「勉強してるんだけど、成績が全然上がらない」
「塾にも通っているのに、もう何を対策すればいいかわからない！」
勉強する習慣はついていますから、あとは正しい方法で勉強するだけで成績は上がるはずですよね。
だけどなぜか成績が伸びないって悩みを抱える人に向けて、よくある原因と解決方法を解説します。
実は僕も大学受験の時に「勉強しても成績が上がらない」という状況に陥りました。
「努力は報われる」ってよく言いますが、間違った方向に努力しても残念ながら報われないんですよ。
正しい方向に努力しなければ成績は伸びません。
実は成績を伸ばす方法はシンプルなので、原因と解決方法を一緒に見ていきましょう。
勉強しても成績が上がらない理由とチェックリスト
勉強しても成績があがらない原因は、日々の勉強方法と学習計画にあります。
両方に原因があることが多いので、まずはチェックリストをご覧ください。
いくつ当てはまりましたか？
上で紹介したチェックリストは、全て間違った勉強法を示しています。
まずは勉強法に原因があるパターンから順に解説しましょう
暗記に頼った方法で勉強している
単元を理解することよりも暗記に重心を置いていると、短期記憶に依存するため成績が安定しません。
英単語や漢字など覚えなければならないことはありますが、数式や図形の解き方などは本質を理解していないと成績は伸びません。
社会や理科でよく見かける分野をまたぐ問題にも対応ができないので、応用問題に弱くなってしまいます。
例えば僕が担当した生徒の中には、教科書やワークを丸暗記しようとしている極端な子もいました。
教科書＆ワークの丸暗記は定期テストには効果的な一方で、長期記憶には残りづらいので入試対策にはなりません。
暗記は最小限に、理解を深めるというのが勉強の基本です
レベルに合わない問題を解いている
基礎がガッタガタなのに、標準レベルや応用に手を出している生徒もみかけます。
勉強は積み重ねが基本なので、まずは教科書レベルをマスターしましょう。
逆にできる問題ばかり着手して「勉強した気」になっている人もいます。
出来ないところを出来るようにしなければ成績は上がりません。
いずれにせよ、自分が今やらなきゃいけないレベルの問題に着手しましょう。
問題集の周回をサボる
一番よく見かける間違った勉強法は参考書の周回不足です。
1度解いた問題を何度も解くことって、「前に進んでいる感じ」がしなくて嫌ですよね。
でも周回してこそ理解が定着するので、周回をサボる人ほど成績は上がりにくいのが現実です。
参考書は最後まで、そしてどんな参考書でも3周はしましょう
次は学習計画の問題点についてみていきます。
自分の弱点を把握できていない
自分の弱点の単元、ちゃんと言えますか？
苦手教科は誰でも把握していると思いますが、苦手単元までわからなかったら本格的にヤバいと思ってください。
なぜなら何を勉強したらいいか分かってない状態なので、成績なんて上がるはずもありません。
模試や実力テストの結果を見て、苦手単元を把握しましょう。
テストだけでは確認できる単元が少ないので、一度基礎を網羅することが効果的です。
弱点を対策するように学習計画を組みましょう
具体的な学習計画が無い
成績が上がらない人の根本的な原因は無計画性です。
「なにを」「いつまでに」「どこまで終わらせるか」という計画を立てて実行するんですが、シンプルに見えて実は難しいんです。
計画を立てるって簡単そうなのでナメてかかる人が多いんですよね。
計画（Plan）、実行（Do）、確認（Check）、修正（Action）を繰り返すことが大事で、よく頭文字をとってPDCAサイクルなんて呼ばれます。
短期～中期目標を立てて実行し、成果を確認してから改善点を修正した計画を再び作るって流れです。
4つの要素のうち、どれか1つでも欠けてはいけません。
立てた計画があいまいだったり、成果の確認をしていなかったり、計画を改善しなかったり、失敗の原因はいろいろあります。
頭を使って悩まなければいけないので真面目に取り組めば時間がかかります。
でも成績を上げるにはPDCAサイクルを正しく回すことが必須なんですよ
入試までの中期・長期目標を立てていない
志望校という目標は定めているものの、そこまでに通過するチェックポイントがあやふやな人も多いです。
