高校入試

【受験生必見】水戸一高・土浦一高に合格するには|効果的な対策ポイント9個

こんにちは!コビーです。

今回は茨城県立の最難関高校、水戸一高・土浦一高に合格するための各教科の対策方法と合格までのモデルスケジュールを紹介します。

ここで紹介するポイントを押さえて計画的に学習を進めることで合格が見えてきます。入試対策の参考にしてください。

この記事でわかること

  • 水戸一高・土浦一高の合格点と内申点
  • 水戸一高・土浦一高に合格するための各教科の対策方法
  • 水戸一高・土浦一高に合格するための目標設定とスケジュール

それではいきましょう!

水戸一高・土浦一高の「合格ライン」

高校名合格点内申点2025年の倍率
水戸一高460点120点1.62
土浦一高455点120点1.17
水戸一高・土浦一高のA群選抜の合格ライン表

合格点

入試は5教科で500点満点です。A群選抜のボーダーは445~460点ほどなので、各教科平均で89~92点を目標にしましょう。

難度の高い問題は配点が高く、例えば数学では1問5~6点にもなります。2問間違いなら場合によってはアウトなので、許容範囲は1問ミスまでです。

得意教科は満点、苦手教科でも2問ミスまでに抑えたいですね

内申点

内申点は水戸一高・土浦一高ともに150点満点中120点がA群選抜のボーダーです。

各教科の平均評定は4.0ですね。これはギリギリの数値なので、できればもう少し余裕が欲しいところです。

3年間通して学校のテスト対策は入念に準備しましょう。

3年間通して平均評定は4以上を確保しましょう

詳しい事は次の記事で紹介していますから、あわせてお読みください。

参考記事
参考記事

【水戸一高・土浦一高】科目ごとの対策ポイント9個

【英語】対策のポイント2つ

英語で合否が分かれるポイントは読解力の差です。

じゃぁ長文をひたすら読めば良いかというと、そんなに単純ではありません。

英語の読解力は文法と語彙力の二本柱で支えられていますから、頑丈な柱が出来ていなければ簡単に崩れ落ちてしまいます。まずは文法と語彙力の基礎を完成させてから長文読解の特訓に入りましょう

ポイントその①

英文法と英単語力を完成させてから長文読解に挑もう

こちらの記事に基本を習得するためのオススメの問題集を紹介しています。

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基礎が固まったら長文読解に進めます。

長文読解のポイントは文の構造を理解することで、何度も同じ問題を復習しないと身につきません。

「2回目は内容覚えてるけど意味あるの?」と思うかもしれませんが、内容を覚えていてもめちゃくちゃ意味があります。「内容を覚えていること」と「文の構造を理解していること」は異なるからです。

構造の理解とは、品詞分解を指します。

ポイントその②

品詞分解し、各単語の役割を把握しながら丁寧に読み進めることをクセづける。

これらのポイントを練習するための問題集は、次の記事でまとめています。

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【国語】対策のポイント1つ

「なんか答えが合わないんだよなぁ」って悩んでませんか?

正答できない理由は「読んだつもりになっているだけ」です。とは国語が苦手な子によくある悩みですが、単純に「解くテクニック」の練習量が足りていません

国語は「筆者の考え」や「登場人物の心境」など常に同じ種類の問いが繰り返され、解くテクニックは毎回同じです。

「根拠の探し方」「選択肢の削り方」といった“答え方の技術”を、どんな文章相手でも無意識に使えるようになるまで練習する。それが水戸一高・土浦一高レベルの現代文で合格点を取るための絶対条件です。

対策ポイント

読解が困難な文章を読む練習を繰り返し行い、「解くテクニック」を習熟する

「解くテクニック」を身に着けるための問題集は次の記事で紹介しています。

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【数学】対策のポイント3つ

毎年ちょっとひねった図形問題や文章問題が必ず出題されるので、そうした応用問題の正答数で合否が決まります。応用力の完成度が決定打ということですね。

「どんな問題でも対応できる応用力を身につける」ために、具体的には次の3つに注意しましょうです。

差がつくポイント3つ

  • 暗記に留まらず、公式を使いこなす力
  • 文章や図を見た時に、瞬時に数式に変換する力
  • 解き方の最初の一手を即座に見抜く力

基礎だけではなく、上のポイントを意識した応用力を身に着けるためにオススメの参考書を次の記事で紹介しています。

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【理科】対策のポイント2つ

茨城県立高校入試では、物理と化学など分野を超えた融合問題や毎年出題されます。文章問題でも即座な読解力と深い知識力が必要です。

表面的な知識だけでは太刀打ちが難しいため、「本質を理解する」ことを心がけましょう

融合問題が増えているとはいえ、出題パターンは限定的です。例えば物理の「光」の単元なら化学の「電気分解」や生物の「光合成」の単元と親和性があり、よく出題されるパターンの一つですよね。

