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【2025年版】下館一高の進学実績|難関大の現役合格率を3年分まとめて紹介

「下館一高ってどのレベルの大学に進学できるの?」

「既卒を含めたデータはよく見るけど、現役生の進学率が知りたい」

今回は下館一高の進学実績について、2023~2025年までの3年分を解説します。既卒を含めたデータは他のサイトでも見ることが出来ますが、現役だけの合格数をまとめた記事ってあまり無いんですよね。

この記事では現役生のデータのみ紹介しますのでご注意ください。

志望校を選ぶとき、参考になれば嬉しいです!

この記事でわかること

  • 下館一高の進学実績
  • 東北大・筑波大、早慶・GMARCHなど名門大への現役合格率

筆者について

こんにちは、コビーです

6年の間、茨城県内で塾講師や家庭教師をしていました。高校や大学への進路相談実績があります。志望校を決める時に気になる「実績」について、要点を押さえながら解説します。

読む前に知っておきたい下館一高の特徴

  • 男女比は毎年ほぼ5:5
  • 2020年4月に附属中学が開校。1期生は2026年3月に高校を卒業。
  • 2022年以降の卒業生の数は230~240人前後。

下館第一高校(公式HP)が公開している資料(進学実績および、学校経営計画表)に基づいて解説します。

それではいきましょう!

下館一高の進学実績と現役合格率【国公立】

2023~2025年、下館一高の国公立大学への現役合格実績3年分。

2023~2025年の間で合計201人が国公立大学に現役合格しました。

どのくらいの割合が国公立に合格しているのでしょうか?

各年度の現役合格率を見てみましょう。

卒業年現役合格者数現役合格率
2025年69人28.7%
2024年68人29.7%
2023年64人26.6%
国公立大への現役合格率

現役生の数は学校経営計画表に基づいていて、例年230~240人程度です。

平均すると現役生の28.3%が国公立大学に合格しています

国公立大学の現役合格実績ランキング(3年実績)

下館一高の2023~2025年までの実績を用いて現役合格ランキングのトップ5大学をまとめました。

国公立実績ランキング・トップ5(2023~2025年)

大学名合格実績
(3年合計)
現役合格率
(3年平均)
茨城大学49人6.9%
宇都宮大学32人4.5%
埼玉大学13人1.8%
筑波大学12人1.7%
茨城県立医療大学9人1.3%

下館一高から近い茨城大学と宇都宮大学がランキング1位と2位を占めました。

5Sで知られる埼玉大や、筑波大がランキング3位と4位です。

難関大に積極的にチャレンジする生徒が多いようですね

東京科学大に1人が合格(2025年)

東大・京大を始めとする旧帝国大学群、神戸大や東京科学大・一橋大の合格実績は極めて少ないです。直近3年だと次のようになりました。

卒業年東京科学大東北大
2025年1人なし
2024年なし1人
2023年なしなし

北海道大など、他の旧帝国大や神戸大・一橋大の実績はゼロです。

毎年1人輩出されるかどうかなので、学年1位の成績でも旧帝国大レベルに現役合格することはとても難しいですね。

筑波大に3人が合格(2025年)

筑波大と同列に比較される千葉大とともに紹介します。

卒業年筑波大千葉大現役合格率
(筑千合計)
2025年3人2人2.1%
2024年4人1人2.2%
2023年5人なし2.1%
筑波・千葉の実績現役合格率

横浜国立大もよく筑波大と比較される大学ですが、実績がゼロだったため省略しました。

ほぼ毎年、若干名が筑波大に現役合格しています

成績が学年トップレベルなら合格圏内といえるでしょう

茨城大・宇都宮大に合計27人が合格(2025年)

卒業年茨城大宇都宮大現役合格率
(茨宇合計)
2025年16人11人11.3%
2024年22人9人13.5%
2023年11人12人9.5%
茨城大・宇都宮大の現役合格率

茨城大と宇都宮大は下館一高で最も人気の進学先で、毎年20~30人程度の現役生が合格しています。

クラスで上位の成績であれば合格圏内でしょう。

下館一高の進学実績と現役合格率【私立】

2023~2025年、下館一高の私立大学への現役合格実績3年分。

2025年の現役生数は240人(経営計画表に基づく)でしたから、だいたい1人あたり2つの学部に合格していますね。

合格先の内訳を見ていきましょう。

私立大学の現役合格実績ランキング(3年実績)

2023~2025年までの実績から、合格実績が多い順にランキングのトップ5を紹介しましょう。

私立実績ランキング・トップ5

大学名合格実績
(3年合計)
現役合格率
(3年平均)
白鴎大学117人16.5%
東洋大学108人15.2%
日本大学75人10.6%
文教大学62人8.7%
大東文化大学53人7.5%

下館一高から近い白鴎大学が1位にランクイン。

次いで日東駒専(ニッコマ)から東洋大と日本大が2位と3位にランクインしました。

日東駒専にしっかり合格できる子が多いことがわかります

早慶に3人が合格(2025年)

