個別指導塾の向き不向きの判断基準6個!【元個別塾講師が徹底解説】

塾選び
お母ちゃん
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うちの子は個別指導塾が向いているのかしら?

コビー
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個別指導塾で6年間務めて計150名以上の生徒を見てきた僕が、向き不向きの判断基準を紹介するで。ぜひ利用の参考にしてほしい!

読んでほしい人

  • 個別指導塾を検討しているが、向いているかどうか不安な方

塾の向き不向きはとても大切なので、子どもの性格とあった塾を選びましょう

ぼくが経験した個別指導のケースでは、子どものタイプによっては成績を延ばせる子もいれば、あまり成績を上げられない子も沢山見てきました。

毎月高い月謝代を払っているにもかかわらず、十分な効果が得られず悩まれているご家庭を見る度に心苦しい思いをしてました

少しでも高い費用対効果が得られるために、これから紹介する判断基準を参考にして塾選びに活用してください

この記事の信頼性

コビー
コビー

よくCMで流れているM塾やS塾、あなたのお家の近くにもきっとある全国展開型の大手個別指導塾で6年間の指導経験がある僕が、その中で見てきた150人以上の生徒を参考にして向き不向きの判断基準を紹介します。

個別指導塾の向き不向き、6個の判断基準

この記事で伝えたいことは次の内容です。

個別指導塾の向き不向き、6個の判断基準

  • 向いている子の特徴①|学校の授業について行けない子
  • 向いている子の特徴②|先生に質問しずらい子
  • 向いている子の特徴③|周りの子と成績を比べられたくない子
  • 向いていない子の特徴①|宿題をしない子
  • 向いていない子の特徴②|学力が高い子
  • 向いていない子の特徴③|負けず嫌いでライバルと競争しながら成績を上げたい子

向いている子の特徴①|学校の授業について行けない子

  • 個別指導なら基礎から丁寧に学習しなおせる。
  • 一人ひとりの苦手を克服することができる。

極端な苦手科目がある場合や、全体的に学校の授業について行けない子は集団授業型の塾でもついて行くことが難しいので、個別指導にピッタリです。

他の生徒と一緒の進度で学習することが難しい子に向けて、個別指導塾では生徒一人ひとりの学習進度にあった授業を行います

学校の宿題で分からない所を先生と一緒に進めたり、過去に出題された学校のテストで分からない部分を克服することができます。基礎から丁寧に学習しなおすこと、一人ひとりの「苦手」をピンポイントで解決することが出来るので、勉強が苦手な子には個別指導がおすすめです

向いている子の特徴②|先生に質問しずらい子

  • 個別指導の先生は生徒の「分からない」を見逃さない。
  • 質問が苦手でも安心して授業を受けることができる。

学校の授業でみんなの前で質問することが苦手な子でも、個別指導塾なら他の生徒を気にすることなく先生に質問することができます。

ぼくも先生に質問することが苦手でした。分からないことは自分で調べていましたが、先生に聞けばすぐにわかる簡単なことでも、調べるために時間がかかってしまいますので効率が悪くなってしまいます。すぐに聞ける環境なら、効率よく疑問を解消することができます。

他の生徒の目が気にならない個別指導と言えど、質問することが苦手な子もいます。

個別指導塾の先生は、分からない部分を放置させません。あまり分かっていなさそうだな、と先生が感じると先生から逆質問するなど、先生は不安な部分の放置を見逃しません

分からない部分を残すことなく学習を進めることが出来るので、質問が苦手な子でも安心して授業を受けることができます

向いている子の特徴③|周りの子と成績を比べられたくない子

  • ライバルとの成績競争が苦手な子は個別指導塾がおすすめ!

成績に自信が無いなど、自分の成績を周りの生徒と比較されたくない子は個別指導塾がマッチしています

なぜなら集団授業型の塾は、毎週小テストを行って順位を競わせるなど、周りのライバルと自分の成績を比較しながら互いに競い合う環境だからです。

無理に集団授業型に通ってしまうと、子どもにとって心理的な負担が高くなってしまうので余計に勉強することが嫌になってしまうリスクがあります。

合わないタイプの塾に行くリスクを軽視してしまうと、塾に行かなくなってしまったり、成績が逆に悪化してしまうことに繋がってしまいます。

成績を比べられたくない子は個別指導塾に通うようにしましょう

向いていない子の特徴①|宿題をやらない子

  • 宿題は成績アップの必須要件!
  • 宿題をやらない子は、保護者が宿題の進度を管理しよう!

