
Z会を検討してるけど、タブレットが「ひどい」って本当?
こんな不安をもつ方に向けて、今回はZ会中学生コースのタブレット利用者の本音をまとめました。
この記事では【塾ナビ】【みん評】【塾選】から得られた口コミ518件から、中立的な立場でZ会のタブレットコースの評判を紹介します。
【結論】Z会のタブレットコースは「ひどい」のか?
「Z会 タブレット ひどい」というGoogleのサジェストキーワードから検索をかける人って多いのじゃないでしょうか。
結構インパクトの強い言葉ですが、「ひどい」と言われる理由が2つあります。
ハードウェアとサービス面の理由について、一つずつ解説しましょう。
【理由①】前の専用タブレットの使い心地が悪かった
ハード面での理由です。
2021年から2025年3月まで使われていた第1世代のZ会専用タブレットの評判が、すごく悪かったんですよ。
「相当な忍耐力が無いと続けるのは無理」とまで言われ、この頃からZ会のタブレットはひどいと言われ始めています。
ところが2025年3月以降は第2世代モデルが登場し、今では問題が解決されています。
| 項目 | 第1世代 | 第2世代 |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 8.4インチ | 11.6インチ(B5ノート相当) |
| CPU性能 | - | 約3倍高速化 |
| バッテリー | 約4時間 | 約5時間 |
| タッチペン | AESペン | ワコム共同開発Linear Pen対応 |
| ストレージ | 32GB | 64GB |
劇的に改善されたようで、第2世代になってからは悪い口コミを見なくなりました。
ちょっと前まで粗悪な性能だったことで、今でも「Z会のタブレットはひどい」とのうわさが絶えません。
信頼回復にはもう少し時間がかかるみたいですね・・・
【理由②】向かない利用者が多くなった

サービス面でも「ひどい」と言われている理由があります。
それは単純に、Z会に向かない利用者が多くなったからです。
塾ナビで2023年以降の口コミ468件を分析し、紙とタブレットを比較してみました。
| 評価項目 | タブレット (調査数:377件) | 紙テキスト (調査数:91件) |
|---|---|---|
| 総合評価 | 3.7 | 4.0 |
| 教材の使いやすさ | 3.5 | 3.7 |
| 学習フォローの体制 | 3.7 | 4.0 |
| 教材の分かりやすさ | 3.3 | 3.4 |
| 費用対効果 | 3.4 | 3.2 |
全体的にタブレットの評価の方が低くなっていることから、「ひどい」という噂も消えにくくなっています。
向く利用者からは高く評価されている

向かない人からの声が大きくなっている一方で、向いているご家庭では機能性の面で高く評価されています。
塾ナビでは、紙テキストと比べて「機能性」での高評価(☆4~5)獲得率は約1.7倍も増えました。
できる事が増えたので、タブレット学習に向く利用者からは機能性が高く評価されています。
タブレットコースは、Z会に向く人に特化して進化していると言えるでしょう。
【結論】Z会は向いている家庭に特化した
いったんまとめましょう。
この事実から考えると、「Z会のタブレットはダメ」という単純な結論にはなりません。
ハード面での課題はクリアされたものの、サービス面では向く人に特化した変化がありました。
つまり向き不向きをよく考えて選択をすることが大事だと言えるでしょう。
Z会のタブレット 利用者が指摘する主なデメリット5つ

向き不向きを確認するためには、メリットとデメリットの把握が欠かせません。
この章ではデメリットを掘り下げます。
総合評価、費用対効果、機能性、利便性、フォロー体制の項目に★1、★2の低評価をつけた利用者の口コミから、利用者が感じやすいデメリットを抽出しました。
多い順に5つ紹介しましょう。
モチベーションが保ちづらい
デメリットで最も多かった口コミは、継続の難しさでした。
