家じゃ集中できないんだけど、いい場所ないかなぁ
今回は自宅以外の勉強場所について、おすすめのスポットを4つ紹介します。
この記事の信頼性
- 特に高校生の頃の筆者は、自宅外を主な勉強場所としていました。
- 筆者が中学生の頃は適した場所が分からず、試行錯誤しながら見つけてきた経緯があります。
- 筆者の経験から自宅外で、集中しやすく勉強の成果を上げやすい場所を提案することができます。
この記事を読んでほしい人
- 自宅では集中できない中高生
- 静かな場所を好む人
- どこで勉強すれば良いかわからない人
この記事でわかること
- 勉強に適した場所と、利用上の注意点
- 勉強するのに向いていない場所
自宅では誘惑が多く、集中が出来ないことも多いです。僕も勉強に打ち込んでいた頃は、勉強は主に自宅以外でしていました。
ちょっと古いデータですが、2014年に東京ガス都市生活研究所という東京ガスのシンクタンクが小中高生が自宅以外で勉強する場所についてまとめていたので紹介します。
東京ガスがこんな研究をしていたなんて驚きですね!
この調査結果によると、小中学生は主に学習塾や自習室、高校生になるとカフェや図書館、学校の自習室を利用していることがわかります。
公共施設や塾、学校の設備は、静かで程よい緊張感が保ててお勧めです。また、こういった設備はもともと勉強する環境が整っていますので、学習する環境を自前で用意する必要がなくお手軽です。
おすすめ環境①:学校の図書室を利用する
メリット
デメリット
コスト面、移動面において最も利用しやすい環境です。
学校によって図書室のキャパシティや開放時間が異なりますので、まずは通われている学校の図書室の情報を確認しましょう。
進学校の一部では土日祝日でも開放している学校はありますが、休日は開放していない学校も多いです。
また、特に次の点に注意したいです。
利用上の注意点
- 定期テスト前は必ず混みあう
普段勉強していない生徒でも図書室を利用するため、定期テスト前の放課後は必ずと言って良いほど混みあいます。
空いている席が無いこともありますので、テスト直前期は授業が終わったらすぐに図書室に直行するように心がけましょう。
おすすめ環境②:図書館や資料館などの公共施設
メリット
デメリット
学校の図書室に次いで、コスト面で利用しやすい環境です。
図書館などは休館日が設定されていることが多いですが、地域によっては休館日が無い公共施設もあります。自宅近くに休館日が無い公共施設があれば、利用しない手はありません。
近隣に学校が少ない公共施設では、定期テストの時期でも学校の図書館と比較して混みにくいです。
利用上の注意点
- 近隣に学校が多い公共施設では、学校の図書室と比較して同等もしくはそれ以上に混みあうこともある
公共施設は主に高校生や社会人が利用することが多いです。従って、近隣に高校が多い場合はテスト期に要注意です。
テストの時期はできるだけ朝早くから行って、早めにその日の学習を済ませるように心がけましょう。
おすすめ環境③:学習塾
メリット
デメリット
小中高生ともに人気のある勉強場所です。
塾に通っている場合、まずは通っている塾の自習室の環境を確認しましょう。
塾の自習室はもともと勉強するための場所なので、勉強に適している環境と言えるでしょう。
特に先生が近くにいるので、いつでも質問できるのは大きな利点です。また、予備校など塾の中には自習室を年中無休で開放している場所もあり、そのような自習室は習慣的に勉強することができるので大きなメリットになります。
しかし、自習室の環境は塾によって異なります。特に以下に紹介する点に注意しましょう。
利用上の注意点
- 小学生や中学生が通う塾の場合、自習室が騒がしいことがある
- 個別指導塾の場合同じ室内で授業を行うため、授業の声や会話が聞こえてしまう
特に授業の声など会話が聞こえると、脳が無意識に理解しようとしてしまい集中力が阻害されることが知られています。
集団授業型や大手の塾など、十分な広さのオフィスを構えている塾の場合は自習室が教室とは別にあります。
塾の職員が定期的に自習室の様子を見回るなど、環境整備に力を入れている自習室なら安心して利用できますね。
もし自習室を目的として塾を利用する際は、自習室が教室とは別に用意されているか、そして自習室の管理方法を確認しましょう。
おすすめ環境④:自習室やワーキングスペースを利用する
メリット
デメリット
自習や仕事専用のブースを有料で開放している施設があります。
主に社会人向けのワーキングスペースや、中高校生向けの自習室サービスです。
コロナ渦によりテレワーク需要が増えた結果、オシャレなワーキングスペースも増えてきました。東京などの都会にはワークブースと呼ばれる防音の個室が設置されている駅もあります。
中高校生向けの自習室では、管理人が部屋の環境を整備しています。騒がしい学生を退室させるなど、徹底して環境整備を行っているため安心して利用することができます。
社会人向けのワーキングスペースはオシャレな場所が多いので気分転換に向いています。
ただ、社会人向けの設備を利用する際は以下の点に注意しましょう。
利用上の注意点
- カタカタとパソコンを打ち込む音が聞こえる
- 未成年の利用を禁止している場所もある
- 地方には少ない
必ず場所と利用規定を確認するようにしましょう。
通学路に自習室やワーキングスペースがあれば利用を検討すると良いでしょう。
おすすめしない環境
カラオケ、カフェ、レストラン、コンビニのイートインスペース、デパートや商業施設の休憩場所で自習する中高生が居ます。
しかしこれらの場所で勉強することは極力避けて下さい。それには以下の理由があります。
利用してはいけない理由
- 特に利用客の回転数を意識している飲食店では、お店の迷惑になる
- 休憩場所を長時間占有することで、休憩したい他の利用者の迷惑になる
- そもそも店内で自習を禁止している飲食店やコンビニでは自習してはいけない。
上に挙げた理由のほかに、勉強する側にもデメリットがあります。
デメリット
第一のデメリットは、既に紹介した通り人間の脳は無意識のうちに会話を理解しようとするため、会話が聞こえることで集中力が強制的に阻害されてしまう点です。
気にならないよっていう人でも、集中力が無意識的に阻害されてしまうのでおすすめできません。
また、勉強することを想定した空間ではないので、手元の明かりが暗かったり空調が合わない場合があります。
特に照明が暗いと集中力が阻害される他、視力が低下する原因になるので利用は控えましょう。
まとめ
オススメの学習環境や、そのメリット・デメリット、注意点を紹介しました。
自宅付近に上で紹介した学習環境を探してみましょう。
まずは通っている学校の図書室は最も利用しやすいので利便性や開放時間を調べましょう。
次に、自宅付近の公共施設に休館日が無い場所があるか確認しましょう。
さらに、通っている塾の自習室の利便性を調査することも大切です。
もし通学途中にワークブースなどの利用可能なワーキングスペースがあれば、利用を視野に入れると良いでしょう。
皆さんのより良い勉強ライフを願っています!
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