竹園高校は茨城県央地域、つくばにある難関公立高校で、1979年に創設されてから100年以上の歴史ある高校です。
周囲には研究施設が多く存在していることもあり、ご両親ともに高学歴なご家庭も珍しくありません。志願者の偏差値も高いため、高難度の高校として知られています。
竹園高校は直近10年間で募集定員は変わっていませんが、ここ5年の間に附属中学校の併設に伴って土浦一高の募集定員が半減したこともあり、竹園高校の志願者数は増加傾向にあります。
昔だったら土浦一高を受験していた層が、竹園高校に流れてきているため、5年以上前と現在では合格する難度は確実に上がったと考えられます。
今回は竹園高校について、公開されていない合否を分けるボーダーラインを当サイト独自の調査により調べました。
また、近年の倍率と募集定員についても紹介します。
目次
竹園高校には何点取れば合格できる?

早速調査結果を示しましょう。この結果は2024年度入試の竹園高校の合格者の内申点、そして学力検査の合計点について調べたものです。
受験者の点数は公開されていませんが、ベネッセなどの情報提供サイトで受験者の点数を知ることが出来ます。今回は27名分、合格者のおよそ8.4%ほどのデータを集めることが出来ました。
縦軸の内申点は135点満点、横軸の学力検査の総合点は500点満点です。
A群とB群の境目や、各々のボーダーラインは一切公開されていませんので、正確なことは分かりません。しかし収集したデータ、その他複数のサイト等の情報を総合的に考慮した結果、以下のように推測します。
入試では内申点と学力検査の双方が考慮されます。
内申点とは、通っている中学校から受験する高校に提出される「調査書」と呼ばれる書類に記載されます。
調査書の記載内容や、内申点の評価方法が不明な方は、下の記事をお読みいただくと、より理解が深まります。
竹園高校に合格するための内申点、学力検査の点数は?
A群のボーダーラインの近年の変化

2023年と2024年の合格者を同じグラフにプロットしました。
色付きの領域は、2024年度入試におけるA群とB群の推定合格領域です。
両年度を比較すると2023年度よりも2024年度の方が、学力検査で高い点数を取らなければ合格できないようになったことが推測できます。
学力検査のボーダーラインは、全体的に10点程度高くなる方向に移動しました。
学力検査の全体的な難度は、2023年と2024年ではほぼ同じです。従って、この難化傾向の原因は、土浦一高の定員が2023年から2024年にかけて80名減少したことにより、土浦一高の一部の受験者層が竹園高校に流れてきたことが一因ではないかと考えています。
2025年度の土浦一高の定員は2024年度と同じため、2025年度の入試のA群、B群の合格基準は、2024年度から大きく変化しないと考えています。
ギリギリ合格できるB選抜の合格基準は?

内申重視枠のボーダーライン
この枠は学力検査の合計点が低い代わりに、内申点が高いため合格した層です。
A群で定員の5~6割が抜粋された場合、内申重視枠で選抜される人数は30人前後です。
図中の緑領域が2024年度入試における内申重視の推定抜粋枠です。
左端の青丸で強調した部分は、ほぼボーダーライン上にいる合格者だと推定しています。
内申重視枠では、学力検査の点数が低いほど内申点が高くなければ合格できません。
内申点別に、合格に必要な点数を示しましょう。
内申点 | 学力検査の合計点 | 5教科平均点 |
135 (平均評定5) | 405点前後 | 81 |
130 (平均評定4.8) | 410点前後 | 82 |
125 (平均評定4.6) | 415点前後 | 83 |
120 (平均評定4.4) | 420点前後 | 84 |
学力検査重視枠のボーダーライン
この枠は内申点が低い代わりに、学力が高いため合格した層です。
A群で定員の5~6割が抜粋された場合、学力検査重視枠で選抜される人数は120人前後です。内申重視枠で合格する人数の4倍です。
多くの受験者が合格できるため、ある程度内申点が低くても合格することができるでしょう。
内申点別に推定するボーダー点数を記載します。
内申点 | 学力検査の合計点 | 5教科平均点 |
110 (平均評定4.1) | 435点前後 | 87 |
100 (平均評定3.7) | 440点前後 | 88 |
90 (平均評定3.3) | 445点前後 | 89 |
80 (平均評定3.0) | 450点前後 | 90 |
学力検査重視枠で注意したいのは、不登校などの理由で欠席数が長期にわたる場合は、学力検査の点数に関わらず問答無用で不合格になる場合があります。
竹園高校に限らず、公立高校は欠席数に敏感なので、その場合は私立高校の受験に切り替えるなど、受験校を検討する必要があります。
私立ならどこでも良いわけではなく、欠席数が評価対象にならない高校を選んで受験しましょう。
竹園高校の近年の倍率

竹園高校の直近10年間の倍率変化を紹介します。募集定員は320名で変わりません。
よく見ると、2020年までは1.21倍から最大1.31倍という範囲で緩やかに変化していますが、2021年頃から倍率の変化が大きくなっていることに気づくでしょうか。
2021年以降の平均倍率は1.28倍です。2023年度から2024年度にかけては上がり傾向でしたので、2025年度は2024年度よりも下がることが考えられます。
志願者数の変化も重ねて紹介します。

2020年までは概ね400名前後の受験者がいましたが、2022年では例年よりも50名程度多い453名が受験しています。
2021年以降で受験者数、そして倍率の変化量が大きくなった原因のひとつに、土浦一高の募集定員の減少が挙げられます。
土浦一高では2021年から段階的に募集定員を減少しており、それに伴って竹園高校の倍率の変化が大きくなっていると考えています。

竹園高校は赤線、土浦一高は青線で定員数と志願者数の変化を示しました。
志願者数は、志願先変更後のものを使用しています。
土浦一高の志願者数は年々減少しており、減少した分は他の高校に分散しています。
竹園高校は土浦一高の近隣である他、同じ公立高校ですから土浦一高の受験者の減少の影響を受けやすいことが考えられます。
2025年度の土浦一高の定員は2024年と同じなので、2025年度のボーダーラインは2024年度から大きく変化することは無いと予想しています。
竹園高校に合格するためのボーダーラインと倍率のまとめ
これまで紹介してきた通り、ボーダーラインは内申点、学力検査の双方で評価されます。
特に内申点は中1~中3までの総合点数なので短期間で挽回することが難しいです。中1から気を抜かずに成績管理を怠らないことが重要です。
それではみなさんの検討を祈ります。(・ω・)ノシ