早稲田・慶應とよく比較される上智大・東京理科大の実績もまとめて紹介します。

試験実施年早稲田慶應義塾上智東京理科
2025年1人2人2人なし
2024年なし1人なし1人
2023年なし1人なし5人

毎年慶應に現役合格者を輩出しています。

早慶上理あわせて2~6人しか合格していないので、学年トップの成績でなければ合格は難しいでしょう。

GMARCHに21人が合格(2025年)

よく耳にする「マーチ」「ジーマーチ」は、レベルも倍率も非常に高い大学群です。

GMARCHが第1志望という現役生も多いでしょうね。

大学名2025年2024年2023年
学習院2人3人1人
明治2人4人なし
青山学院なし1人4人
立教4人3人7人
中央7人4人8人
法政6人6人4人
合格者合計21人21人24人
現役合格率
(GMARCH合計)
8.8%9.2%10.0%
GMARCHの現役合格実績

毎年20人以上の現役生が合格しています。

現役合格率に換算すると10%を少し下回るくらいですね。

GMARCHの現役合格率ランキング

大学名合格実績
(3年合計)
現役合格率
(3年平均)
中央19人2.7%
法政16人2.3%
立教14人2.0%
明治6人0.8%
学習院6人0.8%
青山学院5人0.7%

GMARCH合格ランキングのトップ3は中央、法政、立教です

学部にもよりますが、中央、法政はGMARCHの中では偏差値が低い方なので入りやすい大学です。

成成明学レベルに28人が合格(2025年)

成成明学はGMARCHから日東駒専の中間層として知られる大学群で、GMARCHの滑り止めに受ける子が多いです。

下館一高では成成明学が第一志望の子も多いのではないでしょうか。

成蹊・成城・明治学院とよく比較される獨協・國學院・武蔵も一緒に紹介します。

大学名2025年2024年2023年
成蹊2人4人2人
成城2人2人1人
明治学院6人7人4人
獨協15人13人21人
國學院2人1人4人
武蔵1人なし1人
合格者合計28人27人33人
現役合格率
(6大学合計)
11.7%11.8%13.7%

毎年30人前後の現役生が合格しています。

現役合格率合計はGMARCH以上、10%を超えています

日東駒専に72人が合格(2025年)

よく「ニッコマ」と言われる大学群ですね。成成明学よりも知名度が高く、GMARCHの滑り止めとして人気が高いです。

大学名2025年2024年2023
日本20人28人27人
東洋26人73人39人
駒澤13人10人9人
専修13人9人9人
合格者合計72人90人84人
現役合格率
(日東駒専合計)
30.0%39.3%34.9%

毎年70~90人が日東駒専に現役合格していますね

現役合格率はGMARCHの約3倍です。GMARCHに届かなくてもニッコマなら合格できる子が多いことが分かりますね。

日東駒専の人気順と、現役合格率は次の通りです。

日東駒専の現役合格率ランキング

大学名合格実績
(3年合計)
現役合格率
(3年平均)
東洋108人15.2%
日本75人10.6%
駒澤32人4.5%
専修31人4.4%

東洋大はニッコマの中でも偏差値と倍率が高いですよ

大東亜帝国に63人が合格(2025年)

ニッコマのワンランク下の人気私立大学群、大東文化大・東海大・亜細亜大・帝京大・国士舘大をまとめて大東亜帝国と呼びます。

大学名2025年2024年2023年
大東文化18人18人17人
東海28人11人13人
亜細亜4人3人4人
帝京9人16人12人
国士舘4人1人1人
合格者合計63人49人47人
現役合格率
(大東亜帝国合計)
26.3%21.4%19.5%
大東亜帝国の合格実績と現役合格率

毎年50~60人程度の現役生が合格していますね

ニッコマに受かるか不安な子が、滑り止めとして大東亜帝国を受けることが多いです。

実績がニッコマよりも少ない理由は、多くの学生がニッコマで受かるため一部の生徒しか大東亜帝国を受ける必要が無かったからだと推測できます。

現役合格率がニッコマの5~8割なので、ニッコマの合格に不安を覚える生徒が多いことが分かりますね。

下館一高の進学実績まとめ

下館一高では、国立では茨城大と宇都宮大が実績ランキング上位、私立では近隣の白鴎大やニッコマが実績ランキングの上位を占めます。

大東亜帝国の現役合格率が日東駒専の50~80%を占めるので、日東駒専に合格できるか不安を感じる現役生が多いです。

日東駒専の現役合格率がGMARCHの3倍にもぶこと、さらに大東亜帝国の現役合格率が日東駒専の50~80%を占めることから、現役生の平均的な学力は日東駒専とほぼ同じレベルと推測できます。

しかし筑波大、慶應義塾大に現役合格者を毎年輩出していることから、努力次第で筑波大や慶應大への現役合格のチャンスを掴めます。

2026年は附属中学1期生が下館一高を卒業する年ですから、難関大への現役合格実績が高くなることが期待できます。

6年一貫教育の成果がもうすぐ現れるので、注目を続けたいですね。

まとめ

下館一高は国公立では筑波大、私立では慶應やGMARCHへの現役合格が目指せる高校です。

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