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【必読!】筑波大生と家庭教師の個人契約を結ぶときのメリット&デメリット

筑波大生と家庭教師の個人契約を結ぶときのメリット&デメリット

「筑波大生と家庭教師の個人契約を結べば、安く利用できるよね」

「筑波大公認のサービスだと安心して利用できそう」

こんなことを考えている方、ちょっと待って下さい。

利用を決断する前に、この記事を最後まで読むことを強くおすすめします

正直な話、筑波大生といきなり個人契約を結ぶとリスクが大きいのでおすすめしません

今回はメリットとデメリットを詳しく紹介しますので、リスクに見合うリターンが得られそうか、ご検討の際に参考にしてください。

この記事でわかること

  • 筑波大公認の方法で筑波大生と個人契約する方法
  • 筑波大生の家庭教師が開始までにかかる時間
  • 筑波大生と個人契約したときの費用
  • 個人契約のメリットとデメリット
  • 「いきなり個人契約」よりもおすすめの方法

筆者について

こんにちは、コビーです

6年の間、茨城県内で塾講師と家庭教師をしていました。

筑波大生だったときに、実際に10件以上の個人契約を大学を通して交わした実績があります。

今回は筑波大学を通した筑波大生との個人契約について、メリットとデメリットをわかりやすくまとめて紹介しましょう。

筑波大生と家庭教師の個人契約を結ぶ方法

念のため、知らない人に向けて筑波大生との個人契約の方法を説明します。

筑波大学が公認しており、最もリーズナブルに利用することができる方法を紹介しましょう。

筑波大学はバイト案件の管理を「バイトネット」に外注している

ぼくがいたころは筑波大学の事務局が家庭教師の案件を受け付けていたのですが、今も同じなのか実際に筑波大学の生活課に電話で取材しました

するとコロナ以降は「バイトネット」に案件の管理を外注しており、家庭教師の案件は事務局では取り扱っていないそうです。

昔あったアルバイトの学内掲示板も廃止したとのことでした。

筑波大学の公式サイトでも次のように書かれています。

家庭教師の求人依頼については、学生アルバイト情報ネットワークの問合せ先(03-5325-0283)に連絡してください。求人方法についてご案内します。(企業等の登録方法とは異なります。)

https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/activity-part-time-jobs/

バイトネットにも電話取材しましたので、申し込み方法を紹介しましょう。

家庭教師をバイトネットに申し込む方法

申し込み方法

  1. バイトネットの申し込み窓口(03-5325-0283)に電話する。
  2. 筑波大学の学生と個人契約で家庭教師をお願いしたい旨を伝える
  3. 電話口でメールアドレスを聞かれるので、連絡が取れるアドレスを伝える
  4. メールで登録フォームが送られてくる
  5. フォームに電話番号やお子様の学年などの必要事項を記入して送信
  6. 登録完了

バイトネットの申し込み窓口は、土日祝がお休みなので注意しましょう。

家庭教師の登録にあたり、特に保護者が気になるポイントについて取材した結果をまとめました。

気になるポイント

  • バイトネットの利用料はゼロ
  • 掲載期間は最長で1ヶ月
  • 募集条件に関わらず筑波大生なら誰でも応募可能
  • 講師の採用方法はご家庭に任される
  • 料金設定もご家庭に任される

