高校入試

【2025年版】水海道一高の偏差値と合格点|倍率・必要な内申点をまとめて解説

「水海道一高の偏差値ってどのくらい?」

「実力テストの目標点は?」

「倍率と合格点を知りたい!」

今回は水海道一高(通称「海高」)の偏差値、倍率、合格点と内申点の目安をご紹介します

入試の対策方法まで幅広く解説しますので、志望校の選定などにご参考下さい。

この記事で分かること

  • 水海道一高の偏差値、倍率
  • 合格点と内申点の目安。そして実力テストで目標にすべき点数。
  • 水海道一高に合格するために効果的な参考書と、合格に向けた学習計画スケジュール

筆者について

こんにちは、コビーです

6年の間、茨城県内で塾講師と家庭教師をしており、中高生の進路相談には自信があります。志望校に近づくための指標になる「偏差値」や「合格点」について、要点を押さえながら解説します。

結論:水海道一高の偏差値と合格ラインまとめ

  • 水海道一高の偏差値は63(茨城統一模試の合格率80%以上の偏差値)
  • 2025年倍率は1.22
  • 合格点は360点(2025年入試のA群目安)
  • 実力テストは380点以上をキープしよう
  • 内申点は100点以上(9教科の平均評定3.7以上を目標にする)

詳細は本文で紹介します。

それではいきましょう!

水海道一高の偏差値と倍率

水海道一高の偏差値(模試別)

模試名水海道一高(普通科)の偏差値
茨統(茨城統一テスト協会)63
オープン模試(茨進)59
【2025年版】水海道一高の偏差値(合格率80%以上)

偏差値は模試によって異なりますので、茨城県内で人気の模試2つの偏差値を紹介します。

茨城統一模試(通称「茨統」)は県内で最も受験者が多いため、判定が正確な模試として有名です。1月から11月まで年8回と頻繁に実施しているためほとんどの人は受けたことがあるでしょう。

オープン模試は茨進が主催する模試で、茨統よりも難度が少し低めです。

水海道一高の偏差値は63(茨統)ですから、高い基礎力は勿論、ある程度の応用力を身につけなければなりません

対策に効果的な勉強法を後ほど紹介します

水海道一高と近隣校の偏差値比較

水海道一高と近隣の高校の偏差値を比較してみましょう。表は全てA判定(合格率80%以上)の偏差値です。

高校名茨統の偏差値オープン模試の偏差値
土浦第一7270
竹園6966
竜ヶ崎第一6661
土浦第二6660
牛久栄進6560
下妻第一6558
水海道第一6359
下館第一6153
土浦第三5954
藤代5953
牛久5752
取手第一5450
石岡第一5450
水海道第二5446
5145
伊奈5046
水海道一高と近隣高校の偏差値一覧表(合格率80%)

竜ヶ崎一高、土浦二高、牛久栄進にギリギリ届かない子が水海道一高に志望校を変えることが多いです。

水海道一高にギリギリ届かない子の場合、土浦三高や藤代が選択肢に挙がります。

ちょっと遠いですが、下館一高も捨てたもんじゃありません。各校の進学実績を次の記事で紹介しているので、水海道一高の実績も合わせてご覧ください。

水海道一高の入試倍率(共通+特色) 10年分

2016~2025年までの10年間の水海道一高の入試倍率
水海道一高の倍率変化 10年分
試験実施年倍率定員受験者数
2025年1.22201人245人
2024年1.33240人320人
2023年1.28240人308人
2022年1.58240人380人
2021年1.15280人322人
2020年1.16280人326人
2019年1.23280人343人
2018年1.31280人368人
2017年1.19280人332人
2016年1.20280人336人
水海道一高の倍率(共通+特色、志望先変更後の数字)

