高校入試

【2025年版】土浦一高の偏差値|合格ライン・倍率・入試対策を解説

「土浦一高の偏差値ってどのくらい?」

「実力テストの目標点は?」

「倍率や2025年の合格点も知りたい!」

土浦一高の偏差値・倍率・合格ライン(合格点+内申点)の目安をまとめました。

偏差値から入試の対策方法まで、幅広く解説します!

筆者について

こんにちは、コビーです

6年の間、茨城県内で塾講師と家庭教師をしていました。

中高生の進路相談実績があります。

志望校に近づくための指標になる「偏差値」や「合格点」について、

要点を押さえながら解説します。

結論まとめ

  • 土浦一高の偏差値は72(茨城統一模試の合格率80%以上の偏差値)
  • 倍率は1.2倍前後
  • 合格点は430点(全教科8割以上を目標にする)
  • 内申点は120点以上(オール4以上を目標にする)

それではいきましょう!

土浦一高の偏差値と入試の難易度

土浦一高の偏差値(模試別)

模試名土浦一高の偏差値(合格率80%)
茨統(茨城統一テスト協会)72
オープン模試(茨進)70
土浦一高の偏差値【2025年版】

偏差値は模試によって異なりますので、茨城県内で人気の模試2つの偏差値を紹介します。

茨城統一模試(通称「茨統」)は県内で最も受験者が多いため、判定が正確な模試として有名です。1月から11月まで年8回と頻繁に実施しているためほとんどの人は受けたことがあるでしょう。

オープン模試は茨進が主催する模試で、茨統よりも難度が少し低めです。

土浦一高の偏差値は70以上なので、完璧な基礎力は無論、幅広い応用力が求められます

一体どんな勉強をすれば合格できるのか合格者が実践しているコツを次の記事で紹介しています。

成績アップの参考に、あわせてお読みください。

土浦一高と県内難関校の偏差値比較

土浦一高と県内の難関高校の偏差値を比較してみましょう。表は全てA判定(合格率80%以上)の偏差値です。

学校名茨統の偏差値オープン模試の偏差値
水戸一高7270
土浦一高7270
竹園高6966
日立一高6864
緑岡高6862
茨城高専6662
竜ヶ崎一高6661
土浦二高6660
牛久栄進6560
水戸二高6558
下妻一高6558
土浦一高と難関公立高の偏差値一覧表(合格率80%)

竹園高校と僅差ですね

土浦一高の入試倍率 10年分

試験実施年土浦一高の倍率募集定員受験者数
2025年1.17162190
2024年1.30160208
2023年1.18240283
2022年1.19240286
2021年1.19280333
2020年1.30320417
2019年1.08320347
2018年1.31320418
2017年1.16320370
2016年1.45320463
茨城県教育委員会が公表している資料から抜粋

土浦一高附属中学が2021年4月に開校されてから毎年段階的に募集定員が減少しています。

基本的に附属中の全員が土浦一高へ内部進学しますが、2025年は外部進学者が2名居たため定員も2名増えました。

例年の倍率は高い年で1.3倍、低い年でも1.2倍です

2025年は低めの倍率でしたから、2026年は例年以上に高い倍率になることが予想されます

直前期の対策を効率的にやることこそ、ライバルと差をつける近道です。

合格者が実践する過去問研究のコツについては次の記事にまとめています。

土浦一高の合格ラインの目安とは?