3カ月ごとなどの中期、そして1年ごとの長期で目標を決めていないと達成度を把握できません。
達成度が把握できないと、今の勉強方向が正しいか間違っているか判断できないってことです。
例えば次の定期試験で達成したい成績の目標や、受験生の夏休み終わりまでに到達したい偏差値の目標など、
中期・長期目標は必ず持つようにしましょう。
細かい目標設定も成績UPに必須です
学習計画の見直しをしていない
これも成績上がらない人あるあるですね。
1度たてた計画をがんばって実行しても、だいたい思った通りには進みません。
だから改善を積み重ねる必要があるんです。
例えばA君が「1週間で英単語100個覚えるぞ」って計画を立てたとしましょう。
でも1週間後に単語テストをすると、A君は30個しか覚えていませんでした。計画は大失敗です。
なぜでしょう？
ここで失敗した原因を考えて、次の計画に活かさなければ「ただ失敗して自信を失っただけ」で終わります。
例えば次のような原因を見つけたとします。
次の1週間は、こんな計画にしたらどうでしょうか？
するとほら、前よりも成果が出やすい計画になりましたよね？
このように、何度もPDCAサイクルを回して計画を最適化することが成績UPするためには必要なんです。
だから計画の見直しはめっちゃ大事なんですよ
勉強しても成績が上がらない人が実践すべき解決法
正しい勉強法を知っている人に指導してもらう
1番簡単で確実な方法です。
普段の勉強を、効率的な勉強方法を知っている誰かに監督してもらいましょう。
個別指導塾や家庭教師のマンツーマンがいいですね。
できれば東大、京大、早慶あたりの現役大学生や卒業生に教えてもらえればベストです。
筑波大生って言えば茨城県内では「すげぇ」って思われますが、東大と比べたら天地ほど違います。
河合塾によれば、東大の理Ⅰ・文Ⅰと筑波大の医学群医学類の偏差値は同じなんですよ。
つまり医学類以外の筑波大生は東大生と比べたら大したことありません。
実際にぼくも筑波大の卒業生ですが、ぶっちゃけ効率的な勉強方法を知らなくても合格できました。
だから東大などのトップレベルの難関大生でないと、安心して任せることはできません。
学習計画の管理は塾に任せる
上でもちょっと説明しましたが、学習計画（PDCAサイクル）を考えるのってめっちゃ時間を使うんですよ。
それに自分で計画を立てると「これで良いかどうかも自信が無い闇雲の中で走る」ことになるでしょう。
僕は高校生の頃に塾無しだったのでわかりますが、不安は相当大きかったですよ。
だから学習計画の管理は全部、経験豊富な塾に投げちゃいましょう。
もう「あとは言われたことをやるだけ」状態にしてもらったほうが勉強に集中できます。
勉強すること自体は習慣づいていると思うので、やる事を整理するだけで成績は上がりますよ
塾に通っている場合は継続するか考えよう
どれか1つでも当てはまっていたら継続しない方がいいですよ。
ただ集団塾はモチベーションを継続するのに向いているので、気に入っていてお金に余裕があれば継続しても良いでしょう。
先生が在籍する大学ってどこまでなら良いの？って話ですが、
ぶっちゃけ茨城県内なら筑波大の医学群医学類が安心できる最低ラインです。
筑波大以外なら論外ですね。
正しくて効率の良い勉強方法を知っていて実践した経験があるなら、少なくとも筑波大以上の大学には進学しているはずですから。
でも「近くにそんな塾ないし無理やで」って人に向けて、茨城県内のどこからでも東大生に指導してもらえるおすすめの塾を紹介しましょう。
勉強しても成績が上がらない人にこそ合う塾
勉強してるのに成績が上がらないって人にこそ向いている塾の条件は、たった2つだけです。
残念ながら茨城県内では東大生や京大生に対面で教えてもらうことはできません。
だから勉強しても成績が伸びない人ほど、全国どこからでも利用できるオンライン塾がピッタリなんです。
では東大生に教えてもらえるオンライン塾を紹介しましょう。
スマホ、タブレット、パソコンなどがあればどこからでも利用可能ですよ
価格を重視するなら【東大家庭教師友の会】
| 運営会社 | 株式会社トモノカイ |
| 対象 | 小・中・高・既卒 |
| 授業形態 | マンツーマン専門 |