茨城県教育委員会(リンク)の公式資料に基づいて紹介しています。

過去10年間の最低倍率は1.15(2021年)、最高倍率は1.58(2022年)です。

2022年に附属中学が開校されてから段階的に募集定員が下がり、2025年で附属中学併設前と比較して定員が80人減少しました。

初めて定員が減少した2022年に倍率が最大になりました。

2023年以降は1.3倍前後で倍率が安定しています。2025年にも定員が下がりましたが、前回ほど大きな倍率変動は起きていません。

定員が減少した直後の数年間は倍率が安定しないことがあります。2026年は上がるか下がるか予想は難しいですが、1.3倍程度になると思っておきましょう

志望校は最初の出願後に1回だけ変更できるので、1月中旬ごろに発表される倍率を見てから受けるか変更するか決めても良いでしょう

水海道一高の入試倍率(特色) 10年分

2025年から特色枠の定員が20人になりました。10年分の倍率を紹介しましょう。

試験実施年倍率定員受験者数合格者数
2025年1.4020人28人20人
2024年1.2124人29人24人
2023年1.1724人28人24人
2022年1.0424人25人24人
2021年0.4328人12人12人
2020年1.0728人30人27人
2019年1.3228人37人28人
2018年0.9328人26人25人
2017年0.6828人19人15人
2016年1.0014人14人12人
水海道一高の倍率(特色、志望先変更後の数字)

一番右の列の赤い数字は定員内不合格が発生した年です。

2020年以前では定員内不合格が発生していましたが、2021年以降では定員内不合格がゼロです。つまり定員割れしていたら応募した人全員が合格するし、倍率が1を超えていたら必ず定員数が合格します。

特色選抜は誰でも応募できるわけではありません。水海道一高の入試情報(リンク)によると、2026年入試の出願資格は次の通りです。

特色選抜の出願要件

①野球(男)、サッカー(男)、ハンドボールのうち、いづれかの種目において部活動または地域のクラブチームに所属し、次のうちいづれかの成績を収めた者

  • 中体連主催の地区大会で4位以上の成績を残した者。
  • 当該種目の県・地区の強化指定選手・優秀選手・選抜選手であった者。
  • 中体連主催の県大会相当の大会に出場し、実績を持つ者

「中体連主催の県大会相当の大会」は指定されています。詳しくは募集要項をご確認ください。

②中学校の何らなの部活動またはクラブチームに所属しており、陸上競技に於いて次のうちいづれかの実績を持つもの。

  • リレー競技を含み、参加条件のある県大会以上の大会に出場した者
  • 県中学混成競技大会または、U16陸上競技大会県代表選考会においてベスト8以上の実績を持つ者
  • 陸上競技種目の県強化指定選手であった者

水海道一高の合格ラインの目安とは?

入試本番の合格点・ボーダーライン

360点が合格点の目安(2025年入試のA群ボーダー)です

例年では380点がA群ボーダーと言われていましたが、2025年で高校入試が大きく難化し、平均点が30点ほど下落しました。表にすると下の様になります。

試験実施年A群ボーダー(予想)合格最低点(予想)
2022~2024年380点360点
2025年360点340点

高校受験ナビによると、2025年入試では356点で合格した子がいます。合格最低点付近と予想しているので、2025年の合格最低点は350点前後だと推測しています。

本番では実力が発揮できないこともよくあります。模試や実力テストでは最低でも380点を目標にしましょう

400点以上を安定して取っていれば安心して合格できるレベルです

県立高校入試の難化の背景や最新傾向は次の記事で解説しているので、あわせてお読みください。

参考記事

「350点も難しいんだけど・・・」

と言う方に向けておすすめの参考書をまとめています。

成績アップの参考にぜひご参考ください。

あわせて読みたい

「正直厳しいけど逆転合格を目指したい」

と考えている方に向けて、次の記事で逆転合格に向けた塾の選び方を解説していますから、あわせてお読みください。

あわせて読みたい

A群とB群の違い

合格に必要な内申点

内申点の目安は100点です

評定に換算したら各教科3.7以上ですね。

高校受験ナビやベネッセが公開する情報によると、内申点が100点前後で合格している例があります。例えば2025年入試では内申96点、当日点364点で合格している子がいました。