1つずつ解説しますね

ポイント①:バイトネットの利用料はゼロ

大学が契約金を払っているので、ご家庭が負担することはありません

回数無制限で掲載することができ、その際にかかる掲載料や事務手数料は全て無料で利用できます。

ポイント②:掲載期間は最長で1ヶ月

講師が決まらなくても、1回で掲載できる期間は最長で1ヶ月です。

1ヶ月たっても応募者がいなければ、もう一度あらためて掲載しましょう。

途中で先生が決まっても、自動では掲載は停止されません

バイトネットに連絡しないと掲載は停止されないので注意が必要です。

ポイント③:募集条件に関わらず筑波大生なら誰でも応募可能

登録された案件は、筑波大生以外には非公開になります。

ただし、フォームにどんな条件を書いても筑波大生であれば誰でも応募可能です。

バイトネットでは応募者に対してフィルタリングをかけないので、ミスマッチな応募者が来る可能性がある点に注意しましょう。

例えば医学類の学生を希望していても、情報システム学類の生徒が応募してくる場合があります。

女性の学生を希望していても、男性の学生が応募する場合もあります。

応募者をお断りするか、採用するかは全てご家庭の判断次第です。

ポイント④:講師の採用方法は全てご家庭に任される

複数の講師が応募してきた場合、採用基準を決めるのはご家庭次第です。

応募があったら応募者から直接連絡があります。

採用方法の一例を紹介しましょう。

採用方法の一例

  • 早いもの順で決める
  • 電話口の対応を見て決める
  • 面接で決める
  • 体験授業を見て決める

複数の応募者がいた場合はどんな採用方法をとるか、応募条件に書いておいた方が良いですね。

大学付近の募集は応募者が殺到しやすいので、必ず書くようにしましょう。

ポイント⑤:料金設定もご家庭に任される

ご家庭で料金を決めなければいけないので、ある程度の相場は知っておきましょう。

ぼくの経験に基づいて、相場をざっくり示します。

超ざっくり筑波大生の相場(医学類以外)

お住まいの地域によって異なります

  • 大学から近い天久保、竹園、桜、研究学園:¥1,500 /時間
  • 水海道、土浦、下妻:¥2,000 /時間
  • 筑西、石岡、牛久:¥3,000~ /時間
  • 水戸、竜ヶ崎:¥5,000~ /時間