Z会ではやる気を維持するための積極的なサポートがほとんどなく、続けるためには強い勉強の意志が必要です。
塾なら先生という監督者がいますが、Z会ではやらなくても注意してくれる人は居ません。
例えば月始めには「何を」「いつやるか」計画する機会がありますが、計画を作らなくてもペナルティはありませんし、困るのは自分だけです。
続けていれば努力賞や文房具がもらえる特典もありますが、他に強力なサポートがあるわけでもありません。
「言わないと勉強しない」など、毎日の学習習慣が乏しいご家庭ではZ会が合わないと感じる可能性が高いです。
アプリの使い勝手が悪い
画面が分かりづらく、使い勝手が悪いというコメントも多く見られました。
主に保護者が利用する画面で苦言が多く、学習状況が分かりづらいというコメントが大半を占めました。
他にもお子様が利用する画面でも使いづらいとの評価があります。
良くも悪くも機能が多いので、勉強を始めるまでに4~5回のボタン操作を挟みます。
使い勝手が分からないとスムーズに進めませんので、まずは使ってみて慣れることも大事だと言えるでしょう。
因みに、Z会公式ではタブレット画面を無料で体験できるサイトを公開しています。
アプリの使用感は、前もって確認しましょう
ただ、資料請求でついてくるサンプル教材ほど色々できるわけではないので、使い勝手を詳しく知りたい方は資料請求してください。
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難しくて進めづらい
演習や映像授業が難しくて進めづらいというコメントが21%と第3位でした。
実は学校の成績が低いほど、毎日の勉強時間が短いほど教材がわかりにくいと回答しています。
「教材のわかりやすさ」という指標について、学業成績と1日当たりの勉強時間の関係性を分析した結果が次の表です。
| 評価点 | 学業成績※ | 1日あたりの勉強時間 |
|---|---|---|
| ★★★★★ | 4.2 | 1.7時間 |
| ★★★★ | 3.9 | 1.4時間 |
| ★★★ | 3.7 | 1.4時間 |
| ★★ | 3.6 | 1.3時間 |
| ★ | 2.0 | 0.5時間 |
※学業成績は5点満点評価で、3が平均を意味します。
応用問題が少なく物足りなさを感じる
学業成績が高いご家庭では、むしろ応用問題の割合が少なくて物足りなさを感じるご家庭もあるようです。
具体的には偏差値70を超えるような超難関校を目指すご家庭からは、物足りなさが指摘されています。
偏差値60前後の中堅校なら、Z会1本で合格まで進めやすいでしょう。
インターネットでサボれてしまう
親の目を盗んでサボるキッズ達に頭を悩ませる保護者の口コミが悪評の第5位です。
なんと専用タブレットでもYoutubeやSNSが見れちゃうんですよ。
専用タブレットはインストールできるアプリは制限しているものの、インターネットを禁止していません。
つまり、どんなタブレットでも勉強するふりをしてサボることができちゃいます。
だから集中力やモチベーションが切れやすいお子様は要注意。
保護者が常に管理することも難しいと思うので、自律した学習習慣が必須と言えますね。
Z会のタブレット 評判を分析して見えたメリット5つ

では逆にどんなメリットがあるのか、掘り下げてみましょう。
★4~5の高評価をつけた利用者の口コミを分析し、多かった順に5つ紹介します。
コスパが高い
塾よりもはるかに安い金額で成績を上げることができるコスパの高さが好評のコメント第1位です。
利用者がつけた総合評価では、学校の成績が高いほど、1日当たりの勉強時間が長いほど高評価が多いです。
| 評価点 | 学業成績※ | 1日あたりの勉強時間 |
|---|---|---|
| ★★★★★ | 4.2 | 1.5時間 |
| ★★★★ | 3.9 | 1.5時間 |
| ★★★ | 3.7 | 1.4時間 |
| ★★ | 3.7 | 1.1時間 |
| ★ | なし | なし |
※学業成績は5点満点評価で、1は最下層、3が平均、5が学年トップです。