保護者の中には「塾に通わせるだけで成績が上がる」と思いこまれている方もいますが、宿題をやらない子の成績は絶対に伸びません。宿題をやらない子がどんなに良い塾に通ったところで、月謝代は全て無駄になります

宿題をやる習慣を身につけること、わからない宿題でもわからないなりにトライすることが何よりも大切です。

ぼくが個別指導塾で受け持っていた生徒の中には、宿題をやって来ない子が沢山いました。宿題をやって来ない子は授業中に前回出した宿題を進めるので、なかなか計画通りに学習が進みません。

一人ひとりの学習状況に合わせて授業を行い、成績アップの手助けする事は塾の仕事ですが、宿題を進めるのは通われている子どもと保護者の役割です。

保護者が宿題の進度をご家庭でしっかり管理することで、子どもの成績も伸びます。宿題をしない子は保護者が時間管理するなど、親子で協力しながら進めるようにしましょう。毎回宿題をしっかりやってくる子の成績は必ず伸びます

向いていない子の特徴②|学力が高い子

  • 個別指導塾の先生はバイトの学生なので、高い応用力が求められる指導ができる先生が少ない。
  • 学力が高い子は、プロ講師の授業を受けた方が良い。

学力が他の子と比べて高い子は、個別指導塾には向きません。なぜなら対応できる先生が少ないからです。

大抵の個別指導塾ではバイトの学生が先生を務めています。学校で習う程度の基礎的な学習内容であれば問題にはなりませんが、プロに比べて指導経験も浅く、実績も少ないので応用力が高い学習内容を進めるには力不足です

勉強ができる能力と、勉強したことを教える能力は異なります。たとえ先生の学力が高くても、教えるスキルが高いとは限りません

学力が高い子は、プロが講師を務める集団授業をオススメします。実績があるプロの授業を受けることが出来る点、そして自分よりも成績が高い人達に囲まれながら切磋琢磨できる点が集団授業の魅力です。

向いていない子の特徴③|負けず嫌いでライバルと競争しながら成績を上げたい子

  • 負けず嫌いな子は、ライバルと競い合うことで成績を上げることが出来る。
  • 個別指導ではライバルと競い合うことは無いので、個別指導には不向き。

個別指導ではライバルが居ないので、他の生徒と成績を競い合いながら成績を伸ばしていきたい子にとっては不向きです。

同学年の生徒は居ますが、個別指導では他の生徒と成績が比較できるような共通テストの実施や、成績順位の公開は行いません。

学校の授業にはついていけて、定期テストでも平均点近くを取っている子であれば他の生徒と成績を競い合うことはとても効果的です。また、負けず嫌いな性格の子ライバルと競争することで成績を上げやすいです。

ぼくが中学生の頃、成績が悪かったですが負けず嫌いな性格でしたので集団授業型の塾が合っていました。通塾当初の偏差値は30程度、学年120人の中でも成績は最下位でしたが、3カ月もしないうちに偏差値50に到達した経験があります。向き不向きはとても大切なので、子どもの性格とあった塾を選びましょう

ライバルと競争するのであれば、個別指導ではなく集団授業の塾に通いましょう。

個別指導塾の向き不向き、6個の判断基準まとめ

この記事での内容をまとめます。

個別指導塾の向き不向き、6個の判断基準

  • 向いている子の特徴①|学校の授業について行けない子
  • 向いている子の特徴②|先生に質問しずらい子
  • 向いている子の特徴③|周りの子と成績を比べられたくない子
  • 向いていない子の特徴①|宿題をしない子
  • 向いていない子の特徴②|学力が高い子
  • 向いていない子の特徴③|負けず嫌いでライバルと競争しながら成績を上げたい子

塾の向き不向きはとても大切なので、子どもの性格とあった塾を選びましょう。特に集団授業型、個別指導型では授業内容が全く異なるので、今回紹介した向き不向きの判断基準参考にして通う塾を決めましょう

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