
英文法と語彙力ができているかどうかわからない、と言う場合は偏差値60を目安にしましょう。
できれば中2のうちに、遅くとも中3の夏までには土台となる基礎力を完成させましょう。おすすめの学習手順は次の記事で解説しています。
文の構造を意識しつつ長文を沢山読む
水戸一高・土浦一高レベルでは、素早く正確に読み解く読解力が合否の決定打です。
長文の途中で止まらずスラスラ読めるようになるには、文の構造を理解することが第一です。そのために「品詞分解」は避けて通れません。自然に文の構造が理解できるようになると、読み返すことなく長文を簡単に理解できるようになります。
最初は面倒ですが、丁寧に読むクセが後々読解力に繋がるんです。沢山の長文を丁寧に読むことが、文の構造を瞬時に理解する力を身につける秘訣です。
既に書きましたが、文法と語彙を完璧に理解してから長文読解に取り組まなければ効果はありません。
難関校対策のための長文読解にオススメの問題集を紹介します!
水戸一高・土浦一高の英語長文対策に効果的な問題集5選
中学 英語長文 ハイクラステスト

「これから長文読解の対策を始めるぞ!」という子が手に取る1冊目の問題集として最適です。
長文が苦手でも、200語~600語程度まで様々な長さの文章が用意されているので、段階的に慣れていくことができます。レベルも標準➡発展➡難関レベルと3段階のステップアップで実力を伸ばすことができます。難しめの長文に慣れようという子にピッタリですね。
ちょっと難しめの内容ですが、含まれるのはどれも基本的な文法や語彙ばかり。しっかりした基礎力が身についていれば解ける問題です。難しいな、と感じる場合は間違えた場所や読み解けない部分を復習しましょう。
長文読解の入門書といえど、この1冊をしっかりやりこめば水戸一高・土浦一高レベルの合格圏が見えてきます。
長文読解を始めるには、まずはこの本を手に取りましょう

偏差値70突破問題集 テーマ別長文読解

全国の公立高校の入試傾向を研究し、偏差値70以上の公立高校だけをターゲットにした問題集です。
最高水準問題集をはじめ、実はよく知られている難関校対策用の問題集って、ほとんどは難関私立をターゲットにしています。本書は難関公立高校をターゲットにしている数少ない問題集で、水戸一高・土浦一高レベルを目指す全ての子に最適です。
難しい内容のため、この本の前に上で紹介した「ハイクラステスト」など長文読解に慣れるための事前準備はしておきましょう。
公立高校の入試対策に特化しているので、私立高校を視野に入れている子にはおすすめできません。
水戸一高・土浦一高レベルに必要な読解力を完成させるための1冊です

私立を視野にしている子は、次に紹介する本がおすすめです。
最高水準問題集 特進 英語長文

「応用問題にも慣れてきたから、もっと難しめの長文に挑みたい」という子向けの教本です。
かなり難しめの問題もありますから、水戸一高・土浦一高レベルで英語を得点源にしたい子、江戸川学園取手高校などの難関私立を視野に入れている子にピッタリです。
この本が難なくできるようになれば高校入試レベルでは敵なしでしょう。習得するには時間がかかりますから、余裕があればチャレンジしてみてください。
応用力を完成させるための1冊として、解けるようになりましょう。
全国高校入試問題正解 英語

上で紹介した問題集を終え、入試が近づいてきたらいよいよ本番対策です。他の都道府県の公立高校入試で出題された問題を解いて、「英文法・英単語・長文読解」を総仕上げします。受験の直前対策に必須の本です。
間違った場所を重点的に復習して、しらみつぶしに弱点を補強しましょう。
本書は緑色の表紙ですが、似たような題名の本が黄色い表紙で出ています。黄色い方は公立以外に私立や国立の問題を含んでおり、公立の傾向と異なる問題を多く含んでいます。
水戸一高や土浦一高など、公立の難関校に挑む場合は緑色の本書を買いましょう。
買い間違いに注意です!

私立・国立志向の受験生はこっちの黄色い本を買いましょう。
茨城県立高校入試 過去問

過去問対策はどの教科でも必須です。遅くとも受験の1カ月前から始めたいですね。
茨城県立高校入試の過去問は、解説が丁寧で最も収録年数が多い東京学参がおすすめです。

過去問対策を怠ると足元をすくわれることもありますよ!
効率よく英語の成績を上げる方法
基礎ができてから長文読解に手を出す
入試が迫っていることへの焦りから、早く次のステップに進みたいと思ってしまうのも理解できます。
特に英語は基礎が大事で、読解力が合否を分けるからといって、英文法をスキップして長文読解に進むことは出来ません。
少なくとも偏差値が60に到達してから長文読解に着手しましょう
「ハイクラステスト」と「偏差値70突破」を最低3周する
長文読解には慣れが必要です。1周だけでは知識が身につかないので最低でも3周はしましょう。
文章の内容を覚えていてもいいんです。出来ない子ほど「覚えてるから意味がない」と勘違いして周回をサボります。
ポイントは「文章を正しく品詞分解できるか」です。
「文章の内容を覚えている」ことと「文章の構成が理解できている」ことは全く意味が違います。
焦る気持ちをグッとこらえて、繰り返し復習して自分の弱点を補強していきましょう。
構成を理解することが最も重要ですよ!
直前期は過去問で弱点補強しよう
12月には過去問対策に着手しましょう。弱点を全てあぶり出すつもりで「全国高校入試問題正解」を短期間で周回します。
いよいよ入試が目前になったら茨城県立高校入試の過去問を一通り解いて感触を確かめましょう。
ここでも間違った場所を繰り返し復習し、最後まで弱点を補強し続けることがポイントです。
最後の最後まで弱点の発見と補強を繰り返してください
水戸一高・土浦一高の英語の対策まとめ
水戸一高・土浦一高レベルの英語では、早く正確に読み解く「読解力」で合否が決まります。
読解力は「英文法と英単語」という基礎知識の土台があって初めて身につくものですから、基礎は完璧に習得しましょう。長文読解の対策は、基礎を完成してから着手します。
読解では文章の構成を意識して品詞分解することで、自分の理解力を確認することができます。初めは面倒でも、丁寧に読むクセをつけることが読解力アップのポイントです。
まずは自分のレベルに合った良質な問題集選びましょう。
今回紹介した教材を活用し、基礎レベルの英語から水戸一高・土浦一高レベルに通用する英語へと変換できれば、英語は得点源に変わります。
「盤石な基礎力」と「どんな文章でも品詞分解できる理解力」を武器にして合格をつかみましょう!