学業成績が高いご家庭ほど高いコスパを実感しやすいことがわかります。
映像授業や演習問題の質が高い
既に紹介しましたが、学業成績が高いご家庭ほど教材の分かりやすさを評価しています。
筆者も中高とZ会を利用していて、頭をフル回転させてギリギリ解ける出題が多かったことを覚えています。
昔は添削が郵送で戻ってくるまでに1~2週間ほどかかっていましたが、今では最短で即日返却なんですよ。
添削問題は最短で提出当日、遅くても3日以内に返却
時代の変化はすごいですね。
部活や習い事との両立がしやすい
自分のペースで進められるので、部活と両立しやすいというコメントが第3位です。
特に移動中の車の中など、無駄な時間を有効活用できることは、大きな利点と言えるでしょう。
塾だと送迎があったり、夜遅い帰宅に心配になることもあるかもしれません。
好きな時間に進めることが出来るのは、通信学習にしかないメリットです。
AIの苦手分析で弱点を克服しやすい
AIが理解度を判定し、理解度に合わせて学習する機能も評価が高いです。
成績UPに弱点の把握と克服は避けて通れません。
お父さんお母さんの世代なら、弱点の把握、やるべき問題の選定、習熟度の確認など全部自分でやらなきゃいけませんでした。
例えば、間違えた問題に印をつけたりしましたよね?
でもこれら全部をAIに丸投げすることで、勉強だけに集中しやすくなります。
AI問題の利用はいたって簡単で、ただ問題を解くだけです。
AIの提案に沿って問題を解くうちに弱点を克服できる点が大きな強みです。
学習習慣が身につきやすい
続けている間に学習習慣が自然と身についたという口コミが第5位です。
向く人には向いているので、続けやすいと評価するご家庭も多いです。
続けることができれば学習習慣も身につき、自然と学力も伸びやすいと評価されています。
Z会のタブレットが向いている人の特徴3つ

これまでのメリット、デメリットの分析を踏まえて、向いている人の特徴を整理します。
Z会について「継続しやすい」「成績が上がった」と評価するご家庭に共通する特徴をまとめました。
自ら学ぶ姿勢を育てたいご家庭
Z会は、毎日の学習計画や添削課題の復習など、自分で学習を進める場面が多い通信教育です。
その証拠に、多くのコメントで「Z会は自己完結できる家庭向け」だと指摘されています。
保護者が細かく勉強を管理するよりも、「まずは自分で考えて取り組んでみよう」という自主性があるお子様に向いているでしょう。
「学習計画の組み立て」や「やる気の向上」など、Z会には積極的なサポートがありません。
その分、「次は何をやるか」を考えながら学習できるお子様ほど、Z会の特長を活かしやすいです。
テスト対策や弱点の復習、AI演習や添削問題など、Z会のタブレットはできることが豊富にあります。
自分で考えられるお子様なら、様々な機能を使って効率よく成績を上げることが出来るでしょう。
自分でモチベーションの管理ができるお子様
Z会は良くも悪くもマイペースに進めることが出来ます。
ライバルがいる競争環境でもなければ、課題をやらなければ怒られる環境でもありません。
だから、効率よく成績を上げるためにはモチベーションの自己管理が必須です。
具体的には
教育心理学では、このような内発的な理由で勉強できていれば『やる気』が続きやすいとも言われています。
例えば昨日はできなかった計算問題が、できるようになった成長を感じて『やる気』を見出すお子様なら大丈夫でしょう。
難関校を目指しているお子様
| 学業成績 | Z会に対する評価 | 教材への評価 |
|---|---|---|
| トップ~中の上 | 4.03 | 4.02 |
| 平均以下 | 3.69 | 3.09 |
上の表のとおり、学業成績が高いお子様ほどZ会への評価が高いことがわかりました。
学校の授業に余裕でついて行けることができ、難関校を目指すご家庭であればZ会のレベルに満足しやすいでしょう。
定期テスト対策、受験対策、先取り学習、AI問題などやれることがかなり多いです。