バイトネットでは案件が成立したかどうかは把握していないので正確な相場は分かりません

しかし今まで扱った案件の提示金額は分かるので、ある程度ざっくり知りたい方はバイトネットに相談すると教えてくれるでしょう。

まずは相場に近い金額で提示して、集まらなければ上げていきましょう

バイトネットで筑波大生と家庭教師の個人契約をするメリット2つ

バイトネットは筑波大の公認だから安心できる

ポイント

  • 悪質な勧誘が無い
  • 筑波大のメールアカウントを持つ人しか応募できない仕組み

バイトネットは大学が契約金を払っている団体なので、悪質な勧誘がありません。

筑波大のメールアカウントを持っていなければ応募できないので、筑波大生じゃない人が募集を見れない点がメリットです。

筑波大生とリーズナブルに個人契約が結べる

ポイント

  • 掲載料や諸手続きが何度でも無料
  • 家庭教師サービスを通すよりも安価にお願いできる

筑波大生と個人契約を結ぶサービスは色々ありますが、バイトネットを通すと手続きや掲載料が一切無料です。

マッチしなければ何度でも掲載できるので、最も安価に契約できます。

筑波大近辺にお住まいの方は、家庭教師サービスよりもリーズナブルに筑波大生の指導を受けることができる点も大きなメリットですね。

ご家庭が金額を決めるから安心できる

ポイント

  • 思った価格を提示できるから、高い金額を無理に払う必要が無い。

相場がわからない初めて利用する人でも、バイトネットと相談できるのでざっくりとした相場はわかります。

ネットで調べてみると、例えばマッチングTeacherなど筑波大生と直接個人契約を結べるサイトがいろいろ見当たりますよね。

でも登録している学生はみんな好き勝手に時給を書いているので、相場を大きく超える金額を提示している学生も多いです。

バイトネットを通すと適正価格でお願いできるので安心ですね

バイトネットで筑波大生と家庭教師の個人契約をするデメリット5つ

筑波大生なら誰でも応募可能だから採用方法を考える手間がかかる

条件に合うかどうかの審査はご家庭にゆだねられます。

バイトネットでは大学以外の一切のフィルタリングは行わないので、先生の採用方法はご家庭が考えなければなりません

特に大学に近い地域で募集すると、応募者が殺到することもあります。

ミスマッチを防ぐために、フォームの応募条件に細かく要望を書いておきましょう。

希望に沿った学生が来ない場合もありえます

住んでいる地域によっては応募者が集まらない

天久保や竹園あたりは掲示から30分もたたずに応募者が現れることも珍しくありません。

土浦あたりまでなら1日もかからないでしょう。

僕がいたころの話ですが、大学から近い場所は掲示後すぐに応募者が殺到していました。

一方で筑西や水海道、石岡といったエリアは1週間以上たっても成立しないこともあります。

水戸まで離れると、時給¥5,000でもマッチせずに掲載期間を過ぎてしまった案件もありました。

大学から離れているほど応募条件はざっくり書くようにしましょう

逆に大学に近いほど応募条件は細かく書いた方が良いですよ

指導に関するクレームは取り合ってもらえない

バイトネットに取材したところ、バイトに関するクレームは一切取り扱わないとのことでした。

あくまでも大学公認の学生向けの案件紹介所であって、家庭教師サービスではありません。

しかし例えば先生に家庭内のモノを盗まれたり、先生が子どもに怪我を負わせたような事案だったら筑波大に連絡してください。

学生の不始末に関することだったら、筑波大は真摯に対応してくれるでしょう。

でも一般的なバイトのトラブルはまともに取り合ってくれないので、バイトネットや筑波大にクレームを入れても対応はしてくれません。

ご家庭が決めることができる範囲が広い一方で、クレーム処理もご家庭任せです

過去に指導上の問題があった先生でも別の案件に応募できる

ぼくの知人の話をしましょう。

知人があるご家庭の兄弟を担当した時、授業中に大学の課題をしていたことが保護者の反感をかったのか、5回目くらいで打ち切られたそうです。

お金が発生している時間帯に自分の事をやるってのはモラルが相当低いですよね。

そんな問題がある学生でも、その後別の案件に採用されて先生をしていました。

上のエピソードはバイトネットになる前の話とはいえ、このあたりの事情は変わっていないようです。

過去の指導で問題があった先生でも応募できるので、質を重視するなら大学を通した個人契約はしない方が良いです。

講師の質を重視するなら家庭教師サービスの方が安心できる

先生の質を考えるならいきなり個人契約するよりも、ちゃんと審査を通過した先生を選んだ方が絶対に良いです。

茨城県内で人気の安価な家庭教師サービスとして、小中学生なら¥2,000/時間で利用できる「家庭教師のガンバ」が最初に思い浮かぶでしょう。

ただ、ガンバもそうですが多くの家庭教師サービスは教材の購入もセットなので授業料以外にも費用がかかる点がデメリットです。

もし対面にこだわらなければ、オンラインならもっとリーズナブルに利用することができます。

オンラインなら筑波大から離れていても相場の料金は上がりませんからね。

例えば筑波大生を指名できるオンライン家庭教師WAMならば40分あたりの利用料が¥1,900~/回から利用できる上に、高額な教材の購入も必要ないので安心して利用することができます。

「気になる」って方はこちらから資料請求してみてください。

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【オンライン家庭教師WAM】

筑波大生と家庭教師の個人契約を結ぶときのメリット&デメリットまとめ

今回は筑波大の公認、バイトネットを通して学生と家庭教師の個人契約をするときに知っておきたいメリットとデメリットを紹介しました。

  • バイトネットでは最もリーズナブルに筑波大生と個人契約が結べる
  • 住んでいる地域によっては先生が応募しない場合もある
  • バイトネットでは審査をしないので、希望通りの先生が応募してこないこともよくある
  • 先生の質を重視するなら家庭教師サービスを通した方が絶対に良い

今回のまとめ

「まだ受験は何年も先だから、とりあえず様子見でいいや」って人はいきなり個人契約でもアリかもしれません。

だけど「ちゃんとした人が来てほしい」って人は家庭教師サービスの審査を通った人を選んだ方が良いです。

対面にこだわらなければ、オンラインならリーズナブルなサービスが多いです。

例えば筑波大生を指名できるオンライン家庭教師WAMならオンライン塾の中でも比較的安価に利用できるので、ぜひ検討してみましょう。

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どーしても筑波大生と個人契約したいんだ!って方は・・・

せっかく最後まで読んでいただいたので、あまり大っぴらには話せない情報も出しましょう。

ガンバなどの家庭教師サービスを通して先生を紹介してもらった後で、先生が気に入ったら引き抜くご家庭もあります

ぼくも何度か経験させていただきました。大変恐縮です。

「先生もよくてとても気に入っていたんだけど、引っ越すので利用を辞めます」とかが辞める時のよくある理由ですね。

一方で先生には「時給+100円にするから今後もよろしくね」という感じに伝えましょう。

先生にはデメリットがないので、普通は受け入れてもらえます。

ともあれ、正直に言っていきなり個人契約はマジでリスクが高すぎるのでオススメしません

もしどーしても個人契約にこだわるなら、これ以上に有効な方法はありませんよ。

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