こんにちは!コビーです。
土浦一高の偏差値・倍率・合格ライン(合格点+内申点)の目安をまとめました。偏差値から入試の対策方法まで、幅広く解説しますのでご参考下さい。
それではいきましょう!
土浦一高の偏差値と入試の難易度
土浦一高の偏差値(模試別)
模試名 | 土浦一高の偏差値(合格率80%) |
---|---|
茨統(茨城統一テスト協会) | 72 |
オープン模試(茨進) | 70 |
偏差値は模試によって異なりますので、茨城県内で人気の模試2つの偏差値を紹介します。
茨城統一模試(通称「茨統」)は県内で最も受験者が多いため、判定が正確な模試として有名です。1月から11月まで年8回と頻繁に実施しているためほとんどの人は受けたことがあるでしょう。
オープン模試は茨進が主催する模試で、茨統よりも難度が少し低めです。
土浦一高の偏差値は70以上なので、完璧な基礎力は無論、幅広い応用力が求められます。
対策に効果的な問題集を後ほど紹介します
土浦一高と県内難関校の偏差値比較
土浦一高と県内の難関高校の偏差値を比較してみましょう。表は全てA判定(合格率80%以上)の偏差値です。
学校名 | 茨統の偏差値 | オープン模試の偏差値 |
---|---|---|
水戸一高 | 72 | 70 |
土浦一高 | 72 | 70 |
竹園高 | 69 | 66 |
日立一高 | 68 | 64 |
緑岡高 | 68 | 62 |
茨城高専 | 66 | 62 |
竜ヶ崎一高 | 66 | 61 |
土浦二高 | 66 | 60 |
牛久栄進 | 65 | 60 |
水戸二高 | 65 | 58 |
下妻一高 | 65 | 58 |
自信が無ければ竹園高校ですね
土浦一高の入試倍率 10年分
試験実施年 | 土浦一高の倍率 | 募集定員 | 受験者数 |
---|---|---|---|
2025年 | 1.17 | 162 | 190 |
2024年 | 1.30 | 160 | 208 |
2023年 | 1.18 | 240 | 283 |
2022年 | 1.19 | 240 | 286 |
2021年 | 1.19 | 280 | 333 |
2020年 | 1.30 | 320 | 417 |
2019年 | 1.08 | 320 | 347 |
2018年 | 1.31 | 320 | 418 |
2017年 | 1.16 | 320 | 370 |
2016年 | 1.45 | 320 | 463 |
土浦一高附属中学が2021年4月に開校されてから毎年段階的に募集定員が減少しています。
基本的に附属中の全員が土浦一高へ内部進学しますが、2025年は外部進学者が2名居たため定員も2名増えました。
例年の倍率は高い年で1.3倍、低い年でも1.2倍です
2025年は低めの倍率でしたから、2026年は例年以上に高い倍率になることが予想されます。
土浦一高の合格ラインの目安とは?
茨統・県模試・入試本番で目指したい点数
450点が合格点の目安です
余裕を見て460点以上を目指したいですね。
2024年入試の合格点について、土浦一高合格者の試験得点と内申点を集計して下の記事でまとめました。実際にどんな点数なら合格できるか確認してみてください。
「茨統」や「茨城県模試」は茨城県公立高校入試を再現しているため、模試でも入試本番の合格点と同等の点数が取れていれば安心です。
ここで紹介している「合格点」はA群選抜のボーダーの目安です。茨城県立入試では2種類の選抜枠があり、それぞれ「A群」・「B群」と呼ばれています。
450点はA群選抜の最低点の目安です
450点に届かなくても、2025年入試では428点(内申130点)で合格した子がいます。おそらくB群の内申重視枠で合格したと考えられます。
内申点は可能な限り高い状態にしたいですね。
合格に必要な内申点
内申点の目安は120点です
9教科の平均評定は4.0です。
内申点は中1から中3までの3年間の評定が加味されるため、定期テスト対策は怠らないように気を付けましょう。
厳密に言えば内申点は「調査書」と呼ばれる書類の評価点です。調査書の内容をもっと具体的に知りたい方は次の記事もあわせてお読みください。
2025年入試では内申95点でも合格した子もいます。内申が低い場合は高得点を目指しましょう。
内申点が高い場合はA群の合格最低点以下の点数でも合格できますから、対策しておいて損なしですよ!
土浦一高の対策に効果的な学習のコツ3つ
中2のうちに基礎完成を目指す
偏差値72の土浦一高は基礎力を完璧にした上で、高い応用力が求められるレべルです。基礎の習得には時間がかかるので、できれば中2のうちに基礎対策は終えて、中3は応用力強化に時間を割きたいですね。
中2のうちに中3の内容も先取り学習しなければなりませんから、解説が親切な問題集を準備しましょう。
例えば「ひとつひとつわかりやすく」シリーズは解説が丁寧なので先取り学習の定番です。
中3夏休み終わりまでに応用問題に慣れる
基礎が仕上がれば応用問題に着手します。
沢山の解きなれない問題に挑むことになるので、一周するのにも時間がかかります。中3になって夏休みが終わる5カ月間で応用問題集を3周はしたいですね。
「最高水準問題集」や「特進」は高校入試対策の応用問題集として定番です。
実は最高水準問題集と特進って、難関私立高向けの内容なんですよね。
私立入試では高校で習う範囲も出題されますが、公立高校入試では教科書の中からしか出されません。
難関公立高校に特化した問題集ってあまり無いんです。
最近は難関公立高校に特化した英語・数学・国語の問題集、「偏差値70突破」シリーズが出版されています。
公立高校の対策に特化した応用問題集が新登場しました



中3秋から過去問対策を始める
直前期は過去問対策で、最後まで弱点補強を繰り返しましょう。
茨城県だけでなく他府県の公立高校入試問題も解くことで、幅広い範囲の対策が可能です。
特に英語、理科、国語はどの都道府県でも傾向が似ていますから、対策しない手はありません。
対策には「全国高校入試問題正解」がおすすめです。黄色い本と緑の本が出ていますが、黄色い方を買いましょう。緑色は私立、国立向けの内容です。
年内に「全国高校入試問題正解」を終えて、年が明けたら「茨城県立高校入試」の過去問に着手しましょう。

土浦一高の偏差値と合格ラインまとめ
土浦一高のレベル、偏差値72になるには基礎力と高い応用力が求められます。
まずは中2のうちに基礎力を完成させ、中3の秋までに応用問題に慣れましょう。
入試の直前期は公立高校の過去問を解いて、最後まで弱点の発見と補強を繰り返します。
弱点の発見と克服をひたすら繰り返すことが合格の秘訣です
土浦一高の進学実績もまとめていますから、合わせてお読みください。