高校入試

【理科】水戸一高・土浦一高の対策|茨城県立入試に効果的なの問題集5選

こんにちは!コビーです。

今回は茨城県内の最難関高校、水戸一高・土浦一高を目指すための理科対策として、中3で行う受験準備にピッタリな応用問題集を厳選して紹介します!

この記事でわかること

  • 理科の点数で差がつくポイント
  • 水戸一高・土浦一高など難関公立高校の入試対策に向けた、理科の成績アップのために効果的な問題集

この記事を書いている人

コビーです!

つくばエリアで小中高生を対象とした塾に講師として6年従事しておりました。当時から分野を問わず様々な問題集に目を通しており、効果的な使い方と学習法を自信をもってお伝え出来ます。あなたの助けになれば嬉しいです!

それではいきましょう!

理化対策で難関校の合否を分けるポイント2つ

本質的な理解力を身につける

水戸一高・土浦一高レベルの理科の戦いで大事なのは、「なぜそうなるのか」を自分の頭で考え、説明できること。つまり、現象の仕組みを理解することです。

最近では図表や会話文を使った文章問題や複数単元を組み合わせた応用問題も増え、出題パターンも多岐にわたります。表面的な知識だけでは太刀打ちが難しいため、「本質をわかっている」ことが重要なんです。

本質的な理解力を身に着けるには

文章問題や融合問題、記述問題などの本質的な理解力を問われる問題を数多く解こう

過去問対策を軽視しない

偏差値が高い子ほど過去問対策を軽視しがちです。

公立高校の入試では教科書の中からしか出題されません。特に理科は理系科目の中でも出題パターンが少ないので、別の都道府県で出題されたものと同じような問題が出題されることがあります

過去問対策が大切な理由

理科は過去問で出題パターンを網羅しやすいため、対策次第で逆転合格できる場合がある

今回は「本質的な理解力」を上げるもの、そして公立高校入試の傾向に慣れるための問題集を厳選して紹介しますよ!

水戸一高・土浦一高の理科対策に効果的な問題集5選

「解き方」が身につく問題集

高校入試 「解き方」が身につく問題集 理科
Amazonから引用

標準から応用レベルにステップアップするための入門書の定番で、基礎問題集にありがちな表面的な対応力ではなく、「本質的な理解力」を突く問題に対処するための術が身につきます

「基礎問題は大丈夫だけど、応用問題や記述になると詰まる」という受験生に最適です。

128ページしかないので、短期間で効率よく総復習したい子にもお勧めできます。

難関校を目指す全ての子にオススメしたい1冊です

向いている子

  • 基礎力があり、少なくとも偏差値が50以上ある子
  • 本格的な過去問対策を行う前に、知識の総復習を短期間で行いたい子

向いていない子

  • 公式や語句の理解力が乏しく、応用レベルに入るための基礎力が十分でない子

塾技80

塾技80 理科
Amazonから引用

解き方の定石を習得し、応用力をさらに伸ばすための発展的な問題集です。上で紹介した「解き方が身につく問題集」が終わった後に着手してほしい1冊です。

この本は難しく、じっくり時間をかけて進める内容です。遅くとも10月には始めたいですね。

繰り返しやりこむだけで水戸一高・土浦一高レベルに到達可能ですが、着手する前にある程度の応用問題には慣れておきましょう。

応用力を完成させるための1冊として、解けるようになりましょう。

向いている子

  • 一通りの基礎力は完璧で、応用問題にも慣れている子
  • 難関校の入試で理科を得点源にしたい子

向いていない子

  • 基礎が完璧でない子
  • 理科が苦手で、得点源として考えていない子
  • 短時間で総復習したい子

最高水準問題集

最高水準問題集 高校入試 理科
Amazonから引用

難関高校の入試対策として定番の問題集です。難関私立を意識した内容ですが、理科は公立も私立も問われる知識は同じなので応用力を鍛えるためには最適です。

迷ったら塾技80を優先してください。本書は塾技80をやり終えてもなお時間的に余裕があり、応用力を確かめるための問題集です。

理科がめっちゃ得意だから、得点源としてさらにレベルアップしたいという子にオススメです

¥1,540 (2025/07/09 22:34時点 | Amazon調べ)

向いている子

  • 既に応用力を身につけていて、実力を確かめたい子
  • 応用力に欠点が無いか確認したい子

向いていない子

  • 基礎力が足りていない子
  • 応用問題に慣れていない子
  • 公立高校の傾向にフォーカスした問題を解きたい子

全国高校入試問題正解

全国高校入試問題正解 分野別過去問 理科
Amazonから引用

上でも書きましたが、理科は理系科目の中でも出題パターンが少ないので過去に別の都道府県で出された問題が本番で出ることがあります。他の都道府県の公立高校入試を解いて、一通りの出題パターンに対応できるようになりましょう。

受験の直前対策に必須の本です。

本書は緑色の表紙ですが、似たような題名の本が黄色い表紙で出ています。黄色い方は公立以外に私立や国立の問題を含んでおり、公立の傾向と異なる問題を多く含んでいます

水戸一高や土浦一高など、公立の難関校に挑む場合は緑色の本書を買いましょう

買い間違いに注意です!

向いている子

  • 公立高校を目指す全ての受験生

向いていない子

  • 私立・国立が第一志望の受験生

私立・国立志向の受験生はこっちの黄色い本を買いましょう。

茨城県立高校入試 過去問

茨城県公立高校入試過去問題
Amazonから引用

過去問対策はどの教科でも必須です。遅くとも受験の1カ月前から始めたいですね。

茨城県立高校入試の過去問は、解説が丁寧で最も収録年数が多い東京学参がおすすめです。

過去問対策を怠ると足元をすくわれることもありますよ!

効率よく理科の成績を上げる方法

途中で投げ出さずに1冊を何度もやりこもう

入試が迫っていることへの焦りから、早く次の問題集に進みたいと思ってしまうのも無理はありません。「塾技80」など応用力を鍛えるための問題集は習得に時間がかかります。全ての知識を身に着けるためには、1周だけでなく何周も繰り返し復習することが必須なんです。

焦る気持ちをグッとこらえて、繰り返し復習して自分の弱点を補強していきましょう。

間違いを無くすまでやりこんで、初めて「次のステージ」に行くことが許されるんですよ

直前期は過去問対策を入念に行おう

12月には過去問対策に着手しましょう。出題パターンを全て頭に叩き込むつもりで「全国高校入試問題正解」を短期間で周回します。

いよいよ入試が目前になったら茨城県立高校入試の過去問を一通り解いて感触を確かめましょう。

間違った場所は弱点なので、「全国高校入試問題正解」や「塾技」で補強しなければなりません。

最後の最後まで弱点の発見と補強を繰り返してください

水戸一高・土浦一高の理科の対策まとめ

水戸一高・土浦一高レベルの難関校の理科対策では、現象の理由や関係性を説明できる“思考力”が問われます。

重要な事は、基礎知識をもとに「なぜそうなるのか」を考え、図やデータから論理的に読み解く力をつけること。必要な事は、自分のレベルに合った良質な問題集選ぶことです。

今回紹介した教材を活用し、「表面的な理解」から「本質的な知識」へと変換できれば、理科は得点源に変わります。

さらに理科は出題パターンが他の理系科目よりも少ないので、他県の過去問でも類似問題を見つけることができます。

「本質的な知識」と「出題パターンの網羅」を武器にして合格をつかみましょう!

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