でも「光」の単元と生物の「血液循環」や地学の「地層」など親和性が無い組み合わせは融合されません。

どの都道府県でも傾向は似ており、別の都道府県の過去問と同じような問題が出題されることがあります。つまり他府県の過去問対策をすることで出題パターンを網羅することが容易なので、過去問の対策次第で点数が大きく変わることもあります

差がつくポイント2つ

  • 現象の本質を理解する
  • 過去問対策を怠らない

下の記事で、ポイントを満たすための問題集を厳選しましたのであわせてお読みください。

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【社会】対策のポイント1つ

社会も分野同士を融合した応用問題が毎年出題されます。地理・歴史・公民にまたがった知識と深い理解力が合否を分ける決定打です。

組み合わせ方は理科以上にパターンが豊富なので、パターンの網羅は現実的ではありません。

「理由」や「関係性」といった物事の背景を知ることがポイントで、分野を横断して暗記できる参考書を使うことが大切です。

差がつくポイント1つ

  • 物事の背景を理解して、分野を横断する知識力を身につける

横断する知識が身につく問題集を厳選しましたので、下の記事で紹介します。

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【水戸一高・土浦一高】突破のための目標とスケジュール

水戸一高・土浦一高は、中3から対策を始めて何とかなるような生半可な高校ではありません。学習のスケジュールを計画して毎日取り組むことが求められます。ここではモデルスケジュールを紹介します。

中2の学習計画のポイント3つ

数学、英語は基礎の習得に最も時間がかかります。英数の基礎力アップを優先的に終わらせましょう

中2で中3までの範囲を全て習得して、基礎力を完成させることを目標にしてください

中2の夏休み前から対策を始めることを考えると、1日あたりの勉強時間は3時間は確保したいですね。

英文法1時間、英単語1時間、数学1時間の配分です。

ポイント3つ

  • 数学・英語の中3までの全範囲を習得し、基礎力を完成させる
  • 受験対策として、毎日3時間の勉強時間を確保する
  • 時間がある時は苦手科目の克服にも注力する

中3夏休み終わりまでのポイント3つ

夏休みまでに全科目の基礎力を完成させ、偏差値60を達成しましょう。

英語と数学は中2までに培った基礎力の補強、社会・理科・国語も並行して基礎力を高めます。社会は分野を横断した知識量が求められますから暗記量が多く、社理国の中では優先度が高いですね。

夏休み中は応用問題に着手して、様々な出題パターンに慣れましょう

ポイント3つ

  • 夏休みまでに全教科の基礎力を完成させ、偏差値60を達成する
  • 夏休み中に応用問題に着手し、出題パターンに慣れる
  • 平日でも1日最低5時間は勉強に割こう

受験までのポイント3つ

夏休みが終わったら、さらに発展問題集を周回して応用力を身につけます。

国語・英語・理科など他の都道府県でも傾向が同じような科目は、他府県の過去問も解いておきましょう。あらゆる出題パターンに慣れ、年内には偏差値70に到達することが目標です。

遅くとも入試1カ月前になったら茨城県立高校入試の過去問に着手し、最後の弱点補強に着手しましょう。

ポイント2つ

  • 発展問題集を周回し、応用力の弱点を克服しておく
  • 国英理は他府県の公立高校入試の過去問を解いて出題パターンに慣れる
  • 入試1カ月前には茨城県立高校入試の過去問に着手する

【水戸一高・土浦一高】合格をつかむためのポイントまとめ

水戸一高・土浦一高に合格するためには、苦手科目でも2問ミスまでしか許されません。高い応用力が求められます。

5教科の中では英数が基礎力の定着に時間がかかるため、優先的に対処すること。そして適切なレベルの問題集を繰り返し復習することが大切です。

中3夏までに全教科の基礎を終わらせて全教科偏差値60を達成することが第1目標です。

受験生の夏休みで応用問題に着手し、受験までに何回も復習して応用力を強化します。中3の12月までに偏差値70を達成することが第2目標ですね。

レベルに合った適切な問題集を使って計画的に学習を進めれば、合格は夢ではありません!

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