こんにちは!コビーです。
茨城県内の最難関高校、水戸一高・土浦一高を目指すには高いレベルの基礎力が求められます。
今回は中2のうちから着手してほしい問題集を厳選して紹介します!
それではいきましょう!
水戸一高・土浦一高の英語対策で合否を分けるポイント2つ
水戸一高・土浦一高のような難関校ほど、英文の読解力が主な決め手だと思っていませんか?
英語で合否を分ける決定的なポイントは、読解力を支える文法と語彙の基礎力です。
英文を読む訓練を始める前に構文や単語を完璧に理解してこそ、読解力をグンと上げることができます。
とはいえ、中3から基礎対策を始めたのでは水戸一高や土浦一高に合格することは非常に厳しいです。難関校を目指すなら、中2の内に基礎を完璧に仕上げ、応用問題で勝負できる準備を整えることが求められます。
基礎力の強化では、未学習の分野でも先取りして習得しなければなりません。初めて習う単元でも理解できるように、わかりやすい参考書を厳選して紹介します。
まずは英語に苦手意識がある子でも理解できる教材から紹介を進めます
英語の基礎力アップに効果的な問題集5選
基礎の決定版:中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく
英語が苦手で、長文を読むたびに「この表現、見たことあるけどなんだっけ」と途中で止まってしまう——そんな悩みを抱える子にまず勧めたい一冊です。英語の偏差値が50ほどの子が対象です。
単元ごとの丁寧な解説と動画つきで、苦手な生徒でも安心して学習を進められます。時間をかけて全範囲をじっくり網羅したい受験生に最適です。
Amazon評価は★4.4、口コミは1020件もあるよ!口コミからメリットとデメリットをまとめて紹介します。
「分からない」を無くすことに特化しているので、苦手な子にはとことん向いています。もう少しレベルの高い子向けの本は後ほど紹介しますから、このまま読み進めて下さい。
演習量が少ないので、次に紹介する問題集と重ねて利用することをおすすめします
物量で基礎力アップ:パターンドリル中学全範囲
基礎文法は英作文ですぐに思い浮かぶ、見た瞬間に意味が分かる状態が理想の姿ですよね。基礎文法の理解を「知識」にとどめず、「使える力」に変えるために、繰り返し復習することで理想の姿に近づきます。
この一冊は、文法の基礎問をひたすら解いて反復復習するのに最適で、特に基礎固めを行う受験生から高く評価されています。
英文法の入門書のような位置づけで、英語の偏差値が50ほどの子が対象です。
Amazon評価は★4.4、口コミは46件です。口コミからメリットとデメリットをまとめて紹介します。
水戸一高・土浦一高を目指すなら、特に基礎文法は“知っている”では不十分。“使いこなせる”レベルまで落とし込みましょう。
ちょっとレベルが低すぎるっていう子は次の本が適切ですよ
時短復習に最適:中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
基本は理解できているつもりなんだけど、偏差値が60に届かない。基礎力確認のために、英文法の全範囲を“短期間で一気に復習したい”受験生に最適の一冊です。
全範囲が160ページで網羅されており、長文読解に本格的に取り組む前にぜひ着手してほしいです。
解説が少なく標準レベルの本なので、ある程度の基礎学力を要します。英語の偏差値が60手前くらいの子に適していますが、短い時間で網羅できるので英語が得意な子にもオススメです。
Amazon評価は★4.1、口コミは1019件です。口コミからメリットとデメリットをまとめて紹介します。
水戸一高・土浦一高を目指す生徒にとって、英文法の穴は致命的です。
文法知識を最終チェックすることで、読解への自信もつきますよ!
ワンステップ上に行く:中学英文法問題集スーパーステップ
入試本番レベルの実践的な英文法を短時間で網羅的に練習し、文法の抜け漏れをチェックしたい受験生に最適です。
英文法の基礎確認を終えた生徒が、標準レベルの問題をひたすら解いて「英文法を使いこなす力」を養うために特化した問題集です。解説や要点の整理は最小限ですから、ある程度の基礎学力を要します。
Amazon評価は★4.4、口コミは95件です。口コミからメリットとデメリットをまとめて紹介します。
入試では正確な文法知識を素早く使いこなすことが求められるため、仕上げ段階での“弱点発見&克服”に特化した実戦型です。
ぶっちゃけ、これさえやれば英文法の対策は万全です
語彙力強化はコレ1冊:速読英単語 中学版
水戸一高・土浦一高に合格するには2000語以上の語彙力が必要と言われており、Z会の速読英単語は2300語を収録しています。ぶっちゃけ単語帳はこれ1冊をやりこめば大丈夫です。
おすすめのポイントは、長文の中で単語を覚える構成です。単語の意味を文脈でとらえる練習が自然にでき、長文読解にも直結するので特に難関校を目指す人に最適ですよ!
Amazon評価は★4.5、口コミは356件です。口コミからメリットとデメリットをまとめて紹介します。
難関校の入試英語では、語彙力が合否を左右します。難しく感じても繰り返し練習することで身につきますから、諦めずに続けることが肝心です。
英語の基礎問題集を効率的に使うポイント
先取り学習が不安なら解説重視
「習った単元なら分かるけど、先取り学習に不安がある」という子は解説が丁寧な基礎教本で総復習した方が良いでしょう。「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」を教科書として使い、「パターンドリル中学全範囲」をワークとして使う方法が最適です。
2冊を繰り返し復習すれば基礎は網羅できますし、長文対策の土台はバッチリです。
この場合、次のメリット・デメリットがあります。
解説が親切なため理解力は上がる
量が多いため総復習に時間がかかる
時間がかかるので、遅くとも中2の秋までには始めたいですね。
英語が得意なら時短を重視
先取り学習に不安が無い子、または塾に通っていて疑問の解消が容易な子は時短重視の参考書を選びましょう。タイパは受験の要ですから、効率の良い学習方法を取り入れたいですね。
「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」を教科書に、「中学英文法問題集スーパーステップ」をワークとして使いましょう。
次のメリット・デメリットがあります。
短期間で総復習が可能
解説が簡素で実戦的な問題もあるため、自信がある子じゃないと手が出しづらい
疑問を感じたら塾や学校の先生に聞くようにしましょう。
中2の冬には着手しておきたいですね
中2から始める水戸一高・土浦一高の英語対策まとめ
水戸一高・土浦一高に合格するためには、英語の読解力を習得する以前に、文法力と語彙力の完成が不可欠です。
中3になってからでは遅く、中2の内から基礎力の完成に着手しましょう。
今回紹介した5冊はレベルに応じて基礎力を強化できる教材を厳選しています。自分の弱点に合わせて最適な組み合わせを選び、計画的に学習を進めましょう。
受験までの時間を最大限に活かし、実力を一段階引き上げてください。