茨統・県模試・入試本番で目指したい点数

450点が合格点の目安です

余裕を見て460点以上を目指したいですね。

2024年入試の合格点について、土浦一高合格者の試験得点と内申点を集計して下の記事でまとめました。実際にどんな点数なら合格できるか確認してみてください。

関連記事

「茨統」や「茨城県模試」は茨城県公立高校入試を再現しているため、模試でも入試本番の合格点と同等の点数が取れていれば安心です。

ここで紹介している「合格点」はA群選抜のボーダーの目安です。茨城県立入試では2種類の選抜枠があり、それぞれ「A群」・「B群」と呼ばれています。

A群とB群の違い

450点はA群選抜の最低点の目安です

450点に届かなくても、2025年入試では428点(内申130点)で合格した子がいます。おそらくB群の内申重視枠で合格したと考えられます。

内申点は可能な限り高い状態にしたいですね。

かなりの高得点を取らなければなりません。

実際に合格者が着手していた問題集や、勉強方法については次の記事をお読みください。

合格に必要な内申点

内申点の目安は120点です

9教科の平均評定は4.0です。

内申点は中1から中3までの3年間の評定が加味されるため、定期テスト対策は怠らないように気を付けましょう。

厳密に言えば内申点は「調査書」と呼ばれる書類の評価点です。調査書の内容をもっと具体的に知りたい方は次の記事もあわせてお読みください。

関連記事

2025年入試では内申95点でも合格した子もいます。内申が低い場合は高得点を目指しましょう。

内申点が高い場合はA群の合格最低点以下の点数でも合格できますから、対策しておいて損なしですよ!

土浦一高の対策に効果的な学習のコツ3つ

中3は応用力強化に集中する

合格者の多くは中2のうちに中学全範囲を修了します

遅くとも中3の5月までには全単元の総復習を終わらせて、夏休みまでに応用問題に取り組み始めましょう。

合格者が実践した学習スケジュールは次の記事で詳しく書いています。

関連記事

勉強はマラソンのようなものなので、全速力で飛ばしていると夏休み明けにダレ始めます。

夏休み明けから年明けにかけてが一番の勝負所で、ここで手を抜いたら志望校には届きません。

合格者が直前期に行っている勉強法についてはこちらでまとめていますから、合わせてお読みください。

あわせて読みたい

成績が伸び悩んでも焦らない

偏差値65以上になると成績が伸びるのに時間がかかります。

この時期に一番怖いのが、自分が進めている学習計画に自信が無くなり、色々な参考書に手を出してしまうことです。

焦って難しい本に手を出して、全然進まない事ってありませんか?

自分のレベルにあった参考書を信じて周回することこそ成績アップの基本です。

塾無しで頑張っている方に向けて、次の記事で市販のおすすめ参考書をレベル別に紹介しています。

あわせて読みたい

個別指導塾や家庭教師を利用されている方は、塾用の参考書の方が効率が良いので次の記事も参考にしてください。

関連記事

塾用教材は市販教材よりも効率が良いものが多いですが、解説や前置きが簡略化されています。

基礎力が高い人、または個別塾に行っている人は塾教材の方がメリットが大きいですが、基本力に自信が無い人は市販教材を買いましょう

過去問対策に手を抜かない

過去問対策の完成度で合否が決まると言っても過言ではありません。

実は過去問ってめちゃくちゃ効率がいい問題集なんですよ。

難易度も標準から応用までレベルアップに丁度よく、問題も練られているので良問なんですよね。

他府県の公立高校入試も解くと、傾向が似ているので同じような問題が出ることもあります。

特に英語、理科、国語はどの都道府県でも傾向が似ていますから、対策しない手はありません。

対策には「分野別過去問」がダントツでおすすめです。

単元別に攻略できるので、弱点の補強も応用力の強化もできます

効率の高い過去問の勉強方法は次の記事をご覧ください。

土浦一高の偏差値と合格ラインまとめ

ポイントまとめ

  • 土浦一高の偏差値は72(茨城統一模試の合格率80%以上の偏差値)
  • 倍率は1.2~1.3倍程度
  • 合格点は450点
  • 内申点は120点以上(オール4以上を目標にする)

土浦一高のレベル、偏差値72になるには基礎力と高い応用力が求められます。

まずは中2のうちに基礎力を完成させ、中3の秋までに応用問題に慣れましょう。

入試の直前期は公立高校の過去問を解いて、最後まで弱点の発見と補強を繰り返します。

弱点の発見と克服をひたすら繰り返すことが合格の秘訣です

土浦一高の進学実績もまとめていますから、合わせてお読みください。

土浦一高など合格者が実践する入試対策法はこちらです。

-高校入試