| 必要機材 | パソコンとWEBカメラ2台 |
| 機材レンタル | 機材は全て無料で貸し出し可能 |
| 授業可能な時間帯 | 先生と都合がつけば24時間対応可能 |
学部、院生を含めた現役東大生の3分の2が在籍している東大生在籍数No.1のオンライン塾です。
東大生のマンツーマンって高いよなぁと思いません？
それが意外とリーズナブルなんですよ。
固定費と授業料全部こみこみで、週1回1時間利用したときの月額は2万円を下回ります。
もっと具体的な料金やデメリット、口コミが気になる人は、ぜひ次の関連記事を読んでください！
サポート体制を重視するなら【トウコベ】
| 運営会社 | 株式会社MANABI |
| 対象 | 幼・小・中・高・既卒 |
| 授業形態 | マンツーマン専門 |
| 必要機材 | スマホ、タブレット、パソコンなど |
| 機材レンタル | なし |
| 授業可能な時間帯 | 9:30-23:00（曜日問わず）、1回45分～ |
東大生、京大生を中心とした講師陣で、24時間LINEで質問できるサービスが追加料金なしで利用できるサポート体制が特徴です。
集中して勉強するために、友達同士でネットを繋いだ状態で勉強する人もいますよね。
トウコベでは他の生徒といっしょに勉強でき、そして東大生や京大生にリアルタイムで質問できるオンライン自習室もあります。
週1回1時間利用したときの月額は、固定費込みで3万円を切るくらいですね。
友の会より料金は高いですが、その分LINE質問以外にもサポートが充実しています。
もっと具体的な料金やデメリット、口コミが気になる人は、ぜひ次の関連記事を読んでください！
講師の質を求めるなら【e-Live】
| 運営会社 | LIVE株式会社 |
| 対象 | 小・中・高・既卒 |
| 授業形態 | マンツーマン専門 |
| 必要機材 | タブレットやパソコン＆ペンタブ |
| 機材レンタル | あり |
東大生などの講師が400人ほど所属する小規模な塾です。
公募ではなく元利用者をスカウトして先生を集めているところが最も大きな特徴と言えるでしょう。
e-Liveでもサポート体制が強い点がウリですが、他と違うのは「小さな悩みでも真摯に向き合う」という姿勢です。
例えば「親子喧嘩の仲裁」やら「思春期の子どもの心のケア」など、対応できる相談の幅が広いです。
LINEやオンライン面談を通して悩みに向き合ってくれるので、心強い点が評価されています。
週1回1時間利用したときの月額は、固定費込みで2.5～3万円ほどですよ
友の会とトウコベの中間あたりの金額ですね。
もっと具体的な料金やデメリット、口コミが気になる人は、ぜひ次の関連記事を読んでください！
ピンポイントで苦手を克服するなら【スタディコーチ】
| 運営会社 | 株式会社Builds |
| 対象 | 小・中・高・既卒 |
| 授業形態 | マンツーマン専門 |
| 必要機材 | スマホ、タブレット、パソコンなど |
| 機材レンタル | なし |
こちらも東大生や早慶生を中心とした講師が400人ほど所属する小規模な塾です。
アウトプットに特化した逆授業を行う点が最も大きな特徴と言えるでしょう。
逆授業ではどうしても理解できなかった分野でも、理解力を少しずつ深めることで完璧に理解できるようになります。
LINEでの質問やオンライン自習室もあるので、疑問を即座に解決できる環境も安心できますね。
ただ、料金はここまでで紹介してきた3社よりもかなり高額な点はデメリットでしょう。
週1回1時間利用したときの月額は、固定費込みで6～7万円ほどです
プロ講師に頼めるじゃんってレベルで高額ですが、その分しっかりした学習計画を組んでくれるので、費用対効果は高いです。
もっと具体的な料金やデメリット、口コミが気になる人は、ぜひ次の関連記事を読んでください！
勉強しても成績が上がらない人の原因と解決法まとめ
勉強方法と学習計画が成績UPには欠かせません。
勉強しても成績が上がらないって人は、その両方に欠点がある場合が多いです。
そのための解決法は、実はたった2つまで絞れるんです。
これだけで成績は上がります。
東大生や京大生、早慶生といったトップクラスの難関大生に教えてもらうことが成績UPへの近道ですよ！