内申は100点以上を目標にすると余裕をもって合格することができそうです。

内申点は中1から中3までの3年間の評定が加味されるため、定期テスト対策や提出物の出し忘れに気を付けましょう。

厳密に言えば内申点は「調査書」と呼ばれる書類の評価点です。調査書の内容をもっと具体的に知りたい方は次の記事もあわせてお読みください。

関連記事

内申が低い場合は入試で高得点を目指しましょう。

内申点が高い場合は当日点がA群の目標点以下でも合格できますから、対策しておいて損なしですよ!

水海道一高の対策に効果的な学習のコツ4つ

基礎を完璧にしよう

基礎を完璧にするだけでも350点まではすぐに到達できます。

定期テストが全教科平均未満でも、1日3時間基礎本を周回すれば長くても4カ月あれば十分でしょう。

350点に到達しなくて悩んでいる場合、基本的なところでつまづいている可能性が非常に高いです。

「勉強しているのに全然成績が上がらない」って方は参考書のレベルが合っているか確認してください。

短期間で基礎を総復習できるおすすめの参考書は次の記事でまとめているので、是非参考にしてください。

関連記事

模試は定期的に受けてモチベーションを保つ

模試は積極的に受けることを強くお勧めします

特に茨統は毎月の様に実施されるため、

例えば3カ月ごとなど時間を空けて定期的に受けるようにしましょう。

模試を受けるメリット

  • 幅広い分野から出題されるため、効率よく弱点を発見できる。
  • テストで間違えた問題は強烈に印象に残るため、効率よく記憶定着することができる。
  • 今の実力を測ることができ、合否の可能性を知ることができる。

「模試の結果を見て一喜一憂することに意味はない」とはよく言われますが、

喜ぶことも、落ち込むことも気持ちを整理する上で必要なことです。

必要な分だけ感情に浸ったら早く気持ちを入れ替えて見直しを始めることが重要です。

結果が返ってきたら、まずは自分の感情と向き合う時間をしっかりることで早く気持ちを入れ替えることができます

一喜一憂はどうしても避けられませんからね

過去問対策をサボらない

過去問対策の完成度で合否が決まると言っても過言ではありません。

実は過去問ってめちゃくちゃ効率がいい問題集なんですよ。

難易度も標準から応用までレベルアップに丁度よく、問題も練られているので良問なんですよね。

難しい問題も多いですが、正答率が50%を超えるレベルの問題さえ落とさなければ350点には届きます

難しい問題は飛ばして、簡単な問題は必ず正答できるように頑張りましょう。

実は公立高校入試って、どの都道府県でも傾向が似ているので、他府県と同じような問題が出題されることも多いんです。

過去問対策には全国の公立高校入試を収録した「分野別過去問」がダントツでおすすめで、単元別に攻略できるので、弱点の補強も応用力の強化もできます

効率の高い過去問の勉強方法は次の記事をご覧ください。

水海道一高の偏差値と合格ラインまとめ

水海道一高の偏差値と合格ラインまとめ

  • 水海道一高の偏差値は63(茨城統一模試の合格率80%以上の偏差値)
  • 2025年倍率は1.22
  • 合格点は360点(2025年入試のA群目安)
  • 内申点は100点以上(9教科の平均評定3.7以上を目標にする)

水海道一高のレベル、偏差値63になるには高いな基礎力とある程度の応用力が求められます。

ここまでで紹介した問題集を全てやりきることで、間違いなく実力は上がり合格が見えてきます。

弱点の発見と克服をひたすら繰り返すことが合格の秘訣です

水海道一高の進学実績についても次の記事でまとめていますから、合わせてお読みください。

関連記事

-高校入試