やる気があるお子様なら、飽きることなく楽しみながら学習を続けることができるでしょう。
Z会のタブレットが向いていない人の特徴3つ

向いていないと感じるご家庭の特徴をまとめます。
タブレットよりも紙の方が集中しやすいお子様
タブレットでも答案にメモ書きできるなど、紙テキストの使用感を追求しています。
しかしどうしても向き不向は避けられません。
合うかな、と思って始めてもタブレット学習が合わなくて辞めてしまうご家庭もあるようです。
紙テキストの方が集中できる、または過去にタブレット学習に失敗したというご家庭は、参考書や紙テキストが選べる進研ゼミの方が良いかもしれません。
不安な方は、資料請求すると使用感がわかるサンプル教材が利用できます。
季節によっては期間限定の得点もあるので、不安な方ほどぜひ資料請求しましょう。
1人ではモチベーションが続かないお子様
モチベーション管理が難しいお子様に、Z会は向いていません。
こういう外発的な要因の場合、『やる気』の維持が難しいと言われています。
Z会は頭を使う問題も多いので、「やらされる状態」の勉強では身につきません。
特にタブレット学習だと、勉強するふりをしながら隠れてYoutubeを見てしまいます。
サポート体制が強い塾なども視野に検討した方が良いでしょう。
学校の勉強が難しく感じるお子様
難しいと言われているZ会にも基礎演習があり、続けることが出来れば基礎基本を身に着けることは出来ます。
やる気があれば学校の授業に遅れていても問題ないでしょう。
しかし、学校の授業が難しく感じるお子様の大半が「やる気の自己管理」が苦手な子たちです。
その証拠に、学業成績が悪いご家庭ほどZ会の評価も低くなることは既に紹介した通りです。
よほど心を入れ替えない限り、Z会は避けた方が無難でしょう。
通塾や、もう少し継続の難易度が低い通信教育をおすすめします。
第2世代のZ会専用タブレットは無料で利用することもできる
Z会専用タブレットは第2世代になって使用感が劇的に変わりました。
もしタブレットやパソコンが手元にない方は、第2世代のZ会専用タブレットを無料で利用することもできます。
その条件について解説しましょう。
専用タブレットの料金
毎月払いで初回なら、月々¥3,300で利用可能です。
半年で払い終えるので7ヵ月目以降は費用がかかりません。
タブレットを無料で利用するための条件
| 支払方法 | 割引率 | 中1 | 中2 | 中3 |
|---|---|---|---|---|
| 12ヵ月一括払い | 15% | ¥9,980/月 | ¥11,500/月 | ¥13,500/月 |
| 6ヵ月一括払い | 5% | ¥11,154/月 | ¥12,853/月 | ¥15,088/月 |
中3なら12ヵ月一括で¥162,000、6ヵ月一括で¥90,528が1回あたりの支払額です。
「続くかどうかわからん」
って人も多いと思うので、可能であれば手持ちのタブレットで1~2ヶ月様子を見てから6ヵ月一括払いでタブレットを無料で入手する方が無難かと思います。
故障サポートもある
不慮の事故等により専用タブレットが破損してしまった場合のサポートもあります。
補償サービス料は専用タブレットを購入した利用者は必須で入らなきゃいけません。
一括払いで無料になるのは本体とタッチペンだけなので、補償料の発生には気を付けましょう。
【まとめ】Z会中学生コースのタブレットはひどいのか
続けることができるかどうかは完全に利用者次第です。
Z会側からは積極的なサポートもありませんので、自律的な学習習慣が身についていなければ続けることは難しいでしょう。
一方で難関校を志望していたり、やる気に満ちている利用者からは高く評価されています。
お子様の学習状況と照らし合わせて、アリかナシか判断してみてください。
継続できれば難関校に太刀打ちできる学力を身に着けることができます。
心機一転して頑張るぞというご家庭、
もともと学力が高いご家庭は、まずは資料請求でもらえるサンプル教材で感触をつかんでみてください。
向き不向きは、実際に教材に触れて初めてわかります。


